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感情論での人事は、死を招く。・・・兎に角、陰口、誹謗中傷、揶揄のネタは、信用するに値せず。

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 企業において、まさかの人事が下されることがある。一所懸命に自分の能力の限り仕事をしている人の評価が余りにも低く、挙げ句の果てには、その実績を僅か一つのケアレスミステイクにて能無しと誤診されることもしばしば。

 査定する人間が、公正中立なるスタンスで、一人一人を良く観察していれば宜しいが、大抵の場合、そこには腑が煮えくり変えるような私情を絡めて、越権行為の流れにて、要らぬことを囁く心無い人物がいる。

 もし、経営側が、「虚言」や「誇大悪評」をそのまま受け止めてしまうと、その輩が作った落とし穴にすっぽり嵌ってしまい、気づけば、有望株であった有能な人材が社内からどんどん消え去ることになる。

 人を仮に10のカテゴリーにて査定する場合、一つのカテゴリーでミスがあり、残りの9のカテゴリーにて何の問題もなければ、一つのミスで全体を黒く塗り潰してしまうものではない。

 先ずは、ミスの原因は何かを、感情抜きで、冷静沈着にて検証する必要がある。もしかすると、担当者へ担当外の業務負担を強いて、「オーバーワーク」になってはいないか。または、第三者が捏造した「虚偽情報」が混入されてはいないかなどの検証は不可欠である。

 会社は大なり小なり、必ず、社内には牢名主や魔女のような存在がいる。演技が非常に上手く、経営側の近くにいては、傲慢な態度にて、部下の粗相を数倍に膨らませた「虚偽爆弾情報」として経営者に耳打ちする訳だ。

 有る事無い事、作為的に「罠」を仕掛ける輩が一人でも社内にいれば、全ての社員は「猜疑心」を持たざるを得なくなってしまう。そこで、経営側が、輩の言葉に耳を傾けた瞬間に、「社内コンセンサス」は崩壊し、「正義正論」が通らぬ、ダークな企業へと成り下がってしまう。

 何はともあれ、トップダウンだけの企業は時代遅れだ。ボトムアップ重視、且つ、誹謗中傷や揶揄のない、ガラス張りの社内の空気がどれだけ仕事環境としては理想的なのか。今までの悪しき慣習なるものを払拭すれば、ガラス張りが如何に正常な仕事環境なのかが理解できるはずだ。

 目の前で「犯人探しのターゲット」にされた人物がいれば、ほとんど言って良いほど犯人ではない。この世の中、「濡れ衣」にて犯人にさせられ会社を去った人間がどれだけ多いことか。健全な会社であれば、足元にトラップがあるはずがない。しかし、不健全な会社では、足元にはトラップが無数に転がっている。

 「囁き輩」の言葉で掌(たなごころ)に転ばされている経営側は、過去を振り返り、トラブルが多発した原因は何なのか再検証の必要がある。それは「囁き輩」が真のトラブルメーカーとして暗躍していただけの話で、絶妙なる「虚言」にて人を落とし込んでいた事実を、残念ながら、後々知ることになる。

 後の祭りであるが。
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写真・書・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/2/10 12:00 am
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