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Obscura Photo Clubの金賞紹介!

▼photo by Peter Kus

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 現在、写真愛好家グループ「Obscura Photo Club」の9年前から現在までの、膨大な各会員の出品作を整理しつつある。しかし、秀作がありすぎて、あれもこれもと選んでいるとキリがない。よって、本日ランダムに8点を選び、ご紹介することにした。

 写真上は、Peter Kusさんの作品。彼は、特撮が大の得意のプロフェッショナル。水滴のクラウンや、上のようにトイカーを如何にも実際の車のように撮影する、凄腕の写真家である。作品は大量にあるので、追って、少しずつ彼の魅力をご紹介できればと考えている。

 また、以下も周作揃いであり、出品作の各ディスクリプションでは、ストーリー性のあるものばかり。特に、Giwrgos Petridisの作品はモノクロームで、ミストに包まれた列車と一人の女性の後ろ姿のストーリーは印象深かった。詳しいディスクリプションがあるので、次回ご紹介したい。

 筆者が個人的なお気に入りは、下の麦畑。豊穣というイメージと共に、温かみと平和な日本そのものが伝わってくる。撮影者は動物好きの方なので、ファインダーで捉える自然は、とても優しくボケが美しい。写真はフォーカスきっちりも良いが、この柔らかなグラデーションは堪らない。

 明日から4月に突入。コロナ感染がなかなか収まらないけれども、時には、カメラをぶら下げて、広大な自然をカメラに収めて行けば、普段の閉塞感から解放されるに違いない。ウクライナ危機が常に脳裏を過ぎる中で、ウクライナの方々に、少しでも心安らぐ作品を届けられればと・・・。


▼photo by Makoto Sakai
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▼photo by Renato Iannone
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▼photo by Adamadia Goga
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▼photo by Takeru Baba
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▼photo by DANDL ASSISTANT
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▼photo by Giwrgos Petridis
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▼photo by Peter Kus
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文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/3/31 12:00 am

悪しき権力を一掃しない限り、庶民の幸福は望めない!

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 権力を振り翳して、世界を混乱に巻き込んでいる独裁者たち。自らの贅沢や近親者ばかりを未来永劫の褒美を与え、実は、仲間の身分保障、金銀財宝や嗜好品に溢れた生活を担保してもらっているに過ぎない。それはセレブとは呼べず、単なる成金者に過ぎず、人間的に人格欠損した輩であることが多い。

 私利私欲に没頭し、武力、恫喝、欺罔、駆け引きなどを常套手段に、平穏無事なる世界を危機的状況に追い込み、自らは豪華なブランドもののスーツやジェケットで身を固め、如何にもホワイトカラーのエリート貴族のように装っているが、裏側を覗けば、冷酷極まりない唯我独尊の人物に過ぎない訳だ。

 時として、独裁者やそれに群がる既得権益者は「体裁」ばかりを気にする。国内でも同様に、黒塗りの高級車に乗り、オーダーメイドの高額スーツを着て、一流ホテルの玄関に車を乗り付け、数人の社員が囲む形で、ホテル玄関に入ってくる。とても滑稽な光景だが、それが権力を得たものの「下手なお芝居」となる。

 この時代において、日本にも悪しき慣習がへばりついており、企業トップの動静において、秘書課の人間がトップの動きにピリピリと反応して、会社玄関では仰々しい送迎シーンを見ることがある。そこまで演出をせずとも、最高位の職位を手にしているのならば、地味に自然体にて動いた方が堂々としてクールだ。

 グローバルな世界にせよ、小さな地方のカントリーサイドにせよ、自然体に公務を全うする首長がいれば、庶民はその方に感謝し、敬愛の念にて接するに違いない。最近多く見受けるなんちゃって首長は、贅沢な高級車を公用車にしてみたり、首長執務室を五つ星ホテルのように改築して批判を浴びている。

 自分自身を周囲がどう見ているのかの実感はない。庶民の幸福度も理解できない。ボンボン議員を見ていると、とんでもない価値観をスタンダードとして赤恥かいている。以前、国民一人の平均年収を聞かれて「1千万円くらいじゃない!?」と軽く言い放った、浮世離れした首相もいたほどだ。

 権力は「他人を支配し従わせる力」を言うが、全ての権力が一人に集中すると、今回のようなウクライナクライシスに繋がってしまう。近親者は、その権力者に媚を売るだけで、我が人生を保障して貰うために、プロパガンダに絶大なる協力支援を行う。お通夜のような暗い顔して、ビクビクと服従している。

 少数権力側と比較すると、庶民と言われる我々の絶対数は比較にならぬほど多勢だ。それが、猿の群れのように、一人のボスが決まると、他の猿たちは日々ビビった生活を余儀なくされ、空腹な弱い猿たちは、目の前の餌にも手を出せない状態となる。これこそ、蛮行を善行を言い張る独裁者のなす業だ。

 貧富の差を無くすことは、世界中の人たちの願いでもある。誰しも、高級ブランドの車や服、高層マンションの最上階を必要とはしていない。必要としているのは、平穏無事なる世界であり、日々家族や友人知人らと共に幸せな生活を送ることである。罪なき庶民を、何故に虫ケラ同然に殺すのか!?

 畢竟、自らが手に入れた強大な権力を、無限にエキスパンドするために、庶民に理不尽なる圧力を掛け、更に独裁に磨きを掛けている。既に人の道を逸脱した卑劣なる蛮行は、歴史的に何の価値もなく、歴史上の偉人として記録されることはない。畢竟、権力者に残されるのは、孤立と破滅した世界だけとなる。

 メンタル面で強い人種は、上述のように権力に依存することなく、自分自身を律して人としての道を歩む。されど、メンタル面で弱い人は、心の隙間に容易に悪魔が入り込む。どんなに有名人であろうが、成金者であろうが、怪しい宗教に染まったり、一瞬の内に人生を台無しにする人も想定外に多い。

 人と人とのコミュニケーションにおいて、猜疑心に包まれている人は、信頼関係を構築できず、その人生はそこで終わる。酷い場合は、自分自身でさえも信じてはいない。何と哀れな人生であろうか。重要なことは、常に胸筋を開いて、人と人との良好なるコミュニケーション構築に専念することだ。

 最後に、権力の最たるものに「国連安保理決議における常任理事国の拒否権」が挙げられる。これは、即座に廃絶すべきもの。そうしなければ、民主主義というものが、国連には存在しないことになる。77年前の第二次世界大戦終結から、延々と続く国連における各国の格差は、時代錯誤としか言いようがない。

 国連は機能不全であり、性急な民主改革を行わねば、ジリ貧と化したままとなる。強大国が偉いと言うものではない。弱小国が位が低い訳でもない。しかし、形骸化した国連安保理の組織的な動きを見ていると苦笑するしかない。何故なら、戦勝国に都合の良いルールで固められているのだから・・・。


▼子供の日の人形(熊本ホテルキャッスル所蔵)
castleobject


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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/3/24 12:00 am

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