灼熱の太陽が照りつける。赤道に近くなれば、こうも紫外線も強いのか！？・・・マングローブの森を一回りして、やっと昼食のありつけることになった。

　魚介類の養殖をしている筏（いかだ）の上に船を横付けした。「んんん・・・、この暑さに、新聞紙でくるまれたランチは大丈夫なのか？？？」と、ずっと眺めている筆者であったが、ついモンキーバナナだけを８本ほど食してランチを済ませてしまった。^^

　マレーシアのランカウィ島のマングローブの森を船から観察！・・・地面に何やら種に茎が生えた様な物が落ちている。・・・マングローブの種！？

　なるほど、それが勝手に地面につき刺さり、自然に大きく育って行くという仕組みなのか？よく見ると、既に葉が付き始めているものもある。

　撮影中に何度もマングローブの森から「パキーン、パキーン！」という妙な音が聞こえて来る。・・・ガイドに聞くと、大きな２枚貝が口を開ける時の音だと言う。・・・事件、事故が多発する現代社会において、日々誹謗中傷を繰り返している人間って本当に小さいと感じた瞬間である。・・・地球上の生物に共存共栄をもたらす自然は、実に壮大だ！

　マレーシアのランカウィ島で教えてもらった「マングローブの秘密」。マングローブは海水でもすくすく育つ珍しい植物だが、実はそこには凄い秘密が隠されていた。

　写真のようにマングローブの葉っぱをみると、何と塩を吹いている。植物として不要な塩分は上手い具合に体内から外へ出す仕組みがあるらしい。また、写真下のように茎を折って見ると、これまた何とナノ繊維というように塩水を吸い上げる時に、既に茎全体がフィルターの役割を果たしているようだ。^^





・・・つづく