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味気ない古代の森・・・

▼山鹿市立博物館(看板文字は古代の森らしさのないフォント)
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 山鹿市立博物館近くの「江戸時代の民家」へ足を運んだ。

 施錠してあるので、中に入ることができないが、案内看板を読むと、1840年に現在の山鹿市の鍋田に建てられた民家を、1979年(昭和54年)4月に移築したらしい。約200年前の民家は、茅葺き屋根。看板はあるものの、中には入れないでは、価値がない。

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▼江戸時代の民家に何故か古い郵便ポスト(意味不明)
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 また、その近くにあるサイクリングセンター手前に遊具があったけれども、何故か、子供やお母さんの人形が遊具に吊りさがったりしているのが、とても奇妙でならなかった。

 古代の森のテーマは、何なのか!?・・・老朽化した同博物館と同様に、また、和水町の肥後民家村と同様に、徐々に本来のテーマが足元から崩れてきているのかも知れない。炎天下、せっかく古代の森で涼むつもりが、ぬるま湯で薄められたコンソメスープを飲むように、味気ないものになってしまった。

▼不気味に立つ人形たち
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/8/13 01:00 am

連載 山鹿発見伝(5)

▼相良茶屋のおばあちゃん(2017.1.14)

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 今回は、2017年1月から2月にかけて撮影した写真をご紹介することに・・・。

 熊本県山鹿市菊鹿町の相良茶屋(相良観音近く)のおばあちゃんが、藁苞納豆の準備をしていた。年末年始は、藁苞納豆を毎日80本ほど作るらしいが、そのおばあちゃんの自宅には、それ専用の「納豆小屋」があると言う。濃厚な味わいの田舎納豆。先般の記事でも紹介したように、この地域では、正月にはなくてはならぬ存在なのである。

▼菊池川上空で遭遇した川鵜(2017.1.30)

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 野鳥を追っていたが、なかなか遭遇することもなく、菊池川の土手を歩くことにした。一瞬、空を見上げると、頭上近くに大型の野鳥がさっと飛んで行く。また青鷺かと思い、ファインダーを覗くと、クチバシと足が違うような。何と川鵜らしい。思ったよりも、川鵜の翼の大きさに驚いてしまった。

▼岳間渓谷(2017.1.31)
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 冬の岳間渓谷へと車を進めた。予想通り、渓谷は足場が危険なので、真冬撮影するものが何もない。結局、訳のわからぬ赤い実を撮影して戻ることに。この一帯はイノシシも居そうなので、油断大敵。慎重に渓谷から平地へと車を走らせた。

▼一ツ目神社の狛犬(2017.2.7)
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 震岳の手前にある一つ目神社。ここは山鹿の民話にも出てくるもので、筆者にとってはサワガニやモウセンゴケ、クレソンなどが懐かしいところでもある。湧き水があり、近くの溜池には、たまに鴨や青鷺などの野鳥が遊んでいる。

▼傘付き裸電球(2017.2.23)
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 山鹿市内の住宅地の小路を歩いていた。軒先きを見上げると、レトロな傘付き裸電球の街灯が見えた。現役なのか否かわからないが、見ているだけでホッとする。昔、我が家の玄関灯にもあったような・・・。

 今回の写真は正月ボケした、行き当たりばったりのものばかりだが、何の意味もない、ただ、目の前にあるものを撮影する丈のものだった。しかし、時には心が緩み楽しいものである。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/7/28 12:20 am

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