◎熊本城（上が現実世界、下がバーチャルな世界）／４０１年前

　８月１日、２日の２日間にわたってロゼッタストーン全国特派員が熊本に集結した。

　今回の研修会は、三次元仮想現実世界で見た熊本城、芝居小屋八千代座そして鞠智城と、現存（復元も含める）する同建造物との比較の為に熊本に足を踏み入れたのである。


◎八千代座（上が現実世界、下がバーチャルな世界）／９９年前

　特派員では既にブログ等で紹介している人も居るようだが、初めて熊本県に足を運んだ特派員には、衝撃的なリアルな建造物が眼前に立ちはだかったのではないかと推察する。

　筆者は現実世界の建造物を仮想現実世界に再現した方なので、その逆の立場にある特派員のインプレッションが良く分からないのが正直なところだ。


◎鞠智城（上が現実世界、下がバーチャルな世界）／１３００年前

　これら３枚の写真は、上が現実世界の建造物であり、下が三次元仮想現実世界に再現された建造物だ。実際に足を運べない方々には遠隔でもその建造物のサイズや構造などをじっくりと歩き回って見る事ができるのではないか。

　行政サイドもこのような国指定重要文化財などの啓発及び観光誘致の為に、三次元仮想現実世界セカンドライフに早期着手してもらいたいものである。

【熊本ジャパン・オフィシャルサイト】
　http://www.kumamoto-j.net/
※熊本ジャパンの建造物はディー・アンド・エルリサーチ社の制作で、全て実寸大に近く再現している。
　http://www.dandl.co.jp/

▼YouTubeにアップしている動画

　８月８日に１周年を迎える「ケニ屋」。熊本ジャパンが誕生して２年が経過したが、初のアパレル挑戦として「ショートデニムパンツ」を開発、販売に踏み切った。

　僅か１年の間に、「ケニ屋」は熊本ジャパンメインランドから第２のSIMファイヤランド本店（製作所併設）を移設し、現在２店舗を構えている。



　セカンドライフでは勝ち組と負け組に大きく分かれるのだが、「ケニ屋」は勝ち組のお手本でもあり、その実績は枚挙にいとまが無い。これまでの熊本ジャパンSIMの流れを大きく変え、SIM全体をレベルアップさせた要因の一つとして「ケニ屋」の存在は大きい。

　勝ち組の特徴は、先ず「RL=SL」で進めている方々である。常に現実世界の自分自身を客観視して、更に現実世界では容易に出来ない事を三次元仮想現実世界において検証しているのだ。



　これまで熊本ジャパンオリジナルキャンプシステムやボトルレターなど、ユニークな作品を次から次へと開発する「ケニ屋」。今後の展開が楽しみである。

　末筆ながら、「ケニ屋」の１周年、心よりお祝い申し上げたい。