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感動なくして変化なし、進化なし

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 近場の熟年層の中には、『変化』や『進化』が全く見られない人が何人かいる。長年にわたり、石のように動かず、いや、動けないままの人たちである。
 時に、口先では優等生のような発言をすることもある。しかし、そこには『感動』や『感銘』は微塵もなく、あるのはその場しのぎの『鸚鵡返し』だけだ。

 対人関係において、日頃から『敬愛の念』を大切にしている人は、人との接点において『感動』や『感銘』を爆発的に受け取り、常に良い方向へ『感化』される。そして『変化』や『進化』に向かって突き進む。

 ところが、『視野狭窄』の人たちは、自分流の偏った解釈しかできない。そのため至るところでズレが生じ、『感動』や『感銘』とは無縁の場所に立っている。しかも、そのズレに気づかない点が、さらに始末に悪い。

 人というものは、口では何とでも言える。しかし、言葉と行動が真逆であれば、そもそも『本気度』が皆無であり、その場しのぎに傾いているに過ぎない。

 筆者は昨日、一冊の本を一気に読み、その登場人物に『感動』し、『感銘』を受けた。そして根底にある『志』に深く『感化』された。

 自らを『美化』し『自信過剰』に生きる人は、接する相手の価値を理解できず、『感動』も『感銘』も『感化』もないまま人生を送っている。

 また、何事も他力本願で生きてきた人には、『志』は存在しない。軟弱な柳のように、その場の都合に合わせて靡くだけである。

 そのような人は決して『一流』にはなれない。『一流』になる人は、紆余曲折の人生であっても、日々『自己研鑽』に努め、出会う人に『感動』し『感銘』を受け、『感化』を通じて『変化』し『進化』を遂げていく。

 『鉄は熱いうちに打て』という諺があるように、人は『純粋』で『柔軟』な若いうちに鍛錬すべきである。五十代、六十代を過ぎると、ほとんどの人は『変化』も『進化』も見られなくなるのが現実だ。

 しかし、わずかながらではあるが、五十代でも六十代を超えても、常にアンテナを張り巡らし視野を広げ、日々『自己研鑽』に努める人もいる。そうした人は年齢に関わらず『気づき』を得て、無限に『変化』と『進化』を続ける素晴らしい存在である。

 反対に、日々同じルーチンに埋没し、負のスパイラルに陥っている人は、『理解力』、『判断力』、『行動力』、『勇気』、『敬愛の念』、『感動』、『感銘』といった全てを欠落させている。

 そうなると、『鉄』は既に冷えきっており、いくら打っても何の『変化』も『進化』も起きないまま、終焉を迎えることになるだろう。

 筆者は、このように『気づき』のない環境下で、恥ずかしさの境界線を逸脱するような、情けない人生だけは、決して送りたくない。

 極めて優れた頭脳を持つ人間であればこそ、日々『変化』や『進化』を続けてこそ価値がある。どれほど歳を重ねても、心だけは『純粋』でありたいし、決して濁りたくはない。


CHIE2022


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書・写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/23 12:00 am

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