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私のグルメ戦略!

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 写真上は、9月19日に熊本市中央区新屋敷に移転オープンした「えのきぞの」の料理長 榎園豊成さんである。十数年前だったと記憶しているが、当時、素晴らしい京料理を心行くまで楽しませて頂いたのだった。それが最初の出逢いとなる。

 月心寺の村瀬明道尼を知る料理人として、その当時から注目していたプロの料理人だった。今回、偶さか縁あって、新店舗「えのきぞの」のロゴ制作の依頼を受け、更には、ネット戦略のオファーを頂いたのだった。

 移転前の「日本料理ENOKIZONO」にも、特に熊本地震後に数回足を運んでは、旬の味を楽しみ、時には写真を撮っては記事を書いていたのだった。当時から、食材に拘った、とても優しく丁寧な料理という印象が強かった。

 今回、唐突ながらご指名を頂いたので、移転オープンまで僅か2ヶ月間だったが、当社が持ち合わせているノウハウを全て傾注することで、少しでも同店のお役に立てばと思い、この2ヶ月間を突っ走ってきた。

 本当に老舗「えのきぞの」に満足して頂いているか否かは、筆者の口から言えるものではないけれども、当社独特のデジタル&アナログ戦略を、真っ向勝負でぶつけたと言っても過言ではない。

 ただ、9月19日に無事オープンして、待ちわびていたお客がじわじわと足を運ばれ、更に磨きの掛かったコース料理に舌鼓という話を聞けば、グルメ戦略家冥利に尽きると言うものである。

 具体的な戦略は、以下の通りとなる。

1)7〜8回にわたるレクチャー会(週1回、1回あたり2時間〜3時間)
2)ロゴ制作を併行して進める
3)数回にわたる取材(店舗外観、内観、料理など)
4)取材と同時に、記事をネット上に掲載
5)掲載されている記事を、A4用紙1枚にまとめ保存
6)オープンまでに必要な備品などのチェックを何度も繰り返す
7)情報がじわじわと集まり、公式サイトの構築開始へ(現在プレオープン)
  http://www.dandl.co.jp/enokizono/Link
8)Facebook公式ページの構築へ
9)旧サイトの削除と新サイト&SNSとの連動開始
10)試食検討会
11)開店と同時に、5)のA4用紙(記事)を店内で配布
12)実際に客としてランチを試食しながらの取材・・・記事掲載へ

 途中で、大した問題もなく、思いの外、円滑に事が運んだと自負するが、思い起こせば、超特急で走りこんだ筆者が居たことは否めない事実となる。しかし、数十年間研究蓄積してきたグルメ関連のノウハウを、少しでも活用できたことに、今回の満足度は天までも届く心地よさがあった。

 以上のように、デジタルとアナログを融合させたグルメ戦略は、正直なところ、他人様が簡単には真似できるものではないと自負しているが、今回、更に嬉しい出来事が、この「えのきぞのプロジェクト」の終盤戦にあった。

 それは、当社の打ち出しているグルメ戦略をとても気に入ってくれたのか、次なる新たなプロジェクトが間髪を容れず始まったのである。コンサルを受けたからには、期待以上のレベルを維持して、クライアントの満足度100へ少しでも近づけるよう、今まで培ってきたノウハウを注入する他はない訳だ。

 以上、訳がわからぬような説明になったが、これが筆者および当社のプロとしてグルメ戦略となる。「鹿央物産館」についても、同様な記事の展開を行ってきたが、お陰様で、Googleで「鹿央物産館」で検索すると、画像検索には筆者の撮影した写真がにわかに上位に何枚もアップされている。

 最後に、諄いようだが、今回のように「本物の本物」を取り扱うと、心が踊ることを再認識した次第。良いご縁は、実に有難くもあり、幸せ感溢れるプロジェクトとなった。

▼レクチャー会で使用した図

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▼依頼を受けて制作したロゴ「えのきぞの」
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▼2ヶ月間で撮影した写真(極一部)
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▼A4用紙に出力したネット記事サンプルほか
ARTICLE


▼「えのきぞの」についての過去記事リスト
ARTICLES


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/21 05:07 am

本物の「えのきぞの」に感動!

▼えのきぞの料理長 榎園豊成さん
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 本日、熊本市中央区新屋敷に、「えのきぞの」が移転オープンを果たした。旧 日本料理 ENOKIZONOが5月31日に、移転のため閉店して111日ぶりの営業となる。

 実は、オープン当日は遠慮しようと決めていたにも関わらず、ランチタイムの後半に入り込み、先般試食をしたばかりの「雅コース」を注文してしまった。お陰で、以前お会いしていたスタッフたちとの嬉しい再会もあった。

 正直なところ、近頃は本物の日本料理から遠ざかっていたので、自覚症状はないものの、相当飢えていたように思えて仕方ない。次から次に振舞われる料理を、撮影は適当に、一つ一つをじっくりと楽しみながら食していった。

 こんなに日本料理が旨いと思ったのは、何年ぶりだろうか。ちょっとした和食の店に行っても、ここまでしっかりとした手作り料理に出くわしたことがなかった。素材が良くても、その素材を上手く使い切っていないところも多い。又は、食材屋さんからの食材を、ただ並べているたけのレストランも結構見掛けた。

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 本日のメニューは以下の通り。

●前菜 梨 舞茸 銀杏のチーズ白和え
    とんぶり いくら 長いものわさび醤油
    焼き茄子のずんだ和え
    むかご 栗甘露煮
    さんま山椒
●向付 刺身二種
●椀物 焼鱧といんげん 松茸
●焚合 冬瓜あなご饅頭 舞茸菊花あん
●揚物 キスいちじく巻き天ぷら みょうが
●焼物 さわら味噌柚あん
●飯物 ごはん(土鍋の炊き立て)
●汁物 合わせ味噌仕立て
●甘物 おぼろ月 抹茶

 このゴージャスさで、何と3,500円(税別)。自然と満面の笑みとなる。因みに、東京の某五つ星ホテルで注文した、超有名店の松花堂弁当は10,000円であったが、この「雅コース」は、全く遜色ないと言うよりは、断然高いレベルで料理を提供していることを再認識した次第。

 先般、筆者のグルメ友達でもある人物(有名人)が、「熊本は食材も揃っており、ここで成功している料理人は、東京へ行っても、ばっちり稼げますよ!」と口にしていたが、全くその通り、「御意!」である。

 本物であれば何処でも通用するというとこになる。よって、「えのきぞの」の料理は、期待を裏切ることのない本物の日本料理であり、この本物を知らねば、熊本で「食通」とは言えず、グルメを語るに及ばないのではなかろうか・・・。


▼前菜
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▼向付
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▼椀物
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▼焚合
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▼揚物
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▼焼物
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▼土鍋炊き立てのごはん
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▼ごはん、汁物、焼物、香の物
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▼甘物
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▼えのきぞの玄関風景
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◎「えのきぞの」
  〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9−19 濫觴77A
  電話番号:096-211-5525
▼「えのきぞの」公式サイト(プレオープン)
 http://www.dandl.co.jp/enokizono/Link
▼「えのきぞの」全天球写真
 https://theta360.com/s/lrTeeELXreeLyBgDCdsBjk5GGLink

文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/19 09:53 pm

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