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英語が苦手な人が、苦手な訳。なるほど、自然体に欠けるから、上手く喋れない!

chikao


 日本人が、世界でも英語不得意人種ワースト3に入っているのではないかと思えるほど、下手な人が多い。あくまでも私見であるが、以下のような兆候を見出したのだった。

(1)唇や舌、顎、顔面に力が入りすぎて、不自然な発音になっている。

 下手な人の英会話を聞いていると、妙に巻き舌にして喋ろうとしている。イタリア語やスペイン語ではあるまいし、何とも聞き辛く、聞いているだけで、鳥肌が立ってしまう。

(2)抑揚が妙で、単語と単語の繋ぎの滑らかさに欠ける。

 例えば、熊本弁を喋る人が、異様な抑揚をもって英語を喋ろうとすると、何とも不自然極まりないトーンに、これまた、鳥肌が立ってしまう。

(3)「R」と「L」の発音が全くできない。

 日本語では「らりるれろ」だが、英語には「Ra Ri Ru Re Ro」と「La Li Lu Le Lo」の二種類がある。前者は、それを発音する直前に、やや口を尖らせて、小さく「ぅ」を始めに発音して「Ra Ri Ru Re Ro」と話せば、ネイティブに聞こえる。

 後者は、舌先を上顎前歯の付け根に当てて「La Li Lu Le Lo」と発音すると、これまたネイティブだ。

 極端な話、前者は「ぅら ぅり ぅる ぅれ ぅろ」と言えば、「R」の発音がネイティブに近づく。よって、「Rome」であれば「ぅろうむ」と、「room」であれば「ぅるーむ」と発音すれば、バッチリ!

(4)「th」と「s」の発音ができない。

 先ず「th」だが、そんな発音は日本語にはない。だから、遣り難い。ただ、舌先を前歯の上と下で挟んで、空気を漏らしながら、舌先を口内に入れながら発音すると簡単にできる。「thank」、「think」、「through」、「theory」、「thought」に挑戦してみよう。下をサッと引きながら発音してみれば、いとも簡単に発音できる。

 次に「s」は、前歯の上下を噛み合わせて、空気を外にやや強めに「スッ」と噴き出せてば、これまた簡単だ。「sun」、「sing」、「super」、「seminar」、「song」と言ってみたら、実に簡単に遣れる。

※今回は割愛するが、「f」や「ph」、そして「v」の発音も、下唇を上顎前歯で軽く噛みながら発音すれば、バッチリとなる。

(5)日本人は英語の語尾をはっきりと発音しないから通じない。

 「washed」、「wanted」、「waste」、「looked」、「looking」などで、語尾の部分の「トゥ」や「ティッドゥ」、「・・・イングゥ」など、最後の発音を勝手に流してしまうのである。だから、現在形なのか進行形なのか過去形なのか完了形なのも分からない。

(6)顔や体全体に力が入り、口を大きく開けたまま、不自然に話す。

 そこでは口開けないし!と言いたくなるほど、ずっとあんぐり口を開けて、顎に力を入れすぎるために、とても滑稽な表情と共に、身の毛がよだつほどの声が聞こえてくる。それじゃ、通じるものも通じるはずがない。

(7)アルファベットを発音の基準とするから間違った発音となる。

 「a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z」を読んでみよう。「エイビーシーディーイーエフジー・・・」と発音するけれども、会話は単語で成り立つものなので、このアルファベットの発音を基準とすれば、誤った発音になりがちとなる。

 では、「a」を見ることに。以下は、どんな発音になるのか!?「apple」、「able」、「air」、「all」、「aisle」。

 「apple」は「アップル」と発音し、その「a」は「ア」である。「able」は「エイブル」と発音し、その「a」は「エイ」。「air」は「エア」と発音し、その「a」は「エ」。「all」は「オール」と発音し、その「a」は「オー」。最後に、「aisle」は「アイル」と発音し、その「a」は「ア」である。

 よって、アルファベットを読むときは、「a」を「エイ」と発音するが、上記のように、「ア」、「エイ」、「エ」、「オー」、「ア」などと、色んな発音の仕方があることに気づかねばならない。

 日本の英語教育の大きな間違いは、そこから来ている。よって、その他の「b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z」についても、アルファベット読みを基準としては、全ての単語を正確に発音できなくなってしまう。

 上記のように、英語が苦手な方の様子を伺ってみたが、実は、上の7項目をマスターするだけで、英会話能力は格段アップする。

 要は、常に自然体にて、自分の喋り易いトーンで、普通に日本語を喋る感覚にて口ずさめば、会話が成り立つことになる訳だ。

 ネイティブスピーカーの日常会話など、100語程度で十分会話が成り立っていることも知る必要がある。英和辞典のように、36000語も100000語も英単語を覚える必要はない。

 ただ、イディオム(慣用句)だけは、日頃から少しずつ覚えて行けば、段々と英語が楽しいものに感じるようになること間違いない。

▼イディオムのサンプル

a)How is the world treating you? (お元気ですか?)
b)No wonder, you're excited ! (あ、だから、ワクワクしてるんだ!)
c)Don't beat around the bush, get to the point! (ぐだぐだ言わず、要点を言ってよ!)
d)What a night! (何と素晴らしい夜なんだ!)
e)Catch you later! (また後でね!)
f)You'll get used to it soon. (直ぐに慣れるよ!)
g)It’s raining cats and dogs! (土砂降りの雨だよ!)

 兎に角、日本人は目も顔も会話も、表現力に欠ける。会話は単語で成り立つものなので、身振り手振りバリバリにして、目力持って、海外の方へ話し掛ければ、心は通じることになる。それが、会話である。

 余談であるが、昔は、小学校で「ローマ字」を学んでいたと思う。これが、日本人が英語嫌いになる要因の一つでもあり、この存在自体がネイティブ英語の発音を邪魔していたと言っても、過言ではない。さっさと、和製英語とローマ字は忘れ去った方が、宜しかろうと。

 最後に、一番大切なことを言い忘れてしまった。それは、日本語を正確に読み書きができて、理解力がなければ、高尚な英語は読み書きできないということである。

castle20220715-06


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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2022/7/26 12:00 am

洗脳ツールと化した「新興宗教」に毒されるな!・・・教祖が神であるはずがない。気付かねば、全財産を奪われる。

newstop


 『政教分離の原則』とは何ぞや。言葉は立派そうに見えるが、実態は、『政教癒着の現実』となっている。洒落にもならない。国家転覆を狙った『オウム真理教サリン事件』の教訓が、未だに活かされていない。

 筆者が知る中でも、新興宗教に噛まれた人間が何人もいる。有名な俳優(故人)、その他、経営者や公務員も多かった。また、遠縁にあたる人間で、妙な数珠を首に掛け、似非仏教に酔心、迷走していた人物もいた。

 新興宗教の教祖や似非仏教の生臭坊主などは、心が弱り切っている人の心の隙間に入り込み、いとも簡単に洗脳してしまう。また、怪しいセラピストや占い師なども、SNS上で多く暗躍しているが、興味本位で何気に接触してしまい、抜けることができなくなった無知なる人もいる。

 所謂、新興宗教自体を洗脳ツールとして、霊感商法を強行しているだけの話である。或る日、或る人が、急に「その方角と色が悪い」、「◯◯教祖がダメだというからダメだ」、「お布施が僅かだから事故に遭った」、「献金が少ないから不幸が続く」など、何の科学的根拠もなく、恐怖心だけを植え付けて煽り、癌細胞のように信者の心を蝕み、財産を奪って行く。

 「貴方から恐ろしいほど悪い波動を感じる」、「これから先、良からぬことが起きる予兆がある」、「人を刺したり殺したりした先祖の霊が彷徨っている」、「貴方の心に宿る悪き先祖との因縁を浄化する必要がある」と。

 筆者は、何のことやら、全く根拠もなく、非現実的で全然面白くないお伽噺に閉口してしまう。ドキドキするような推理小説を読むのは楽しいが、上述のような、馬鹿げたお伽噺を聞かされると、往復ビンタを打ちたくなるほど、不快感ばかりが募る。

 Clubhouseやその他SNSの中で暗躍する輩たち。その輩は、マインドコントロールが上手そうに見えるが、語る言葉の整合性や所作、日頃の挙動をチェックすると、面白いように「恥ずかしさの境界線」を逸脱し、民度の低い下世話なことをポロポロと話している。失笑物である。

 例えば、こんなことがClubhouseの部屋内で起こった。自称占い師と言う年配女性が、「貴方の体は電磁波で侵されています。自宅の水道の蛇口はアースになるので、その蛇口に手を添えて、お風呂に入る前に、定期的に電磁波をリセットするように!」と語り出した。

 筆者は、その女性が何処の誰だか知らないけれども、Clubhouseで語るお馬鹿なおばさんの虚言に、何度も吹き出してしまった。そろそろブロック掛けて追い出そうとも思ったが、一つだけ質問して様子を見ることにした。

 「お話を聞きましたが、今の水道管は全て金属製ですか?塩化ビニール製のものが多いよね。それって、地面へのアースになるんですか?高層マンションの場合、どうなんだろ!?」と聞くと、その自称占い師はモゴモゴと「私の先生の言ったことをそのまま伝えましたが、私が騙されたんですかね?」と、自分の先生の悪口に変わり、「私が騙されたんだ!」と怒り始めた。

 まあ、自称占い師が、その先生に何百万円支払ったのか知らないが、結局は、自称占い師は操り人形として、何の根拠もなく、つまらぬ事を日々吹聴して回っているのだろうと。何とも情けない話だが、この程度に頭の弱い人が、教祖的な人物を「この人だ!」と思い込み、激しく心酔した相手が悪ければ、死ぬまで騙されたまま、お布施や献金を何百万、何千万と貢ぐに違いない。

 しかし、新興宗教だけではなく、歴史ある寺の中にも、強かで、お布施なをぼったくる生臭坊主が案外多いことを知るべきだ。

 通夜、葬儀に足を運んだ生臭坊主。大した仕事もせず、喪主への請求額が半端ではない。喪主は葬儀場から10万程度が妥当な金額と聞かされ、それを坊主に問えば50万に跳ね上がる。それに加え、戒名代を50万プラスと言って請求する。こんな坊主がいる寺は、先祖から長年檀家であったとしても、さっさと他の寺へ移った方が賢明だ。

 まあ、色々な輩が世の中で暗躍しているのは周知の事実。よって、そのような馬鹿げたトラップに嵌まらぬには、真偽を見抜く眼を持つことである。人の言葉に左右されてフラフラするような人間は、ダメダメ。もっと、自分自身を信じて、真偽の程を見極めること。他力本願な人間は罠に嵌まりやすいので、自力本願を日々徹底せよということだ。

 今からでも遅くないので、友人から紹介された怪しげな輩が教祖していたり、または、ぼったくりを続ける生臭坊主などがいれば、さっさと絶縁せよ。そうなれば、必ずや、今までの負のスパイラルから解放され、不安のない幸せが転がり込んでくるに違いない。幸は自分で引き寄せねば、誰も運んでくれるものではないのだから。

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▼筆者が今から以下のように、読者の方々へ重要な言葉を投げ掛けたい。そこで少しでも心が動けば、筆者の教えを学び、日々励行しなさい。きっと人生は変わります・・・。

「私が全てをお教えしよう。貴方は生まれてから現在に至るまで、心の浄化ができていない。先祖の因縁が心に宿り、今までの人生を無駄にしている。私の言葉を信じなさい。神が必ず救ってくれます。私は、その神の伝道師なのです。私を信じなさい。眼を瞑り、人差し指を額中央に近づけて、ゾワゾワしませんか!?もし、ゾワゾワするのならば、先祖の因縁が貴方の脳の細胞核に宿っていることになります。因縁を断ち切って、浄化しなさい!早く浄化しなければ、貴方の人生は悪しき先祖の因縁に毒され、深い闇に包まれてしまいます!私が神に代わって、その因縁を断ち切るお手伝いを致します。」
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 以上を読んで、心がちょっとでもピクッと動くようでは、残念ながら、読者の方々への筆者の警鐘が伝わっていないことになる。また、読んでクスクス笑える人は、新興宗教や似非仏教などから騙されることは一切ないと確信する次第。しかし、ハニートラップだけは、呉々も御用心あれ。これは、新興宗教のトラップよりも、遥かに癖が悪い。


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/7/24 12:00 am

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