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今では、なかなか食すことがない『ウツボのお造り』・・・松島観光ホテル岬亭の想い出

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 目の前に置かれた『ウツボのお造り』。生まれて初めて食したのは、2013年5月28日、約10年前に松島観光ホテル岬亭(熊本県上天草市)を訪ねた時であった。

 今にも噛みつきそうな、怖い顔をしている。肉食魚であろうから、顎の筋肉や全身の筋肉が発達しているに違いない。くねくねと岩場の陰から飛び出すウツボにて、食べてみたいという欲望より、写真だけ撮って避けて通る道も考えた。

 しかし、当時の料理長が腕を奮って作ってくれたものなので、完食目指して、挑戦してみようかと。

 小さいが鋭い眼球は、動かないで欲しい。そっと、箸を近づけて、先ず、ワサビを摘み、手前の刺身にのせ、甘露醤油にて食した。

 生臭みどころか、無臭に近い。ウツボの身はプリプリしており、伊勢海老のそれに打ち勝つほどのものだ。食感素晴らしく、歯切れも良い。悍ましい姿の刺身とは想像を絶するほどの、美味三昧。

 母を亡くして酒を止めていたので、早速、熱々のご飯と共に頂き、このグロテスクな刺身にがっついた。さっぱりした身なので、どんどんと胃袋に入って行く。結局、ご飯を御代わりしてして、大きなご飯茶碗二杯食べたようだ。

 この『ウツボのお造り』は、現在、コロナ禍となってサーブされるか否かは伺っていないが、数人で、『ウツボ』、『伊勢海老』、『アズキアコウ』の白身三種のお造りをがっつけば、天草丸ごと食べるような気分になるに違いない。

 勿論、ご当地名物の『車海老』や『真鯛』、『平目』もあろうけれども、今回、懐かしくもあり、非常に珍しい、このグロテスクな『ウツボのお造り』のご紹介をすることにした。

 是非、一度、ご賞味あれ!

▼松島観光ホテル岬亭公式サイト
https://www.misakitei.co.jp/Link


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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/9/24 12:00 am
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