元旦の熊本市内は、真っ白な雪化粧。庭木も家も凍り付きそうな寒さだ。

　昨年まで寝正月が多かった筆者だが、昨日は午前１０時に転寝から始まり、気付いたのは午前０時。カウントダウンが終わった瞬間に起き上がり、１４時間の爆睡状態で元日を迎えた。

　外が明るくなった頃、窓を開けてみた。冷気が窓の隙間を急に降りてくる。これは熊本の正月には珍しいくらいの真っ白な雪景色。凍り付いた玄関のアプローチをそっと歩いてみると、綿菓子を急速冷棟したような感じでザクザクという音がした。

　裏庭にある山茶花の木々。雪の重さで花弁や莟が垂れている。純白のミンクのコートに赤と緑のコントラスト。冬の京（京都）に来たような錯覚を覚えた。たまには和の世界も良いものだ。

　あけまして　おめでとうございます

　２０１１年のはじまり。ディー・アンド・エルリサーチ株式会社２１年目のスタートとなります。昨年、２０１０年は全ての事業も含め節目の年であると共に、残念ながら非礼極まりない捏造工作に直面したり、予期もせぬトラップのような裏切りを受けた年でもありました。

　起業して常に自分に言い聞かせて来た事。それは、「軸をぶらさず、水の如し！」でした。２０年もの長期にわたり会社経営に就いていると、不慮の事故、予期せぬ誹謗中傷や事件など想定外の流れが轟々と山の音のように押し迫って参ります。それを、日々「楯」となり動いて来た自分自身が居たように感じています。

　来る人、去り行く人、様々な人間模様を見ている内に、ヒューマンリレーションシップの曖昧さ、冷酷さ、理不尽さなどを目の当たりにして参りました。しかし、常に温かい「心」を持ってご支援頂く方々の明るい笑顔により、雑念全てが払拭され、更に前へ前と自分を押し出してくれる大きな推進力を授かったように思えてなりません。

　私どものモットーに「日々変化、日々進化。」という言葉が有ります。今年も同様、新たなものへの挑戦を惜しまず、文化事業の一環として「メディア融合」を果敢に押し進め、地域活性化の為に微力ながら尽力したいと考えています。

　人間には所謂「旬」という時期もありますが、自分の命の有る限り、常に「旬」の状態を維持して、多くの素敵な方々との交流を更に深めて行く所存で御座います。

　これからも弊社事業にご理解、ご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。




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