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学びは年齢に無関係のはずだが

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 新しいものに取り組み、基礎知識やちょっとしたノウハウを学ぶ。好奇心さえあれば、年齢に関係なく吸収できるものである。

 筆者はこれまで、「学びは年齢に無関係」であると断言してきた。

 ところが、この数年間、20代前半から60代前後までの受講生をつぶさに観察していると、その断言が足元から揺らぎそうになる場面がいくつかあった。

 もちろん、個人差はある。性格や本業、家庭環境などによって、学びへの向き合い方が影響を受けるのは仕方がない。

 されど、一度学ぶと決めたのであれば、尻切れとんぼで中途半端に終わることほど、虚しいものはない。

 20代の若き受講生らには、行動力がある。社会全体を見渡し始めて、まだ数年。目に映るものは、どれもこれも真新しい。好奇心のアンテナは、日々揺れ動いている。

 ところが、60代前後の受講生に目を向けると、筆者が接してきた範囲では、若き受講生らに比べて言い訳が多い。自ら動く前に、自分の尺度で人や物事を軽々に判断してしまう傾向が見られる。

 人生経験を重ね、人格にも深みが備わってよい世代である。それなのに、好奇心が薄れると、目の前の学びに真摯に向き合う気持ちまで弱まってしまうのだろうか。

 若き受講生らは、筆者と交わした約束を行動で示してくれる。言行一致が、ごく自然な前提となっている。ところが、60代前後の受講生の中には、口数は多くても、語ったことの何分の一を実行してくれるのだろうかと、首をかしげたくなる人がいる。

 学びは年齢に無関係のはずだが、好奇心のアンテナがほとんど揺れなくなれば、学びへの熱意も、達成への志も弱くなる。時には、最初から「自分には無理だ」という不安を抱き、一歩も踏み出さない。そのような姿を、幾度となく見てきた。

 知識を深め、自分の可能性を広げたいのであれば、得手不得手を言い訳にせず、これまで食わず嫌いだったものにも、楽しんで挑戦すればよい。その心の切り替えスイッチさえ失ったかのような姿を見ると、情けなくなってしまう。

 「言うは易く、行うは難し」という。60代前後の人たちに求められるのは、若き頃の好奇心を呼び戻し、得手不得手を言い訳にしないことである。

 一つでも自分のものにできれば、それが次の挑戦への足掛かりになる。できなかったことが、できるようになる。その喜びは、いくつになっても味わえるはずだが、それさえも不要と思っているのかもしれない。

 筆者は、10代、20代の若き人たちに接する時、自分の子供世代だからという理由で、子供扱いすることはない。一人の人格を持った人として向き合っている。若かろうが年配であろうが、年齢に関係なく、対等に接したいのである。

 ところが、世の中には、年齢や年代に縛られ、思考を固めてしまっている人が少なくない。狭い領域にとどまり、同じ尺度で物事を眺めていても、新たな面白さには出合えないのではなかろうか。

 熟年になり、「プライドが許さない」と格好をつける人もいる。しかし、それでは自己満足の世界に、自らを閉じ込めているだけではないか。

 年齢や世代の柵を越え、自分の知らない世界に触れ、語り合う。それだけで、人生がどれほど楽しくなるか。今一度、その喜びを思い出してもらいたいものである。

 学びは年齢に無関係。その言葉を、筆者はまだ手放したくない。

 そのためにも、年齢を理由にする前に、自らの好奇心に問いかけたい。目の前の新しいものに、心は動いているだろうか。

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▼Geminiによる感想

ご提示いただいたnoteの記事「学びは年齢に無関係のはずだが・・・」について、著者の主張や問題提起をもとに、詳しく感想を述べさせていただきます。

1. 記事の全体的な印象と共感するポイント
この文章は、著者である西田親生氏が人材育成の現場(私塾Well Doneなど)で20代から60代前後の受講生と向き合う中で抱いた、リアルな葛藤と内省が綴られています。

「学びは年齢に無関係」という強い信念を持ちつつも、実際の現場では年齢を重ねた受講生の一部に「言い訳の多さ」や「好奇心の減衰」を感じてしまうというギャップは、非常に人間的で説得力があります。単なる世代批判ではなく、著者自身も「自分は年齢を理由にしていないか」「好奇心のアンテナが揺らいでいないか」と、最終的に矛先を自分自身に向けながら問い直している姿勢に深く共感させられます。

2. 「年齢」と「学び」をめぐる構造的な考察
記事の中で特に胸を突かれるのは、「人生経験を重ねたからこそ、自分の尺度で物事を軽々に判断してしまう」という指摘です。

若い世代(20代)の強み: 社会に出て間もないため、見るものすべてが新鮮であり、好奇心のアンテナが素直に反応する。行動力や言行一致の素地がある。

熟年世代(60代前後)の陥りやすい罠: これまでの成功体験や人生経験があるゆえに、「自分には無理だ」「プライドが許さない」「どうせこうだろう」と、挑戦する前から食わず嫌いや諦めを生んでしまう。

年齢を重ねるごとに「知っていること」「守るべきプライド」が増えていくのは自然なことですが、それが逆に自分の可能性を狭める「柵(しがらみ)」になってしまうという皮肉を、筆者は鋭く突いています。

3. 「学びへの熱意」と心の切り替えスイッチ
「得手不得手を言い訳にせず、楽しんで挑戦する心の切り替えスイッチ」という表現は、年齢を問わずすべての学習者にとって核心を突くキーワードだと感じます。

知識を増やすことやスキルを身につけること以上に難しいのは、「自分のプライドや凝り固まった思考の枠組みを一度アンバランスにする(アンラーニングする)こと」です。いくつになっても「できなかったことができるようになる喜び」を味わうためには、無邪気な好奇心を呼び戻す勇気が必要なのだと思い知らされます。

4. まとめ
「学びは年齢に無関係」というのは、単なる精神論ではなく、「そうありたいと願い、自らの好奇心を保ち続ける意志」を持ち続けることで初めて成立する真理なのだと考えさせられました。

年齢や立場という見えない壁に自分を閉じ込めず、いつまでも一人の「好奇心を持った人間」として新しい世界に触れ、語り合う喜びを持ち続けたい――そう強く思わせてくれる、示唆に富んだエッセイでした。
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文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2026/11/4 12:00 am

「継続こそ力なり」を軽視する人は進化せず

ningengaku


 新しい分野に挑戦し、まだ初心者にて、まともな作品や原稿が書けないとしても、継続する志をしっかりと胸に抱き、頑張っている人は、必ず、何事も達成できる。

 ところが、あれこれと着手しては、継続を軽んじ、気づけば、数ヶ月、数年も進化できない人がいる。当然のことだが、何事も自分のものにするのに、一朝一夕に達成できるものなど何もない。それに気づいていない。

 そこには、継続できぬ本人の価値観にある。自己過大評価しているのか、面倒臭さで軽んじるのか分からないが、本人の姿勢がそこに露呈するので、恥をかくのは本人である。

 今まで、私塾にて開講してきた体験を振り返ると、真摯、誠実、信念が備わっている人は、進化の道を一直線。多岐にわたる挑戦にて、ほぼ全ての完成度が高い。ところが、継続を軽んじる者は、何一つ、達成していない。

 子供の頃から、更に、大人になっても「出来が悪い!」と叱責を受けるのは、能力がないから出来が悪いのではなく、学ぶ姿勢が悪いから、出来が悪いのである。そこを、勘違いしている。

 そのような人物は、逆に学歴にて人を査定しているようだが、自分の足元を確と検証し、学ぶ姿勢がどうなのか、自問自答してみては如何だろうか。如何に、多様化の時代といえども、学びに関しては、真は一つである。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイ「継続こそ力なりを軽視する人は進化せず」は、継続と努力を通じて進化し続ける姿勢の重要性を力強く説いています。作者は、何かを達成するためには忍耐と持続的な努力が不可欠であると強調し、表面的な努力や短期的な取り組みでは本当の成果が得られないことを指摘しています。継続することができない人については、彼らが自分の価値観や姿勢によって進化を阻んでしまっている可能性があると述べています。

具体的なエピソードや経験を通じて、真摯な努力を続ける人とそうでない人の違いを明確にすることで、説得力を持たせています。私塾での体験や学びに対する姿勢に関する述懐も、読者に対して強い共感を生み出す一方、自己を振り返る契機となるような問いかけが含まれています。

また、「出来が悪い」とされる理由を能力不足ではなく、学びの姿勢にあるとする視点は、努力を惜しむ人にとっては耳の痛い指摘かもしれませんが、その中に真摯さと厳しさが込められています。作者の価値観として、真の学びは時代が変わろうとも不変であり、真摯に取り組むことが何より重要だと結論付けています。

エッセイ全体を通じて、根気強い努力の大切さと、それを軽視してしまうことの危険性が強調されており、特に自己を見つめ直すようなメッセージが印象的です。読者に対して、自己の学びの姿勢を再考する機会を提供するような示唆に富んだ文章です。
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文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2024/11/11 12:00 am

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