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松の木で作られた、名刺入れ。・・・不思議なご縁を感じる逸品である。

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 数日前だったか、或る方から「松の木で名刺入れを作って貰いました。ご興味あれば、贈ります!」とメッセージが入った。

 5つほど、全て木目が異なる名刺入れの写真が送られてきたので、瞬間的に、このデザインの名刺入れを選ばせて頂いた。

 「私も、これがバランスが一番良いと思います。流石です!」と。本日、宅配便にてオフィスに届いたのだが、早速、以前の名刺入れにおさらばして、この松の木で作られた名刺入れに名刺を二十五枚ほど入れた。

 以前の名刺入れは、十数年間使い古したものだが、ロエベの革製名刺入れだったので、使い勝手は良かったが、多めに名刺を入れると、名刺の角が僅かに潰れることもしばしば。

 よって、この松の木で作られた名刺入れに名刺を入れてみると、ピチッと収まり、名刺の角のことは全く心配しなくて良いようだ。

 お礼のメッセージを送ると、後ほど電話が掛かり、「この名刺入れは、蓋を閉めるときに音がカチッとしますので、人前では閉めない方が良いと思います。人が去ってのち、閉めてください。」と。

 礼節をすこぶる重んじる方なので、流石のシミュレーション&サジェッションである。

 因みに、この松の木は、某店の『松の廊下』という階の高級建材として使用した松の木と同じものを材料にしていると言う。

 年輪をじっと眺めていると、プレゼントして頂いた方の年輪を感じさせるような気がしてならない。密なる年輪が、ある時覚醒して、穏やかな年輪に変わる人生を示唆しているのだろうか。

 とても不思議なご縁を感じる松の木製の名刺入れ。再び掌に乗せ、握りしめると、既に筆者の手に馴染んでいる。

 最後に、もう一度、名刺入れの蓋を開けてみた。ふわっと優しい松の木の香りが鼻腔に入り込んできたのであった。とても、いい感じだ。


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書・写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/26 12:00 am

感動なくして変化なし、進化なし

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 近場の熟年層の中には、『変化』や『進化』が全く見られない人が何人かいる。長年にわたり、石のように動かず、いや、動けないままの人たちである。
 時に、口先では優等生のような発言をすることもある。しかし、そこには『感動』や『感銘』は微塵もなく、あるのはその場しのぎの『鸚鵡返し』だけだ。

 対人関係において、日頃から『敬愛の念』を大切にしている人は、人との接点において『感動』や『感銘』を爆発的に受け取り、常に良い方向へ『感化』される。そして『変化』や『進化』に向かって突き進む。

 ところが、『視野狭窄』の人たちは、自分流の偏った解釈しかできない。そのため至るところでズレが生じ、『感動』や『感銘』とは無縁の場所に立っている。しかも、そのズレに気づかない点が、さらに始末に悪い。

 人というものは、口では何とでも言える。しかし、言葉と行動が真逆であれば、そもそも『本気度』が皆無であり、その場しのぎに傾いているに過ぎない。

 筆者は昨日、一冊の本を一気に読み、その登場人物に『感動』し、『感銘』を受けた。そして根底にある『志』に深く『感化』された。

 自らを『美化』し『自信過剰』に生きる人は、接する相手の価値を理解できず、『感動』も『感銘』も『感化』もないまま人生を送っている。

 また、何事も他力本願で生きてきた人には、『志』は存在しない。軟弱な柳のように、その場の都合に合わせて靡くだけである。

 そのような人は決して『一流』にはなれない。『一流』になる人は、紆余曲折の人生であっても、日々『自己研鑽』に努め、出会う人に『感動』し『感銘』を受け、『感化』を通じて『変化』し『進化』を遂げていく。

 『鉄は熱いうちに打て』という諺があるように、人は『純粋』で『柔軟』な若いうちに鍛錬すべきである。五十代、六十代を過ぎると、ほとんどの人は『変化』も『進化』も見られなくなるのが現実だ。

 しかし、わずかながらではあるが、五十代でも六十代を超えても、常にアンテナを張り巡らし視野を広げ、日々『自己研鑽』に努める人もいる。そうした人は年齢に関わらず『気づき』を得て、無限に『変化』と『進化』を続ける素晴らしい存在である。

 反対に、日々同じルーチンに埋没し、負のスパイラルに陥っている人は、『理解力』、『判断力』、『行動力』、『勇気』、『敬愛の念』、『感動』、『感銘』といった全てを欠落させている。

 そうなると、『鉄』は既に冷えきっており、いくら打っても何の『変化』も『進化』も起きないまま、終焉を迎えることになるだろう。

 筆者は、このように『気づき』のない環境下で、恥ずかしさの境界線を逸脱するような、情けない人生だけは、決して送りたくない。

 極めて優れた頭脳を持つ人間であればこそ、日々『変化』や『進化』を続けてこそ価値がある。どれほど歳を重ねても、心だけは『純粋』でありたいし、決して濁りたくはない。


CHIE2022


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/23 12:00 am

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