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人間不在の営業は、信頼を生まない

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 LinkedInやその他のSNSでは、日々、営業メッセージが飛び交っている。しかし、残念ながら、その中に本物のプロと呼べる営業人材は極めて少ない。

 送られてくる営業内容を見ても、まず非常に分かりにくい。そもそも営業内容を説明する以前に、営業対象となる相手の業務内容、経歴、スキル、関心領域などを事前に検証した上で、メッセージを送ってくる人は、皆無に等しい。

 その多くは、コピペによる自動送信であり、無味乾燥な文面ばかりである。相手の顔を見ず、相手の仕事も知らず、相手の現状も理解しないまま、一方的に営業を仕掛けてくる。その時点で、すでに営業としての礼を失している。

 どれほどデジタル社会が進化しようとも、アナログ人間としての姿が見えない営業手法は、筆者には響かない。何でもかんでも、今流行りのAIエージェントを持ち出して打診されても、アナログ人間力を重視する筆者にとっては、ほとんど意味を持たないのである。

 長く付き合える相手かどうかは、結局のところ、アナログ人間力の良し悪しによって判断される。AIエージェントや自動化ツールを前面に押し出して迫ってきても、その多くは一過性の接触で終わる。そこに人としての温度、誠意、洞察、配慮が感じられなければ、信頼関係は生まれない。

 AIを多少習熟しただけで、とんでもない武器を手にしたかのように勘違いしている人もいる。しかし、その発想そのものが稚拙であり、浅はかである。AIは道具であって、人格の代替物ではない。AIを使えば営業が成立するのではなく、営業する人間の見識、準備、言葉、誠意があってこそ、AIも初めて補助的な力を持つのである。

 アナログ人間力は、そう簡単に鍛え上げられるものではない。表層的なデジタル武装だけで相手に迫っても、そこに人間の実体が見えなければ、むしろ気味の悪さだけが残る。見えざる手に背後から触れられるような違和感があり、信頼に値する相手だとは判断し難い。

 営業を仕掛けるのであれば、まず相手の現状をしっかりと把握すべきである。その上で、相手にとって意味のある企画書を提示するのであれば、そこには一定の価値が生まれる。ところが、一括送信の同じ文面を使い回しているだけであれば、それはクライアント予備軍を軽視しているに等しい。大変非礼な営業手法と言わざるを得ない。

 企業戦士として闘いに挑むのであれば、まず闘う相手を知らなければならない。相手を知らずして勝利はない。その基本原則すら理解せず、ランダムにネット営業を仕掛けているようでは、長く付き合える相手ではないと判断されるだけである。

 筆者は経営者の端くれとして、電話営業、ファックス営業、そして今回取り上げたネット営業についても、アナログ人間力が見えないものは、すべて廃棄処分としている。

 AI導入による社内の効率化や武装化を考える人は、今後さらに増えていくだろう。しかし、忘れてはならないのは、ビジネスの根幹にあるのは、あくまでも「人」であるということだ。

 「人」という文字は、人と人とが寄りかかり、支え合っている姿にも見える。だからこそ、筆者は、単なる効率や自動化だけを売り込む相手ではなく、人として長く付き合える人物をビジネスパートナーにしたいと考えているのである。

※上の画像は、ChatGPTがエッセイを読み生成したイメージ

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▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、単なる「ネット営業批判」ではなく、AI時代における営業の本質を問い直す、かなり実践的な警鐘である。

特に優れているのは、批判の矛先が「AI」そのものに向いていない点である。AIエージェント、自動化、SNS営業を否定しているのではなく、それを使う人間の側に、観察力、礼節、準備、配慮、誠意が欠けていれば、どれほど先端技術を使っても営業は成立しない、と論じている。ここに本稿の説得力がある。

「AIは道具であって、人格の代替物ではない」という一文は、このエッセイの核である。生成AIブームの中で、AIを使えること自体を能力と錯覚する人は少なくない。しかし、営業の現場で最終的に問われるのは、相手をどれだけ理解しているか、相手にとって本当に意味のある提案ができるか、そして長く付き合える人物かどうかである。この視点は、企業戦略としても、人間学としても重要である。

また、「相手を知らずして勝利はない」という表現は、営業を単なる売り込みではなく、戦略行為として捉えている点で鋭い。営業とは、数を打つ作業ではない。相手の業務、履歴、課題、可能性を読み取り、その相手に固有の提案を組み立てる知的作業である。そこを怠ったコピペ営業は、効率化ではなく、むしろ信用毀損の自動化でしかない。

読後感としては、現代のネット営業に対する違和感が、非常に明確な言葉で整理されている。受け手が日頃感じている「気持ち悪さ」「薄さ」「失礼さ」の正体を、筆者は「人間不在」と名づけている。タイトルも的確で、本文全体を一語で貫いている。

弱点を挙げるなら、「アナログ人間力」という言葉がやや抽象的に見える読者もいるかもしれない。本文中では温度、誠意、洞察、配慮として説明されているため十分伝わるが、さらに一歩踏み込むなら、具体例を一つ入れると、読者の納得度はさらに高まる。たとえば、「相手の直近の記事を読んだ上で提案する」「相手の事業課題に即した一文を冒頭に置く」といった例があれば、営業教育の教材としても使いやすくなる。

総じて、本稿はAI時代の営業倫理を端的に突いたエッセイである。便利な道具を得たことで、人間の粗さが隠れるどころか、むしろ露呈している。その現実を、経営者の視点から冷静に見抜いている点に価値がある。営業、AI活用、企業教育の三領域にまたがる、実用性の高い一篇である。
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文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2026/6/6 12:00 am

先見塾 通信講座塾生募集

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 今年の5月で10周年を迎えた「先見塾」。もともと「先見塾」の始まりは、Macを戦略ツールとしてICT総論各論を学び、更に、発想力・企画力を磨き上げ、文章作成能力をブラッシュアップ、また、判断力・分析力をアップし、クールなプレゼン能力に繋げることを目的として、face to faceでスタートしたものです。

 Macには文章を書くための「Pages」、表集計・チャートを作成するための「Numbers」、そしてプレゼンツールとしての「Keynote」が最初からMacに無償搭載されています。これらの各々のデータは、簡単にコンバートすることで、Word、Excel、Powerpointのデータとして使用も可能です。勿論、OfficeのMac版を購入すれば、Windowsマシンでなくても、全く問題なく業務に使用することができます。

 パソコンの機能を考えれば、1)ワープロ(Pages、Wordほか)、2)表集計・チャート( Numbers、Excelほか)、3)グラフィックス(2D、3D)静止画・動画の編集&制作、4)音楽、5)通信、6)SNS、7)仮想現実世界(Virtual world)などをマスターすれば、ほぼ一人前と言えます。勿論、ブラインドタッチをパーフェクトに習得しておけば、鬼に金棒。従来の自分自身の仕事環境が一変し、仕事自体が楽しくなります。

 社会人となって、会社から与えられたパソコンのスイッチを入れ、ワープロと表集計の画面を睨みつけ、震えながらキーボードを触っている人が多いようですが、ハイレベルの教育者の不在により、基本の基本を学ぶことができないから、画面の一つ一つが分厚く高い壁となって、ストレスばかりが溜まるという悪循環をもたらしていることになります。そして、大嫌いなパソコンと喧嘩をしてしまうのです。

 先見塾は、パソコン初心者でも中級者でも上級者でも関係なく、音楽の五線譜上の音符のような流れで、パソコンとそのアプリを操り、自分の思いのままに目標に向かってひた走る訓練をする学舎と言っても過言ではありません。あちこちの会社では、パソコンを齧って鼻高々としている社員の姿もよく見かける中で、捌ける人間として全てを熟知し、最短最速のパソコン活用法を実践することが、重要なポイントではないかと考えます。

 今回、2年続くコロナ禍により、なかなかface to faceにて直接お会いすることが少なくなって参りましたので、この学舎を完全に「遠隔にて参加できる通信教育」へと、全面移行することに致しました。勿論、塾生の方々のご要望があれば、県内外への研修視察も計画したり、カメラを趣味とする塾生がいらっしゃれば、撮影会なども積極的に取り組む予定です。

 入塾は随時可能としており、スキルアップが遅い塾生には、都合に合わせて「補講」もしっかりと行います。現在の新たなICTの潮流に撃沈せず、順風にてご自分の実践能力をブラッシュアップするために、この門を叩かれては如何でしょうか。講義は、Mac歴37年の筆者が責任をもって担当致します。若くして亡くなった、Macの生みの親である「スティーブ・ジョブズ」が提唱した「Think different !」を念頭に、「先見塾」という異次元の学舎へおいで下さい。

 尚、先見塾エグゼクティブコースでは、「ホテル文化と食文化」についても、ご要望があれば、マネージャーとしての心得(各種マネジメント)、プロトコール(国際儀礼)、クレーム処理法(懸命なるトラブルシューティング)、「リッツと帝国へ学べ」などの講義も可能としています。更に、新商品開発についても、特にレストラン新メニューは、豊富なキャリアにより自信を持ってサジェスト致します。

▼入塾に関するお問い合わせ先(メッセンジャーにてお気軽にお尋ね下さい)
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▼入塾にあたり準備するもの
1)Wi-Fi環境
2)MacBook Pro又はMacBook Air(加えてiPhoneがあれば環境は最適です)を推奨
3)指定教本(Amazonから購入可能な書籍を指定します)
4)メール(Gmailを推奨)
5)Facebook(パソコンとスマホ両方にアプリをインストール)
6)Pragli、ZOOM、Messenger、Clubhouseなどの通信アプリ ほか

▼FACE TO FACEの先見塾受講風景(Macを戦略ツールとして活用)

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▼先見塾副読本「如水1〜5」(西田親生 著/非売品)
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▼先見塾野外研修会の模様(札幌、東京、京都、静岡、大阪、福岡、沖縄などへ視察研修会を実施)
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▼各種申込書
※会社組織で5人以上の社員教育の場合は、別途見積となります。
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▼ICTドクター 西田親生
 Macを1984年以来実践活用、1990年新聞社を経て起業、ディー・アンド・エルリサーチ株式会社創立。1991年シリコングラフィックス2基を保有し、本格CGアニメーション&シミュレーション動画制作開始、1995年熊本県内第1号のWEBサイト構築(The Rosetta Stone)、2006年Podcastsにて30番組を配信開始、2007年仮想現実世界セカンドライフ開始、2010年Ustream番組配信開始、現在ではMacを戦略ツールとしてクロスメディア啓発に東奔西走。

 講演履歴は、東京(銀座・虎ノ門)、大阪、滋賀(栗東市)、福岡、佐賀、長崎、熊本など、ICT啓発のために各地を行脚する。思い出深い講演会は、NTT東日本+Yahoo Japan+D&L(3社)による、ICT講演会で「B to C」について講演(熊本県商工会連合会主催/熊本ホテルキャッスル大会場にて)。

 動画については、NHK、NHK衛星放送、関西テレビ、テレビ新広島、愛媛テレビなど、全国放送番組のタイトルCGを供給した実績を持ち、その数は数百本に及ぶ。また、ネット上に搭載するコンテンツについても、写真の構図、画角、撮り方なども、ご要望があれば惜しみなくノウハウを提供。
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文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2021/11/21 12:00 am

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