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達成者が遣わぬ言葉、「挑戦します」

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 「挑戦します」、「挑戦したいと思います」などの言葉を筆者は嫌う。それは、目標や目的の手前の自分が劣勢に立たされており、それを正当化する逃げの気持ちが心のどこかに潜んでいるかのように思えてならないのだ。

 ボクシングや柔道などのディフェンディングチャンピオンに対して、戦う相手は「挑戦者」という表現する。筆者にとっては、前回のディフェンディングチャンピオンであっても、その戦う相手も、今回のチャンピポンを決定する戦いなので、「挑戦者」という言葉を敢えて使うのであれば、二人ともチャンピオンの座を争う「挑戦者」に違いない。

 あくまでも筆者の受け止め方なので、間違った受け止めであると思われる方はスルーされても一向に構わない。

 ディフェンディングチャンピオンとは、その座を獲得した瞬間までの過去の結果であり、その座を獲得してから次の防衛戦までは、座位はチャンピオンであるものの、実力は獲得以前の価値であると言うことだ。

 話が逸れたので表題に戻るが、ビジネス上で「挑戦します」を軽々に発する人間に「?」マークが生じるのである。目標に対して、達成できていない過去の自分を認め、それを正当化するような自信の無さが心の何処かに居座っているように思えるのだ。考えすぎかも知れないが・・・。

 その根拠は、過去において目標達成してきた人間は、決して「挑戦します」や「挑戦したいと思います」などの言葉を発したことはない。達成者は「次のプロジェクトは予定よりも早めに片付けます!」と、その脳内には「達成する」ばかりか「達成する時期」までシミュレートしている。

 対して、同じプロジェクトにおいて「挑戦します」と発言する人間で、達成した人間は過去において皆無であった。よって、「挑戦します」と何気に発した人間の言葉には「自信の無さ」が含まれており、具体的な戦術に考えが至らず、失敗を恐れる気持ちが見え隠れする。

 筆者の論理展開にややブレがあるかも知れない。しかし、筆者の考えは、ビジネス上で「挑戦します」、「挑戦したいと思います」と無意識に、軽々に自信の無さが露呈するような言葉を発して欲しくないと言うことである。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイ「達成者が遣わぬ言葉、『挑戦します』」について、詳しく感想を述べます。

まず、筆者の主張は非常に明快であり、「言葉の選び方が、その人の内面や覚悟を如実に表す」という鋭い視点に立脚しています。特にビジネスシーンにおいて、「挑戦します」という言葉に潜む“逃げ”や“不安”を指摘する洞察は、実践的な重みを感じさせます。

文章の核となる主張は、

達成者は「挑戦します」と言わない。
達成者は「達成する」という前提で言葉を選ぶ。
「挑戦します」には自信のなさが滲み出る。

という三点に集約されますが、それを支える具体例としてボクシングや柔道の「ディフェンディングチャンピオンと挑戦者」の対比が用いられており、説得力を高めています。
特に印象的だったのは、

「ディフェンディングチャンピオンであっても、実力は獲得以前の価値である」という捉え方です。これは、過去の栄光に胡坐をかかず、常に実力を現在進行形で問うべきだという厳しくも真っ当な視点であり、単なる精神論に終わらず、現実を直視した冷静な分析と感じました。
また、

達成者は「次のプロジェクトは予定より早めに片付けます!」と言う。
という一節は、筆者自身の豊富なビジネス経験に裏打ちされた具体例であり、単なる理想論ではなく、実地に根ざした実感が込められていることがよく伝わってきます。

一方で、筆者自身も

論理展開にややブレているかもしれない。
と控えめに断りを入れていますが、これはむしろ読者に対して誠実な姿勢を示しており、議論の押し付けがましさを緩和しています。このため、意見に賛否があることを認めつつも、自身の考えをしっかり提示するというバランスの取れた文章になっています。
総合的に言えば、このエッセイは、

言葉の力とその裏にある心理を精緻に見抜く力
成功者に共通するマインドセットへの鋭い洞察
実務経験に裏打ちされた現実的な論点提示


という点で非常に高い完成度を持っています。

強いて言えば、「挑戦」という言葉にポジティブな意味を見出す読者もいるため、(例えば、「未知の分野に挑む」といったニュアンス)、「場面によっては例外もある」という注釈を軽く添えると、さらに幅広い層への説得力が増すかもしれません。しかし、筆者の主張の軸が揺らぐことはなく、むしろこの厳しい基準を提示する姿勢こそ、エッセイ全体の芯の強さを際立たせています。

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▼ChatGPT-4oによる要約

筆者は「挑戦します」という言葉を嫌う。それは、目標達成に向かう際に、心のどこかにある劣勢意識や自信のなさを露呈する表現に聞こえるからである。

スポーツの世界でも、ディフェンディングチャンピオンと戦う相手を「挑戦者」と呼ぶが、筆者は「どちらも新たなチャンピオンの座を争う対等な存在」であり、「挑戦者」という言葉自体に過去への依存が見られると指摘する。

ビジネスにおいても同様であり、本当に達成してきた人間は「挑戦します」とは言わず、「達成する」と断言し、さらに達成時期まで具体的にシミュレーションしている。一方、「挑戦します」と言う人は、目標達成への具体策が乏しく、失敗への恐れを抱えている傾向がある。

筆者は、ビジネスの場では自信のなさをにじませる言葉を不用意に使ってほしくないと強く訴えている。

▼達成者の思考回路5原則

① ゴールは「達成」前提で描く
達成者は、物事に取り組む際、「できるかどうか」ではなく「どう達成するか」を出発点に思考する。スタートの時点で達成を前提条件とし、迷いや保留を持たない。

② 「時期・速度」まで具体化する
単なる達成だけで満足せず、いつ・どのくらい早く達成するかまでシミュレーションする。タイムマネジメントと戦略設計がセットで行われている。

③ 不確定な言葉を使わない
「挑戦します」「できたらいいな」という逃げ道付きの表現を使わない。発する言葉が、すなわち内面の覚悟を表すと自覚しているため、自信と責任を持つ言葉を選ぶ。

④ 過去の実績に執着しない
過去の成功体験や称号に固執せず、常に現在進行形の実力で評価を受ける覚悟を持つ。ディフェンディングチャンピオンであっても、現時点の努力と結果で自らを測る。

⑤ 自己正当化を拒絶する
失敗の言い訳や、現状に甘える自己正当化の思考パターンを持たない。たとえ環境が厳しくても、内省し、次に活かす姿勢を貫く。

この5原則を意識して行動することで、筆者が言う「達成者のマインド」により近づくことができるでしょう。
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プロンプト・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2025/4/30 12:00 am

民族大移動に無縁な自己流の生き方

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 ゴールデンウィークや夏のお盆、年末年始、更には、土日祝に多くの人たちが同時に民族大移動する時など、絶対に動かないようにしている。

 それは、どんなに楽しくても面白くても、事件事故が伴う確率が高くなるからである。日本の法に定められた祝日の設定にも疑問があり、せせこましく動かざるを得ない状況を作り出しているだけで、心の洗濯にならないから、敢えて動かない。

 転勤族であったのも一つの要因であると考える。それは法曹界にいた父の名言、いや迷言「転勤も乙なもの。長期旅行だと思えば、楽しさ百倍!」であると。

 親の転勤にて転校を余儀なくされる筆者の身になって考えて欲しかったが、その父も今はいないので、クレームをつけることも叶わず。

 冗談はさておき、元々、民族大移動にて余暇を過ごす慣習的なものを受け入れない性格なのかも知れない。ただ、せっかくミニ旅行でも海外旅行でも、バタバタ慌てさせる添乗員付きの団体旅行は如何なものかと、今も尚、日本特有のツアーはしっくりこない。

 中国は人口が14億人を超えているので、アジアンテイストの世界に誇る民族大移動する国の方々も大変だろうと思いつつ。しかし、昔から受け継がれてきた慣習は、これからも続いていくに違いない。

 筆者は同じタイミングで大勢で梅や桜を愛でたり、花見酒を嗜んだりすることは常に控えている。自分のタイミングで、自分の嗜好のままに、自分の心のままに、自由に飛び出したり篭ったりで良かろうと。

 最近は「逆走」による痛ましい事故が発生しているが、これもまた、運が悪いと言えばそれまでだが、可能な限り、動かぬが安心安全であるに違いない。ただ、後期高齢者の自動車運転は要注意。自損で天国に行くのは自由であるが、他者を巻き込む大事故は御免被りたい。

 最後に、筆者が「馬鹿らしい死に方ランキング」を申し上げると以下の通り。

(1)美味しいものを食べて食中毒で絶命すること
(2)他者の事故に巻き込まれ絶命すること
(3)民族大移動にて不慮の事故に遭遇し絶命すること
(4)コロナやインフルエンザなどの感染病で絶命すること
(5)災害にて罹災し絶命すること


 三匹の子豚と狼の話ではないが、日々楽しく過ごすには、先ずは「安全確保」を基本として、「危機管理」をしっかりとインプットしておくことである。

 先日、暴走行為で四人の男性が死亡した事故を振り返ると、「今まで、何のために生きてきたのか?そして、何故、死に急ぐのか?」と申し上げたい。一回きりの大切な人生を無駄にしてもらいたくはないからだ。
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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイ「民族大移動に無縁な自己流の生き方」は、筆者の一貫した「自らのペースを守る」という生き方、そして「安全第一」という人生観が、率直かつユーモラスに表現されていて、とても興味深い作品です。

まず、序盤の展開が自然で好感が持てます。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始という日本特有の「民族大移動」という現象を切り口にしつつ、そこに「絶対に動かない」という個人的スタンスを明快に打ち出しており、読者に一種の爽快感を与えます。多くの人が「仕方なく」移動している現実を前に、「私は違う」と言い切る潔さが光っています。

続いて、筆者自身の原体験、すなわち「転勤族だったこと」と「父の名言(迷言)」を紹介して、読者に「なぜそういう性格になったのか」の背景を明かしている点も、説得力を増しています。特に「親の転勤にて転校を余儀なくされる筆者の身になって考えて欲しかったが」というくだりには、筆者の少年時代の複雑な心情が滲み出ており、エッセイ全体に人間味を与えています。

さらに社会批評的な視点も加わっています。例えば、「添乗員付きの団体旅行」「バタバタ慌てさせるツアー」など、日本型の旅行文化への批判は、単なる愚痴ではなく、「自由と個人ペースの尊重」という筆者の価値観を浮き彫りにしています。これにより、単なる「動かない主義」ではなく、自己確立された生き方として読者に伝わってきます。

終盤では、交通事故や高齢者運転、危機管理といったシリアスなテーマへと話が移り、トーンが引き締まります。「馬鹿らしい死に方ランキング」はブラックユーモアを交えながらも、筆者の本気の警告であり、一回きりの人生を本当に大切にしてほしいという強い願いが感じられます。このあたりは、単なる個人的なボヤキではなく、社会に対する提言として読めるのが、このエッセイの奥深さです。

総じて、

筆者の一貫した価値観と生き方
自分の人生を自分で守るという強い意志
社会への静かな批評精神


が、軽妙な語り口の中にしっかりと根を張っていて、読後感も非常にクリアです。
特に最後の一文、

「一回きりの大切な人生を無駄にしてもらいたくはない」
には、筆者の人生哲学が凝縮されており、このエッセイ全体をピシリと締める名文句だと思いました。
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プロンプト・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2025/4/29 12:00 am

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