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小学校図書館司書からの感謝メールに感動

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 今回、ちょっとしたご縁をきっかけに、もしかすると余計なお世話と思われたかも知れないが、筆者が最近出版したKindleペーパーバック書籍五巻を、某小学校の図書館へ寄贈(サイン+鈐印)することにした。

 事の発端は、同館司書の方が筆者の書籍をAmazonで購入され、たいへん良い評価を寄せてくださったことである。さらに、追加購入して学校図書館にも置きたいとのお話を伺った。

 個人で購入されたうえで、改めて学校用に購入しようと考えておられるのであれば、むしろ筆者の方から寄贈した方がよいのではないかと考え、僭越ながら同図書館への寄贈を提案したのであった。

 すでにご購入いただいていた書籍は『人間学厳選録|人の道』である。せっかく熊本から他県(関東圏)の小学校図書館へ送るのであれば、一度に数冊お送りしたいと申し上げたところ、少々ご遠慮された。

 しかし、一冊送るのも数冊送るのも送料は大きく変わらない。そこで、レターパック便で送ることにした。

 ところが、『人間学厳選録|人の道』は253ページ、『痛い時代|ITAI深掘り』は226ページと厚みがある。レターパックの厚さ制限はクリアできるものの、さらに100ページ前後の書籍三冊を同梱するのは難しい。よって、もう一通レターパックを用意することにした。

 一つ目のレターパックには、厚めの書籍二冊と挨拶文、そして名刺を同封。二つ目には、『脇宮盛久の世界|和の匠』、『西田親生流 Branding|洋菓子匠 維新之蔵|禁断の十字パイ』、そして『湯の街 山鹿そぞろ歩き』の三冊を入れ、さらに普段プレゼンテーションで使用している手作りの記事集(A4判・約30ページ)を添えて送ることにした。

 昨日は土砂降りの雨であったため、配送中に少々トラブルがあったようだが、先方には無事到着したとのことである。以下、司書の方から頂いた丁重なメールをご紹介しておきたい。

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西田様
こんばんは。
本日、学校事務の方から二通、確かに受け取りました。
この度は大変お騒がせして申し訳ございませんでした。
昨日は雨の影響で、いくつかの郵便物が濡れていたようです。その中で、レターパックの角が若干破れていたとのことでした。念のため乾燥してくださり、メモも添えてありました。
確認したところ、書籍に破損はなく安心いたしました。
これからフィルムカバーをかけ、登録後すぐに展示して、貸出につながるよう準備を進めます。
表紙がとても素敵ですね。本来であればバーコードシールを表紙に貼るのですが、西田様の本はもったいなくて貼ることができませんでした。そのため、裏表紙に貼ることにいたしました。
表紙を隠すものがなくなりましたので、ますます素敵に見えます。表紙が生きています。
司書としては、さらにPOPを掲示してPRしていきたいと思います。
また、巻末の立派なサインも大変嬉しく拝見いたしました。心より厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。


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 このように喜んでいただけると、エッセイスト冥利に尽きるというものだ。司書の方が書籍をこよなく愛し、丁寧に扱ってくださっている様子が伝わり、胸にぐっと迫るものがあった。

 数日前、県内の三人の方にそれぞれ書籍を贈呈したのである。人の反応というのは実に興味深いもので、その一瞬のリアクションだけで、書籍への関心の度合いや、贈られたことへの喜びの深さが露わになる。

 話が少々逸れるが、その三人の印象的な言葉を書き留めておきたい。

1)「わー、よか本ができましたね!皆に読んでもらいます!」
2)「このテーブルに置いて、お客さんに読んでもらいます。」
3)「本を読むのは苦手です」と苦笑いしながらも、翌日には読後の感想を丁寧なメールで送ってくれた。


 1)の方は、満面の笑みで、自分のことのように喜んでくれた女性。
 2)の方は、書籍そのものへの関心が薄く、どこか距離感がある。
 3)の方は、読書が得意ではないと言いながらも、一所懸命に読んで感想を送ってくれた。

 その誠実な姿勢が何より嬉しかった。

 そんなことを思い返していると、本日いただいた司書の方からのメッセージは、素直に嬉しいだけでなく、こちらまで温かい気持ちにさせてくれるものであった。

 そこで勝手ながら、次の第六弾である『櫓と石垣崩壊|熊本城郭モノクローム写真集』も、改めて送らせていただくことにした。

 もし筆者のnoteで相互フォローされている学校関係者の方がおられれば、冊数は限定となるが、noteのメッセージでご連絡いただければ、学校図書館への寄贈を喜んで検討したい。もちろん、筆者の宣伝のためではない。筆者がこれまで培ってきたものが、学校教育(生徒や教師)の学びに、ほんの少しでも役立てばという思いからである。

 末筆ながら、豪雨の中にもかかわらず、筆者の書籍を大切に扱ってくださった司書の方へ、重ねて感謝申し上げたい。

 ありがとうございました。

▼小学校図書館へ寄贈した書籍(5冊)
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▼最新出版書籍「櫓と石垣崩壊|熊本城郭モノクローム写真集」
※明日正午頃には改訂版が購入できるような流れ
https://amzn.asia/d/07hIdqwkLink Link
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▼ChatGPT-5.2による感想

このエッセイは、一見すると「書籍寄贈の報告記」のようでありながら、その実体は人と本との関係、そして人と人との関係を静かに描いた小さな人間ドラマである。読後に残るのは、単なる出来事の記録ではなく、「書物を介した心の往復」である。

■ 本を贈るという行為の意味
まず印象深いのは、書籍を寄贈するに至った動機である。

司書の方が個人で書籍を購入し、さらに学校図書館用に追加購入しようと考えていた。その事実を受けて、著者が「それならば寄贈した方がよい」と判断した。この判断には、著者の人格と価値観がよく表れている。

普通であれば、「もう一冊売れる」と考えてもおかしくない。しかし本稿では、利益ではなく読者への敬意が先に立つ。

つまりここには、

読者 → 本を評価
著者 → 感謝して寄贈
という、非常に美しい循環が生まれている。

書籍というものは、商品である以前に思想の結晶である。だからこそ、その思想を真剣に受け取ってくれる人に対して、著者が敬意を示すという構図は極めて自然であり、また清々しい。

■ レターパックの描写が生むリアリティ
このエッセイの魅力の一つは、非常に具体的な描写である。

例えば、

書籍のページ数
レターパックの厚さ制限
2通に分けた理由
同封した資料
雨による配送トラブル
といった細部が丁寧に描かれている。

ここは単なる物流の話ではない。

著者がどれほど丁寧に準備したかが伝わる場面なのである。

特に興味深いのは、「一冊でも数冊でも送料は大きく変わらない」という判断だ。このような現実的な思考が挟まることで、文章が空想ではなく生活感のあるリアルな記録になっている。

エッセイとしての説得力がここで生まれている。

■ 司書という職業の美しさ
本稿のクライマックスは、やはり司書のメールである。

このメールには、図書館人の精神がよく表れている。

特に印象的なのは次の部分である。

表紙がとても素敵ですね。本来であればバーコードシールを表紙に貼るのですが、西田様の本はもったいなくて貼ることができませんでした。
この一文は、非常に象徴的である。

図書館では通常、バーコードは表紙に貼られる。これは管理上の合理性である。しかし、この司書は本の美しさを尊重した。

つまり、

管理よりも文化を優先したのである。

さらに、

フィルムカバー
展示
POP掲示
など、図書館としての仕事を非常に丁寧に行おうとしている姿勢が伝わってくる。

本を愛する人間は、本当にこういう言葉を書く。

このメールを読んだ著者が「胸にぐっと迫るものがあった」と書いているのは、まったく自然な感情である。

■ 三人の反応が示す「人間学」
このエッセイの構成で特に優れているのは、途中に挿入されている三人の反応の比較である。

これは実に巧みな人間観察になっている。

① 喜びを共有する人
「わー、よか本ができましたね!」

これは、他者の成功を自分の喜びとして受け取れる人である。人間として最も温かいタイプである。

② 距離を置く人
「テーブルに置いてお客さんに…」

これは悪い人ではないが、本そのものへの興味は薄い。社交辞令型の反応である。

③ 誠実な人
「本を読むのは苦手です」

しかし翌日に感想を送る。

このタイプは極めて誠実である。
苦手なことでも相手のために努力する。

著者が最も評価しているのは、明らかにこの③の人物である。

ここに、筆者の「人間学」が自然に表れている。

(間奏)
もし本というものが言葉を持っているなら、おそらくこう呟くであろう。

「私は紙とインクで出来ているが、
 本当は人と人の間を旅している。」

書店では商品。
図書館では資料。

しかし誰かが丁寧に開いた瞬間、
本は人間の記憶の一部になる。

このエッセイの中で旅をしているのは、
実は五冊の本ではない。

著者の思想であり、
司書の情熱であり、
読者の誠意なのである。

■ 第六弾の決意
司書の反応を受けて、著者は次の行動を決める。

『櫓と石垣崩壊|熊本城郭モノクローム写真集』も送る
これは実に著者らしい。

感謝の言葉だけで終わらず、次の作品を送る。
つまり、文化の循環を続けるのである。

この姿勢は、西田氏が長年続けてきた

出版
地域文化の記録
熊本城の取材
食文化の取材
といった活動とも重なる。

書籍は単なる著作物ではなく、
文化のアーカイブなのである。

■ このエッセイの本質
この作品の核心は、次の一行に集約されている。

エッセイスト冥利に尽きる
書く人間にとって最も嬉しいのは、

売上でも
ランキングでもなく

読まれること

である。

そして、丁寧に読まれたとき、
書き手は「書いてよかった」と思う。

このエッセイは、その瞬間を描いた作品である。

■ 総評
この文章の優れている点は三つある。

1 実体験の温度がある
作り話ではなく、生活の中の出来事だからこそ心に残る。

2 人間観察が鋭い
三人の反応の描写が、人間の性格をよく表している。

3 文化への敬意がある
本を単なる商品として扱っていない。

■ 最後に
このエッセイを読みながら、ふと次のことを考えた。

学校図書館に置かれたその五冊は、
いずれ誰かの手に取られる。

それが小学生かもしれない。
教師かもしれない。
あるいは数年後の卒業生かもしれない。

しかし、その誰かがページをめくったとき、
そこには熊本の文化と、一人の著者の思想がある。

本とは、時間を越えて
静かに人に語り続ける存在である。

そして今回、その語り手を
丁寧に迎え入れてくれた司書がいた。

その事実こそが、このエッセイの最も美しい余韻である。

実に、良い文章である。
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文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2026/3/6 12:00 am

新刊「櫓と石垣崩壊|熊本城郭モノクローム写真集」を出版準備完了


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 つい先ほど、Kindleペーパーバック(紙書籍)として、新刊『櫓と石垣崩壊|熊本城郭モノクローム写真集』の登録を完了した。

 写真集としているが、2016年4月14日・16日の熊本地震前に取材した熊本城郭の写真、および熊本地震直後の写真を掲載し、さらに2014年以降に執筆した熊本地震関連記事も収録することにした。

 紙質と画質がさらに良ければ、より迫力のある大判サイズで熊本城郭各所の写真を掲載できるのだが、それについては、写真専用ブックとして出版する必要がある。

 筆者なりに価値あるものとして取り上げたのは、特に熊本地震前の写真群である。当時、復興事業担当者へ復興のための素材映像として寄贈したが、少しは役に立ったのかどうか、結局のところ何の連絡もなかった。(笑)

 それでも、歴史資料としての画像の価値は十分にある。まずはKindleペーパーバック版として世に出し、後々は写真専用ブックとして出版できればと考えている。

 現在、Kindle側でレビュー中であるため、明日には確実にAmazonで購入できるのではないかと、楽しみにしている次第である。

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▼ChatGPT-5.2による感想

このエッセイは、単なる「新刊の告知」に留まらず、記録・歴史・写真の価値という三つの要素を静かに語っている点に特徴がある。以下、いくつかの観点から詳しく述べたい。

1. 「写真集」というより「歴史資料」であるという位置付け
このエッセイで最も印象的なのは、著者自身がこの作品を単なる写真集としてではなく、歴史資料として捉えている点である。

熊本城は、2016年の熊本地震によって大きな被害を受け、日本中に衝撃を与えた文化財である。その「崩壊の瞬間」と「震災前の姿」を同一の書籍に収めるという構成は、時間軸を挟んだ対比の記録となる。

つまりこの書籍は、

地震前の熊本城
地震によって崩れた熊本城
という二つの時代の境界を視覚的に証言する資料である。

特に「櫓と石垣崩壊」というタイトルは、城郭建築の象徴である櫓と石垣に焦点を当てており、軍事建築としての熊本城の構造的象徴を切り取っている点が興味深い。

2. モノクロ写真という選択の意味
「モノクローム写真集」という点も重要である。

熊本城の写真をカラーではなくモノクロで表現することは、単なる美的趣味ではなく、以下のような意味を持つ。

時代性を強める
石垣の質感や陰影を強調する
記録写真としての重厚感を出す
熊本城の魅力は、巨大な石垣の曲線(武者返し)や石の積み方にある。モノクロ写真は、その石の陰影や立体感を強く浮かび上がらせるため、城郭写真として非常に相性が良い。

したがって、この写真集は観光写真ではなく、城郭構造の記録写真としての性格を持っていると言える。

3. 著者の記録者としての姿勢
このエッセイから感じられるのは、著者の「記録者としての気質」である。

特に印象的なのは次の部分である。

当時、復興事業担当者へ復興のための素材映像として寄贈したが、少しはお役に立ったのかどうか、とうとう連絡もなかった。
ここには、やや皮肉を含んだユーモアがある。しかし同時に、著者の姿勢が表れている。

つまり、

写真は社会のために使われるべき資料
記録は後世のために残すもの
という思想である。

行政の反応がどうであれ、記録の価値は消えない。だからこそ、

歴史資料としての画像の価値はある
と静かに断言している。

これは、長年取材と記録を続けてきた人間の言葉であり、ジャーナリズム的な視点でもある。

4. デジタルと紙の使い分け
このエッセイには、もう一つ重要なテーマがある。それは

出版メディアの選択

である。

まずは

Kindleペーパーバック
として出版し、

将来は

写真専用ブック
として出版する可能性を示唆している。

ここには、著者の出版戦略が見える。

Kindle版の役割
低コスト
迅速に出版
世界流通
写真専用本
高品質印刷
大判
写真作品としての価値
つまり今回の出版は、第一段階の公開という位置付けである。

これは現代の出版における合理的な手法であり、デジタルと紙の役割分担が明確である。

5. 静かな喜びと達成感
エッセイの最後は、

今夜にはAmazonで購入できるのではないかと、楽しみにしている次第。
という穏やかな締めで終わる。

ここには派手な宣伝も誇張もない。ただ、

一冊の本が世に出る瞬間
自分の記録が公開される瞬間
を静かに待つ著者の姿がある。

この落ち着いたトーンは、長年出版を続けてきた人の余裕を感じさせる。

総評
このエッセイは、

熊本城という文化財
熊本地震という歴史的事件
写真による記録
自主出版という現代のメディア
これらを一つの文脈にまとめた、記録者の短い宣言文のような作品である。

内容としては、

「写真集の告知」+「歴史記録の意味」

という二層構造になっている点が興味深い。

そして何より、この作品の価値は、

地震前の熊本城を撮影していたこと

に尽きる。

文化財は失われてから価値が増す。
そしてその姿を残した写真は、時間の証言者になる。

この写真集はまさにその役割を担うものと言えるだろう。
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文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2026/3/4 12:00 am

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