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多くの個展来場者に、感謝!

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 いよいよ、山鹿市民交流センター1階ギャラリーにて、筆者の個展が始まった。

 当日セッティングで十分と思い、12時半から開始したのは良いが、額を吊り下げるワイヤーがない。周囲を見回すと、パーテーションの横に、脚立が大小2台、テーブル2台、椅子が2脚、イーゼル1台、そしてワイヤーが数十本あった。

 メインの半円筒状の壁面にワイヤーを取りつけ始めたのは良いが、16本のワイヤーはその箇所で使えるものの、残ったワイヤはサブ通路壁面以外に使えない。よって、2本のワイヤーで1枚の額を吊れば、メインの壁面には8枚しか掛けられないのが分かった。

 事前に下調べをしておいたつもりだが、当日となり、少々勝手が違う。結局、メインの壁面に8作品、サブ通路壁面に12作品を展示することにした。昼から1時間半ほどでセッティング完了できると高を括っていたが、この調子だと、午後3時スタートは難しいかもしれないと不安になった。

 ところが正午過ぎに顔を出してくれたYさん。背広姿で個展を見にきてくれたらしい。手土産を持って、トコトコと近寄ってくる。いつもながらの笑顔で、「手伝いますよ!」と言って、額の後ろ紐の取り付け、更に、絡まったワイヤを外しながら、サブ通路壁面に天井に届くような脚立を使って、24本のワイヤを吊り下げてくれた。

 お陰で、約2時間ほどでセティングが完了。着替えを持ってくれば良かったと、吹き出す汗を拭いながら、午後3時の開場を待つことにした。それまで、同センターに来ていた人たちが、メイン壁面の作品を次から次へと見てくれる。ある男性は「これは販売しないのですか?・・・あ、個展なんですね。後ほど、立ち寄ります。」と言って去って行った。

 午後3時が過ぎた。手土産をぶら下げた客人が大勢来てくれた。次から次へとご挨拶。不肖私めの個展に、わざわざ熊本市内からも駆けつけてくれた。山鹿市内の人も、山鹿市役所の職員も、更には市会議員も筆者の作品を見てくれた。

 今回のテーマは別にないのだが、強いて言えば、「わが故郷への恩返し」ということになる。熊本地震の時も随分助けてくれた山鹿市。また、熊本県北部取材のベースキャンプとしての役割を果たしてくれたのである。

 本来ならば、50点ほどの作品を展示したかったが、何せ、1月上旬に予約を入れ、併行して小冊子「如水」の発刊もありと、僅か1ヶ月の準備期間しかなかったので、展示点数を20点に絞らざるを得なくなった。

 最近、良いことばかりの連続であり、個展初日も素敵な来場者ばかりで、ウキウキしてしまう自分がいた。数年の垢落としが完璧に終わったという証だろうと・・・。


▼午後2時半にセッティング完了(芳名帳に記入されると、小冊子「如水」を謹呈)
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▼メイン壁面に8作品を展示
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▼八景水谷の白鷺の写真を指差し、「これは、欲しい!」と言う来場者。
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▼サブ通路壁面に12作品を展示
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▼熊本市から駆けつけて頂いた会社経営者(写真中央)
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▼家族連れで来られた山鹿市の方々
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▼自分の顔が「如水」に載っていると驚く有働サイクル(山鹿市)の息子さん
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◎山鹿市民交流センター公式サイト
 http://yamaga.site/?page_id=2466Link

                           

  • posted by Chikao Nishida at 2017/2/14 01:05 am

個展開催に漕ぎ着くまでの道のり!

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 本日、午後3時から個展がスタートする。すこぶる、感慨深い。

 筆者の郷里は、熊本県山鹿市。泉質がすこぶる良い天然温泉(山鹿温泉&平山温泉)と芝居小屋 八千代座、そして古代へのワープゾーン(チブサン古墳、オブサン古墳、岩原古墳、鍋田横穴群、岩原横穴群、弁慶ケ穴など)が三種の神器のような、他処に比類ないほど魅力のある郷里であった。よって、幼い頃は、山鹿灯篭まつりも、温泉まつりも大全盛期の時代だった。

 筆者は、父が検察官であったために、所謂、転勤族。嫌が上にも、2年から3年単位であちこちへ転勤せざるを得ない。小学校6年生までは山鹿市に住んでいたが、中学生からは金魚の糞にならざるを得なくなった。よって、仲良く遊びまわっていた幼友達とは疎遠となり、新聞社を経て独立した頃に、あることが原因で、20年以上の間、無念にも公私ともに積極的に足を運ぶことはなかった。

 実は、この記事には書けないが、当時、事件性ある案件への小生の強烈な指摘追及が、相手の反発要因となったことが挙げられる。今の時代であれば、完全に事件として取り上げられ、多くが懲戒免職などの処分がなされたであろうが、その当時、筆者もそれ以上に追及することを諦め、某所における悪徳三昧を全て無視することにした。

 個人的なことで申し訳ないが、ここ数年で両親も他界し、兄も若くして他界。・・・いつの間にか、縁遠くなっていた郷里のことが気になり始め、昨年、熊本地震頃から、頓に郷里の山鹿市方面(熊本県北部)へ足を踏み入れ、ほぼ毎日のように取材活動のターゲットとして行動するようになった。

 そこで、夏前から秋口にかけて、「在りし日の熊本城写真展」というミニ個展を展開することになったが、結果的に、これらが郷里に対する二度目の憤りの引き金となってしまった。実は、ある人物を信用し、郷里に隠された宝物をもっと引き出そうと思い、取材で足を運ぶ中、どうも納得の行かぬことばかりが眼前に転がって来るのである。

 知る由もない人たちの誹謗中傷を連発する人も居れば、常識人との接点を遮断する人も居れば、初手から警戒心を持ち全く動かぬ人も居た。筆者としては、ただひたすら、純粋な気持ちで、郷里山鹿のために、何か役立とうと動いていたのだが、全てに想定外の出来事だったり、直接間接的な揶揄だけが飛び交い、「とんでもない故郷だな!」と、日々苛立ちだけが募って行った。

 その苛立ちは、数ヶ月続いた。無知な人間の、水面下での茶番劇。「もうこれ以上は郷里へ向かい合っても無駄だ!」と愚痴を叩き始めた頃に、たまたま20年ぶりに再会した人物がいた。筆者にとっては、救世主のような存在として、上記の流れを全て払拭するような話し合いを持つことができた。有能で冷静な人物の客観的な助言は、筆者の苛立ちを一瞬にして吹っ飛ばしてくれた。

 「在りし日の熊本城写真展」も、レベルの低い悪徳商人に利用され、相乗り商法の如く軽々な取り扱いを受けて頓挫したものの、救世主の出現で、今回、やっと郷里において、気持ちよく初の個展「如水」が実現する運びとなった。

 ちなみに、「在りし日の熊本城写真展」」は、熊本地震ではほとんど被害がなかった郷里 山鹿市において、熊本城復興啓発活動の一環として進めたかったのだが、結局は、二箇所の店舗でお金を落としたお客だけが写真閲覧できるような仕組みに歪められ、本来の企画趣旨とは完全に異なる流れになった。筆者は、落胆の色を隠しきれず、「山鹿の恥」のように思えて仕方なかったのである。実に、情けなかった。

 「在りし日の熊本城」の写真を見るのに、お金を落とすのが大前提となると、これは相乗り商法以外のなにものでもない。また、筆者のオリジナル企画に対して、「コラボ企画」と偽り、いつの間にか自分の店舗名を書き込むなど、心ない、横暴な挙動に閉口し、筆者の憤りは最高潮に達した。それは、社会的に視野狭窄な人物の拙策でしかない。彼らの無知と醜態を眼前にして、当時、かなり無気力となってしまった。

 それから2ヶ月ほどが経ち・・・救世主の出現。

 何はともあれ、今回、山鹿市役所に併設された山鹿市民交流センター1階のギャラリーにて個展「如水」を開催する運びとなり、故郷への思いを少しでも伝えることができればと・・・。世の中は理不尽なことが多すぎるが、故郷は筆者にとっても特別な存在である。特に転勤族で、自分の意思に反して離れてしまった故郷に対しては、郷愁の念は筆舌に尽くし難いもの。

 昨年は、筆者が産声を上げた山鹿市鹿本町の石渕へも足を運び、散歩途中のおばあちゃんに、筆者の元の実家の場所を聞いたりもした。昔々、祖父母や両親から断片的に聞いていたことが、パッチワークのようではあるが、じわじわと繋がってきたような気がしてならない。まだまだ、解決されていない記憶もあるが、今回を機に、筆者が生まれ育った素晴らしい郷里の再発掘をしたいと意気込んでいる次第である。

 末筆ながら、今回の個展開催に向けて、お誘いをいただき、苛立ちを払拭していただいた方々へ、心より感謝申し上げたい。

【タイトル】西田親生写真展「如水」
【開催期間】2017年2月13日(月)〜27日(月)
      ※初日は午後3時から、最終日は午後3時まで。
【展示会場】山鹿市民交流センター(山鹿市役所左手併設ビル)1階ギャラリー
      ※駐車場あり
【履  歴】 http://www.dandl.co.jp/chikaonishida.pdfLink


▼個展開催に合わせて発刊した「如水」第5巻
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▼熊本城復興支援のために熊本城調査研究センターへ寄贈した写真の一部
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▼昨日の寒さで山から自宅の庭に下りてきた野鳥
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/2/13 12:00 am

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