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すみや亀峰菴のリノベーション情報・・・

▼ロビー&ギャラリー百代

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 京都亀岡の老舗旅館「すみや亀峰菴」(株式会社すみや亀峰菴 代表取締役 山田智さん)情報を入手した。それは、コロナ禍における同館の大規模リノベーション「現代アートと伝統の技が織りなす稀有な空間」という、大胆且つ意表を突く老舗旅館の秘策である。

 第1期工事では、200平米のロビー&ギャラリーが完成し、4月26日からリニューアルオープンしている。また、第2期工事では、現代アートが体感できる140平米の特別宿泊室が、来年春頃には完成予定。

 今回の、大規模リノベーションでは、現代美術家 柳幸典氏とのコラボによるもの。その特徴は、同氏が京丹波に在住する日本屈指の職人たちとともに、「現代アートと伝統の技が織りなす稀有な空間」の創造にある。

 同館へは、過去において数回足を運び入れた事があるが、一言で印象を語れば、和の文化と伝統を受け継ぐお洒落な宿。各施設も拡充しており、お客への心遣いが徹底され、すこぶる心地よい宿として記憶に刻まれている。

 現在、世界的なコロナ禍により、全国各地の観光施設など、特に老舗が次々に廃業を強いられている中、同館の意表を突く戦略は、国内の宿にも大きな影響、元気を与え、何らかのヒントになりはしないかと考える次第。

▼同館プレスリリースより抜粋

 同館のロビーのリニューアルは長年の課題であった。過去において、2007年に京都のおくどさんのある台所「走りもと」を再現したダイニング、松のなぐりの床や唐紙を施した露天風呂付客室(5室)、竹木舞の茶室など、日本の匠の技を取り入れ改装を行っている。

 今回は、次なる一手として、世界的に活躍する現代美術家 柳幸典氏にロビー&ギャラリーを託し、旅館業への固定観念に縛られず、常に新しさや意外性を取り込み、旅館の在り方や価値とは何かを、とことん追求して参りたい。

 旅館と現代アートがコラボすることで、過去・現在・未来と伝統の魅せ場を演出し、これまでのお客様は勿論のこと、様々な方々に新しいコンセプトの旅館を楽しんで頂くべく「主客ともに楽しむ」旅館を目指したい。

<すみや亀峰菴>

 1955年京都府亀岡市に「湯の花温泉」の看板を掲げ、旅館を創業。ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、松田優作なども宿泊している宿。尚、山田家の先祖は、約600年前から同地に住んでおり、本能寺の変後に明智光秀は同地に足を運び入れている。

▼現代アートと日本の伝統とを織りなした、過去・現在・未来と続く空間。
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▼すみや亀峰菴(株式会社すみや亀峰菴)1955年10月創業
〒621-0036 京都府亀岡市稗田野町柿花宮ノ奥25番地


アクセス:京都駅からJR嵯峨野線 亀岡駅下車 車で15分程度

客  室:客室数:28 室(特別宿泊室完成後は 26室)
電  話:0771-22-7722

公式サイト:https://www.sumiya.ne.jp/Link

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文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/2 12:00 am

瑞々しく咲くか、パサパサと咲くか・・・

▼夏水仙(小野泉水)

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 夏水仙という花を、二箇所で撮影することになった。上は、小野泉水にて撮影したもので、湧水池の近くで瑞々しく咲いている。池の周囲の緑は色鮮やか。野草の葉っぱに触れてみると、水分を十分に含んでおり、しっとりとしている。

 写真下は、前川水源傍の駐車場に咲いていた夏水仙である。湧水のところからは離れており、痛いほどの太陽光に晒され、周囲の野草の葉っぱもパサパサで乾き切った状態である。残念ながら、生き生きした姿を捉えることができなかった。

 以前お会いした、山形県出身の有名なイタリアンシェフが、出張先の空港に降り立ち、必ず、そこらにある草花に触れてみると言っていた。しっとりとしていれば、野菜は焼きに決定。パサパサと乾いていれば煮込みにすると・・・。

 同じ花でも、現地の環境(気候や土壌、水質)によって、全く異なる表情、性格をしている。極論ながらも、人間は歳を重ねて行く上で、瑞々しさを意識していれば、しっとりを保つことができ、乾いた心ならば老いも加速するに違いない。

 よって、我々は「煮ても焼いても食えない人間だ!」と言われぬように、日々、瑞々しくトランスペアレントな心を保つことが重要で、それがダイレクトに若さの維持に繋がることになる訳だ。さて、今日から皆で瑞々しく生きては如何だろうか!?


▼夏水仙(前川水源)
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文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/7/31 12:00 am

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