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ネット認識が希薄な中小企業経営者は、必ず、騙される。

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 『洞察力』が磨かれると、対人関係も目の前の事象も、一瞬の内に、是か非か、透けて見れるようになる。

 一般的に、『危機管理能力』に長けている人は、この『洞察力』が半端ではない。逆に、そうでない人は、何らかの『罠』に嵌ったり、『虚言』を鵜呑みしがちとなる。

 3ヶ月前の話だが、会社Aの公式WEBサイトが『Not Foud』になっていることに気づき、その旨を会社Aへ通知したのである。

 会社Aの公式WEBサイトは、独自ドメインを保有し、取引先のプロバイダが簡易WEBサイトとしてアップされていた。

 『Not Found』の通知を受けて、会社Aがプロバイダへ問い合わせを行ったが、返ってきた言葉が「原因が分からないので、暫くお待ちください。』とのこと。(筆者はそこで『怪しい』と感じた)

 通常、プロのインターネット会社であれば、1時間もすれば、その原因など詳細が分かるはずだが、それから3ヶ月経っても同じ回答の繰り返し。

 そのプロバイダ自社公式サイトを閲覧すると、『現在、リニューアル中につき、暫くお待ちください。』とトップページに文字だけが表示されている。

 ここで、インターネットの基本的な仕組みを簡単にご説明したい。

1)独自ドメインは、ドメイン管理会社へ登録することで完了する。
2)プロバイダが、ホームページ制作にあたる。
3)完成したホームページデータは、WEBサーバーに搭載される。
4)WEBサーバーは、プロバイダー独自サーバー、レンタルサーバー、Cloud専門サーバー、ドメイン管理会社サーバーなど多種多様。

 一般的な企業公式サイトは、大企業を除き、殆どの企業はレンタルサーバーに依存している。皆さんが、アパートやマンションを借りるように、一つのビル(サーバー)の階層の中で、多くの会社や個人が間借りしている状態である。(雑居ビル感覚)

 サーバーの種類には、大きく分けて、1)DNSサーバー、2)WEBサーバー、3)MAILサーバーの3つがある。

 よって、一般的には、2)WEBサーバーを間借りして、自社公式サイトとして格納されている。本来ならば、何処の管理会社のWEBサーバーに格納されているかを把握しておく必要がある。

 下手すると、激安サーバーに格納され、動きが重く鈍足で、cgiなどのプログラムも走らず、ネット事業に支障を来たす可能性が高い。

 メールに関しては、最大手のGoogleやYahooなどでは、それら大規模サーバー群の中に登録され、メールアドレスも無償で作ることも可能だが、当然の如く、メールアドレスには、gmailやyahooという企業名が付いてくる。

 因みに、当社は1995年以来、自社サーバーを保有しているので、dandlというドメイン名のメールアドレスを無数に作ることも可能であり、当社WEBサーバーには、dandlというドメイン名が付いている。(古参の独自ドメインなので短い文字数dandlとなっている)

異業種交流ポータルサイト「ロゼッタストーン」
ロゼッタストーンは、1995年8月22日に、ディー・アンド・エルリサーチ(株)が構築したものです。現在、企業経営者や個人事
www.dandl.co.jp
 要は、自社サーバーがない企業は、レンタルサーバーに依存する以外に、選択肢がないのである。よって、殆どの中小企業はその枠組みの中で、インターネット事業を展開していることになる。

 さて、話を元に戻して、既述のプロバイダの「原因が分からないので」云々の話だが、何か重大な問題が生じていることが想定される。

 仮に、自社サーバーを管理運営しているのであれば、自由自在にネット環境を構築できるので、「原因が分からない」では言い訳にもならない。

1)自社の『リニューアル中』の表示があるのに、何故、クライアント公式ページが『Not Found』なのか。
2)発覚より既に三ヶ月経過しており、何故、改善復帰できないのか。
3)お詫びの印として、何故、ホームページの作り直しを提案するのか。

 全く筋の通らぬ回答にて、『怪しい』の一言に尽きてしまう。会社Aについては、遅ればせながら『怪しい』と感じ始めているところだろうと。

 結局、クライアント公式ページのデータが破損したのか、コンテンツプロバイダのネット担当者が急に辞めて、パスワードやその他デジタルデータを復元できないのか。色んな『疑義』が生じてくる。

 この場合、有償での契約であろうから、クライアント側からすれば、『損害賠償請求』が発生してもおかしくない状況である。よって、このようなプロバイダの心無い回答は、『素人への言い訳』で誤魔化しているように思えてならない。

 万が一、当然見えるべきクライアント公式ページが長期にわたり『Not Found』となれば、外部から問い合わせしたくとも見えないのだから、ビジネスチャンスを逃す可能性も出てくる。

 商用インターネットが日本上陸して既に28年近くが経つものの、中小企業経営者は、ネットの仕組みを十分把握しておかねば、標題の通り、『必ず、騙される。』となってしまうのである。


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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2022/9/7 12:00 am

社名の決定とドメインネーム・・・殆ど聞かれることがなかった、社名の意味と由来。

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 1990年創業時に、何人かの方に、「社名のD&Lって、何の略ですか!?」と聞かれたことがあったが、これまで、社名の意味や由来について、数人以外、殆ど聞かれることはなかった。

 インターネットを開始したのが1995年。その当時取得した独自ドメイン名は「dandl.co.jp」。皆、意味も分からず、『dandl』=『ダンドゥル』と呼んでいたようだ。ちょっと違和感があったが、スルーしていた。

 創立当時、ブレインストーミングにより100ほど候補を出し終えた後に、消去法にて、最後に残ったものが『D&L』であった。

 実は、『D&L』は『Dot and Line』の略で、『点と線』を英語にしたもの。松本清張の名著タイトルでもあり、それに決定した。(※名著の内容とは全く無関係)

 それに、『Research(研究)』を加えて、正式社名を『D&L Research Inc.』とし、株式会社として登記したのである。

 尚、『点と点を繋げば線』は、ヒューマンコミュニケーションを意味する。更に『線が三本交叉すれば面(三角形)』、『面が集まれば立体(三角錐など)』となり、1991年からスタートする本格的な3D CG(三次元コンピュータグラフィックス)の目論見も含んでいた。

 しかし、これは笑い話だが、名刺交換した人から唐突に相談があった。それは、何と『浮気調査』であった。『Research』=『リサーチ』の方に目が行って、安直に相談されたのだろうと。その場で、慌てて社名について説明したことを思い出す。

 ロゴデザインをどうするか迷ったが、上のデザインでスタートすることに。これは、シルバーのブルゾンなどの背中にプリントしたり、キーホルダーの革製ストラップを焼き印風に作ったり、結構、ノベルティには使い易かったという記憶がある。

 今初めて言葉にするが、1995年にインターネット事業に参入する時に、『D&L Research Inc.』は長ったらしいので、ドメイン名を短くするために、『D&L Inc.』に社名変更をしても良いかと悩んだこともある。しかし、面倒臭くなってしまい、社名変更をしないまま、現在に至っている。


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文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/9/6 12:00 am

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