2010/06/09
メンタルヘルス
リーダーシップ
昇進をして初めて部下を持ったという人から、部下にどうやって接したらいいかわからないという相談を受けることがあります。
よくよくうかがってみると、管理者研修などで耳にするリーダーシップという言葉が実感としてわからない、ということのようです。
リーダーシップは昔から部下を統率する技法として研究がなされ、山のように出版物がありますし、そういう立場にある人に聞けば、たいてい何かしらリーダーシップに関する一家言を持っているものです。
しかし、書物に書かれていることや成功した人の言うリーダーシップは、書かれている人や言っている人のリーダーシップであって、その形だけを頑なに守ろうとしても、いずれは無理がでるということです。
私は、一番いいのはその人がより自然体に近い形で、グループの持つ目標にメンバーの意識を集中されられることだと思います。
自分でぐいぐい引っ張っていくのも、ハッパをかけまくるのも、言葉や態度により心酔させるのも、その手段であって、手段そのものをリーダーシップと勘違いすると、自分に合っていなければ必ずほころびが出ると言っても過言ではないかと思います。
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登録2010/06/09 21:13:58 更新2010/06/09 21:13:58
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2010/06/08
メンタルヘルス
知りたいのはわかりますが
お話をうかがっていると、たまに「私は○×(病名)でなくて○○なのではないでしょうか?」とか「私は○△(病名)に違いない」とおっしゃる方がいます。
「私は医師でないので診断は出来ませんが、なぜそのように思われるのですか?」と聞くと、どうも医師のつけた診断に納得されていないことがあるようなのです。
もちろん、診断基準が満たされているからこそ、その診断名になっているはずなのですが。
私たちカウンセラーからすると、診断名がどうと言うことより、今困っていたり苦しく感じている事が何なのかと言うことの方が重要で、つまりは神経症であるかうつであるかと言うことよりも、今どんな気持ちを感じているのかとか、死にたいと思っていないか、眠れているのか、ちゃんとご飯を食べられているのか等という方が気になります。
私自身は、日常生活に支障がなければ、病気を抱えていることに対して卑屈になる必要はないと考えています。
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登録2010/06/08 20:19:11 更新2010/06/08 20:19:11
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2010/06/07
メンタルヘルス
ネイルに気が回る人
そう、ナイル(川)ではなく、ネイル(ツメ)です。
爪(ツメ)というと、爪をかむとか爪に火をともすとか、あまりいいイメージがわいてこないと思いますが、ちょっと爪の話にお付き合い下さい。
男性の皆さん、彼女や同僚の女性の爪を意識してみたことはありますか?
ごてごてとしたネールアートをしていればともかく、ピンク系のマニキュアで金のラメが散りばめられている程度では、ほとんど気にもならないというのが実情でしょう。
やってみればわかりますが、爪の保守は結構手間がかかります。
ただマニキュア液をぺたぺた塗ればOKというわけではないし、塗ったならばしっかり乾かさなければなりません。結構時間がかかります。
あなただけのことを想って彼女が手入れをしている姿を想像してみて下さい。
神は細部に宿ると言いますが、愛も細部に宿るのです。
「きれいな爪だね」
その一言があなたへの愛を深めてくれることでしょう。
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登録2010/06/07 16:49:32 更新2010/06/07 16:49:32
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2010/06/04
メンタルヘルス
明日は有楽町で会いましょう
いよいよ明日は産業カウンセリング全国研究大会が東京国際フォーラムで開催されます。
日夜研鑽に勤しむ同士の皆さん、有楽町でお会いいたしましょう
参加者が3,000人以上と言うことなので、見つけにくいかも知れませんが、田子猫を見かけたらお気軽に声をおかけ下さい(^o^)
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登録2010/06/04 18:49:40 更新2010/06/04 18:49:40
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2010/06/01
メンタルヘルス
そのまた草鞋を作る人
新しい仕事についてみたけれど、就職前の説明や期待と違って、こんなはずではなかった。とか、もう辞めたいという話が出るのもちょうど今の時期です。
そんな時、
「かごに乗る人、かつぐ人、そのまた草鞋(わらじ)を作る人」というお馴染みのフレーズを引き合いに出して、今は何のためにワラを編んでいるのか見えないかも知れないけれど、あなたのやっていることは、決して無駄ではないし、誰かの役に立っているんだよと言うと、何か楽になったと言われることがあります。
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登録2010/06/01 22:46:26 更新2010/06/01 22:46:26
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プロフィール
産業カウンセラーは、心理学的手法を用いて、働く人たちが抱える問題を、自らの力で解決できるように援助することを主たる業務としています。
その仕事は、時代とともに変化してきました。創成期は高度成長時代の初期にあたり、地方から集団就職してくる若者の援助者として。高度成長時時代のピークには、OA革命に象徴される職場環境の激変の中における、メンタルヘルス対策の推進者として。そして現在は、リストラに苦しむ多くの人たちや、過度なストレスにより心身の不調をきたす人たちの良き理解者・援助者として活躍しています。
また、産業カウンセラーには、その学識、技能および素養によって段階があり、資格取得後も日々自己研鑽に励んでいます。
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こんばんは
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