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幼い頃の「勘違い」は、凄まじいものがある。

▼写真は「京料理えのきぞの」のご飯

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 いつだったか、幼い頃に、祖父母から「一日一善」という言葉を教わった。その瞬間、元気者だった筆者が悪さをして、明日から「一日一膳」しかご飯が食べられないのではないかと肝を冷やし、凹んだことがあった。

 育ち盛りのガキは食欲旺盛で、祖父母の言うことなど聞く耳を持たず、幼稚園から戻り、外に飛び出せば、日が暮れようが、夕餉の時間に遅れようが知ったことではない。よって、厳しい罰が与えられたと勘違いしたのである。

 今の時代では、両親も祖父母も、ご飯一粒でも喧しく言う人は少ないと思われるが、当時は、ご飯一粒でもお茶碗に残すものなら、「お百姓さんが一所懸命に育てた米を大切にしないと、罰が当たる!」と叱責されたものだ。

 人間とは面白いもので、一度、勘違いをして頭の中に絵面が浮かぶと、何故かその絵面が記憶として深く刻まれてしまう。今でも「一日一善」という言葉を耳にすると、有田焼の小さなご飯茶碗に大盛りの白ごはんが頭に浮んでしまう。

 それから社会人となり、筆者としては「一日一善」を積極的に遣わず、「積善之余慶」という言葉を遣うようにした。しかし、「一日一善」という言葉を聞けば、体調が悪くてもご飯が飛び出し食欲をそそるのだから、実に有難いものである。

 幼い頃の「勘違い」は数限りなくあるけれども、本日は、「一日一善」という言葉をご紹介した次第。


▼写真は「京料理えのきぞの」の土鍋炊き立てご飯
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▼写真は「京料理えのきぞの」の茶懐石のご飯
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◎京料理えのきぞの公式サイト
 https://www.dandl.co.jp/enokizono/Link
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◎西田親生@ICTdocotor「Note」プロフィール
 https://note.com/chikaonishida/n/n6513d8114749Link
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写真・文責:西田親生

                               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/5/17 12:00 am

日本語を軽視するネットニュース記事・・・

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日本語を軽視するネットニュース記事・・・名のあるニュースサイトに誤字脱字が目立つ今日この頃・・・

 ICTを本業とし、ICT総論各論、観光及びグルメ情報、国内外で活躍する人たちのコラムを書き綴る毎日である。勿論、アナログ人間であるが故に、自分自身が書き綴った記事を読み返すと、時折、誤字脱字を相方が発見し、苦笑いすることがある。

 原因は、正確にキーボードを叩いているつもりが、つもりになっていない。主力マシンは、MacBook ProやMacBook Air。キーボードの反応が悪かったり、トラックパッドに指が触れてポインターが跳んだりすることも考えるが、不本意ながら、どれを取ってもケアレスミ・ステイクとしか言いようがない。

 可能な限り、一読、二読して誤字脱字や表現の不味いところを見つけては訂正するようにしている。時には、一度掲載した瞬間にハッと違和感に気づき、すぐさま訂正することもある。言うは易し行うは難しだが、出来うる限り、完璧一発アップロードを心掛けている。

 ところが、近頃は結構名のある公開ニュースサイト(iPhoneアプリなどを含む)を拝読していると、とんでもない誤字脱字があることに気づいてしまう。

 「ロシア軍」と書くべきを「ロシア語」となっていたり、「ですます調」と「である調」が混在したり、主語と述語が曖昧な表現であったり、そのニュースサイトのデスク(責任者)がしっかりと校正していないのかと、首を傾げることがある。

 特に海外のニュースサイト日本語版の場合は、かなり杜撰な校正環境のようだ。適切な日本語になっていないこともしばしば。何を書いてあるのか、意味不明な表現も多い。結局、日本語になっていない訳だ。

 ここで、国内新聞各社の記事を拝読すると、誤字脱字やら主語述語、表現内容は、流石にしっかりとした基準を満たしており、ほぼ、ほぼ、間違いは見当たらない。プロの活字媒体なので当然であると言って仕舞えばそれまでだが、それができていて、初めてジャーナリズムの核たる存在としての価値を持つことになる。

 つい最近のことだが、或る経営者(東京在住)との書簡の遣り取りがあった。その中で、語り言葉を文字にしている点がとても気になっていた。社印や実印を押印した書簡であれば、フレンドリーでいい加減な言葉は極力避けるべきを、堂々と語り言葉を遣っている。

 良く言えば、フレンドリーな時代を彷彿とさせる書簡である。厳しく言えば、経営者らしからぬ文言であり、重厚さも、厳格さも存在しない書簡である。もし、会社を代表する人間であれば、宛先へ敬愛の念を持ち、正確な日本語を書き綴るべきではなかろうか。

 標題のように、兎に角、ネットニュースの日本語はいい加減なものが多い。デジタル世界では、瞬間的に訂正も削除もできるので、いつの間にか、書き綴る日本語を軽視するベクトルが働いているのかも知れない。個人的なBLOGやSNSで誤字脱字があろうがなかろうが、全く問題はないが、プロとしてのメディアであれば、見過ごす訳には行かない。

 しかし、自由に言葉を選べる(表現の自由・言論の自由の拡大解釈)からと、誹謗中傷、揶揄、特定する人への攻撃、ほかデジタルデータの粗野な扱いなどで、名誉毀損や著作権侵害にならぬよう注意すべきが、ネット上での最低限のモラルである。そこは、しっかりとネットユーザーは自覚すべきであり、社会人として、自らの公開情報に対する重責を再認識してもらいたい。

 更に、米国のトランプやロシアの独裁者やその取り巻きではないが、自由なネット空間にて、フェイクニュースを垂れ流したり、閉鎖した環境下において情報操作をするのは絶対に止めるべきだ。実に、大人気ない。五歳児よりも稚拙であり、すこぶる恥ずかしい話となる。

 最後に、自分なりに昨日の記事を検証してみた。タイトルや文字数、空白を含めず、記事のみで1280文字を書いていた。その程度の文字を365日書いているのだから、大きな声では言えないが、1年間に、多かれ少なかれ誤字脱字は存在している可能性は無いと言えば嘘になる。

 これは、自戒を込めての話。フェイクニュースやプロパガンダなどの悪辣なる情報操作を反面教師として捉え、これからは、日本語をもっと大切に、且つ、信憑性の高い情報のみを掲載して行ければと考える次第。


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写真・文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2022/5/16 12:00 am

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