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寒空とコスモスの花・・・

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 空の様子がおかしい。太陽光を遮る、黒々とした重々しい雲があるかと思えば、急に大粒の雨がフロントガラスを叩く。北上しているので、行先は明るくなるかと期待したものの、何気に、西方から暗雲がどんどん迫り来るような気配。よって、本日の玉名方面の取材地を急遽変更し、菊池市七城町付近の最後のコスモスでも撮そうかと、ステアリングを右へ切ることにした。

 しばらくして川岸近くに咲くコスモスを見ると、ほとんど禿げ散らかした状態で、唖然となった。昨年から放置した状態で咲いているのか、背丈が低く、花びらもやけに小さい。95%は散ってしまっている。その地域の雨は止んでいたが、車のドアを開けると、外気が冷たい。風も結構吹いている。マクロレンズを持参していないので、標準レンズ50mmにて撮影することに。

 僅か15分ほどの滞在で、帰途についたが、途中に2番目の橋近く右側にコスモスが大輪の花をつけているではないか。周囲を見ても駐車場らしきところはないので、車窓よりちょろんと眺めて、再びオフィスに向かった。昨年、そして今年は、コスモスの撮影については不作が続く。風に揺れるコスモスの花々は素敵だが、それを写そうとすると、首や指が攣ってしまう。

 本日はスマホにて雨雲の様子を伺いながら走行していたつもりだが、どうも、黒ずんだ雲に好かれてしまったようである。ここ数日、これと言うものを撮影できないままの状態が続く。季節柄、仕方がないけれども、時には、広大な大海原のサンセットなり、歴史的な建造物の威風堂々とした陰影を切り撮ってみたいものである。どうも、撮影機材手入れの手抜きに罸が当たったようだ。

▼ストーカーとなった暗雲
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▼小ぶりでも最後のコスモスの花たちは美しい
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▼本日の取材ランチ「とろとろ玉子の玉天丼」
(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)
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写真・文責:西田親生

       

  • posted by Chikao Nishida at 2021/11/11 12:00 am

残業を激減させるブラインドタッチ・・・

◎記事と写真は関係ありません

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 アフターファイブの日報がルーチンワークとなり、それが済んでやっと終業という業種も多い。今時、手書きでの日報は皆無に近いと思われるが、パソコンを使って日報を書いたり、その他報告書を書き綴るのに、どれだけ時間を割いているかを各自検証されては如何だろうか。

 多分に、キーボード操作も辿々しく、下手すると、サーバー若しくはクラウドに格納されているエクセルデータのテンプレートを利用するのは結構だが、関数を設定してあるセルに、その箇所がプロテクトされていなければ、関数を消して数字を書き込む無知なる人間を見掛けることがある。

 筆者が社会人となる前に、自分にいくつか課した宿題があった。その一つに、パソコンのキーボードをブラインドタッチで打ち込むことだった。ホームポジションに両手を置き、頭の中にキーボードをイメージしながら、「JJJJKKKKLLLLMMMMNNNN」と口ずさみながら、手首が腱鞘炎になる程に繰り返していった。

 よって、僅か2週間ほどでブラインドタッチとして指が自由に動く様になった。更にそれを進化させる為に、自分でよく使うような単語を思い出しては、何度も何度も、ピアノの鍵盤を流れる様に弾くイメージにて、ローマ字変換にて正確な日本語になるよう、自分なりに苦労したことを思い出す。

 お陰で、社会人となり、新聞社に入社した当時、まだまだ鉛筆や万年筆で書く先輩方ばかりだったが、筆者はキーボードでバチバチと叩き、リターンキーを叩き、プリンタで印刷して完結である。隣の部長が「玩具のようなもの持ち込んで、音がうるさいよ!」と文句を言われたこともあった。

 それから数年が経ち、その部長は職位はそのままだったが、係長になった筆者に、「あの時、教えてもらっておけば良かった!」と苦笑いしながら、時代の流れについて行けなかったことを悔やんでいた。それでも、日々、鉛筆や万年筆にて頑張って文章を書いていたので、アッパレと言わざるを得ない。

 話は私ごとで申し訳ないが、何十年経っても、仕事においてパソコンで使用するアプリは、ワープロ、表集計とグラフ、画像加工、通信、それにデータベース検索などであろうか。特に、ワープロや表集計などは昔と殆ど変わることもなく、ワードやエクセルを使用している人たちが大半である。

 そう考えてみると、現在、キーボードを辿々しく叩いていても、仕事が捌けはずがない。例えば、業務を終えて報告書を書くのに、1時間も掛かれば、結局、年間約300時間ほど無駄な時間を過ごすことになる。それが、毎日15分で終わるのならば、年間約225時間ほど短縮できる。

 ブラインドタッチを習得することで、年間10日弱も無駄な時間が省かれ、日々残業が減る訳で、凄く仕事が楽になりはしないかと申し上げたいのである。2本指でキーボードを叩く人の悪癖はなかなか治るものではないが、これから先、同じ仕事を継続するならば、早速ブラインドタッチに挑戦されてはと思うばかり。


▼湧水池「浮島」(熊本県上益城郡嘉島町)
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写真・文責:西田親生

       

  • posted by Chikao Nishida at 2021/11/8 12:00 am

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