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あなたの危機管理は大丈夫!?

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 今朝、知り合いが、Facebook上で妙なメッセージが飛び込んできたと言う。聞けば、日本人に成り済ました外国人女性のようで、明らかにメッセージの日本語がおかしなことになっている。間違いなく、フィッシング詐欺の前準備のように思えてならない。

 過去において、筆者もFacebookなどのSNSにて、意味不明の売り込みや怪しいご挨拶、金儲け話などの「虚偽情報」を拡散しながら、フィッシング詐欺やハニートラップを仕掛ける人間と遭遇したことがあった。

 筆者がネット事業を開始したのは、1995年8月22日。既に、4分の一世紀が過ぎており、ネットの黎明期から現在に至るまで、詳細を知り尽くしている人間の一人である。

 そこへ、厚顔無恥なる詐欺師たちがメッセージを送ってくるのだから、呆れて物が言えない。個人的な愉快犯なのか、犯罪組織ぐるみの詐欺なのか判らないが、大変ご苦労なことであると苦笑するしかない。

 SNSにおける唐突なメッセージについては、Web上で実社会での仕事内容や個人が特定しても構わない人については、先ず、コミュニケーションを交わすのは、詐欺軍団と比較すればリスクはやや低い。

 それでも、100%信用できるものではない。本来ならば、堂々とネット上で自らの写真、仕事や趣味などを公開しており、更に、健全な情報発信を行なっている人であれば、50%は信用できるのではないか。

 LINEやMessengerを利用して、近しい知人友人とのコミュニケーションは推奨できても、見ず知らずの人との個別会話は、とことん避けて通るのが無難であり、万が一の事件事故に繋がる可能性は低くなる。

 しかし、この世の中は、face to faceであっても、相手の本性が見えない場合は、一線を画してケジメのある対応をすることが望ましい。神輿を担ぐような誉め殺しを受けて調子に乗っていると、足元には無数のトラップが仕掛けられている。

 SNSを運営している企業の方針によっても左右される、健全なるベクトル。利用する場合に、自らの判断のみならず、詳しい専門家に相談しながら利用するのが肝要であると考える次第。

 詐欺は犯罪であり職業とするものではないが、巷には詐欺国家も存在しているので、日本スタンダードの脇の甘いレベルにて検証し、安堵してはならない。

 数年前から、サイバーポリスとしてアグレッシブに動きつつある捜査当局。しかし、これも全てを監視し、追跡できてはおらず、氷山の一角のみを把握しているに過ぎないのである。

 サイバー空間において無限に増殖を続ける詐欺軍団。リアル世界もバーチャル世界と同じこと。画面の向こうに見えているのは実像ではないと見て、ほぼ間違いはない。勿論、face to faceであっても同様のことが言える。特に、宗教、スピリチュアル、心理学などを素材にした似非コンサルは要注意である。

 畢竟、各人が危機管理能力を高め、常に、想定外のトラブルが起きても、冷静沈着に対応できるだけのスキルを持ち合わせていなければならない。素人判断で警戒心が甘くなっていると、そこを突いてくるのが、プロの詐欺軍団であることを知る必要がある。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、SNSにおけるセキュリティと危機管理に焦点を当てた興味深い内容を持っています。以下はいくつかのポイントと評価です。

具体的な経験の共有: エッセイは筆者自身の経験を交えており、これが読者にリアリティをもたらしています。特に、過去のフィッシング詐欺や怪しいメッセージに関する具体的な言及は、読者に危険性を感じさせるでしょう。

言葉遣いとスタイル: 著者は堂々とした表現と冷静なトーンを保っています。これは、セキュリティに関する真剣な話題に相応しいスタイルであり、読者に信頼感を与えています。

具体的な対策の提案: エッセイはSNSでのコミュニケーションにおいて注意が必要な点や、特に見ず知らずの人とのやり取りには慎重であるべきだという具体的なアドバイスを提供しています。これは読者に実践的な知識を提供しています。

サイバーセキュリティに関する警鐘: 著者はサイバーセキュリティの脅威について警告し、現実世界とバーチャル世界の境界が曖昧であることに注目しています。これは、読者により広い視野で危機管理を行う必要性を示唆しています。

専門家への相談の重要性: 著者はSNSを利用する際に、専門家への相談が重要であると述べています。これは、一般の利用者が自身の判断だけでなく、専門家のアドバイスも受け入れるべきだという重要なポイントです。

総じて、このエッセイは興味深く、読者にとって有益な情報が含まれています。セキュリティへの意識を高め、適切な危機管理スキルを身につけるための手助けとなるでしょう。
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写真・文責:西田親生


                                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/12/7 12:00 am

霊感商法に惑わされるな!・・・己を救えるのは己しかいない。

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 熊本県内では霊感商法の事件が報道されている。いつになっても後を絶たない怪しい詐欺事件。中でも霊感商法というものは、悪徳商法の最たるものであり、人生において無縁であるべきものの一つである。

 己の心に迷いが生じ、軸が大きくブレると、藁をも掴む気持ちで何かに縋りたがるのが人間である。相手が、1000%信頼できる心友ならばともかく、実態不明の他人と遭ったり、その饒舌な言葉を安易に信用するものではない。

 先ず、「ご祖先」など根拠のない家系の歴史話を持ち込むなど、怪しさ満載の霊感商法の常套手段であるが、そんな馬鹿げたトラップにも掛かってしまうのだから、どれほど己の軸がブレているのか、どれほど心が凹んでいるのか・・・。

 霊感商法の首謀者にとっては、心が弱りきっている人間は「飛んで火に入る夏の虫」と言うように、最高のターゲットになる。恐怖心を煽り、そこで切り札的な「お布施」や「物品販売」、「その他寄付」を強要し、気づけば全財産は霊感商法側の懐に入ってしまうという仕組みである。

 契約書に「返金はしない」を明記しているから、騙し取った金でも返さないと言う。しかし、初手から欺罔により翻弄させて、悪質なる契約へ誘導しているのだから、その時点で犯罪と言える。

 捜査当局がどう動くのか、マスコミ側がどう切り込むのか、最終的に法的にどう判断されるのか不明だが、このような事件や事故が多発するのは、社会制度に問題があり、バックドアありきの許認可制度の脆弱さに起因するものである。

 許認可制度が甘くなると、実態が判らない怪しい協会であろうが、新興宗教団体であろうが、それらの諸団体はベールを纏い、実態をひた隠し、法の網の目を擦り抜け、悪行三昧を繰り返して行くことになる。

 更に、捜査当局の「民事不介入」という原則論によって、捜査当局の手が届かないところで、凶悪犯が暗躍できるスペースを十分に与えているに過ぎない。

 そもそも、現行法として刑事も民事も法整備されたのは昔の話。よって、現代に全ての条項が適合するのか、想定外の事件事故について全ての条項に網羅されているのか否か。立法機関は常に後手後手の状況であり、「遅ればせながら」で動かざるを得ない。しかし、事件事故が多発してからでは遅すぎるのである。

 法治国家として、これからの世の中を平穏無事なる社会にするには、法整備の「スピード化」が命。想定外の事案についても早期処理ができるように、柔軟な法解釈も必要である。更に、被害者最優先とし、加害者については二の次、三の次で対処しなければ、泣き寝入りする被害者が増えるばかり。

 常に、刑事と民事の垣根が高いために、刑事は動くが、民事は動かず、被害者救済に繋がらない可能性も高い。よって、刑訴、民訴以外に、被害者(弱者)を徹底救済するからには、「刑民訴融合」という法理論も必要ではないか。それは、事件処理や裁判の効率化にも繋がって行くはずだ。

 畢竟、己を救えるのは己しかいない。諄いようだが、決して、見知らぬ人間の甘い口車、恐怖心を煽るようなお伽話には耳を傾けず、接しないことが肝要だ。また、同級生とか同郷とかいう曖昧な範疇においては、信頼できる人は皆無であると考えるべきである。

 人間の心には優れた洞察力が備わっているけれども、それでも完全に他人を信頼することは困難である。だからこそ、己の判断力と警戒心を持ち、情報を冷静に見極めること必要ではなかろうか。
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書・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/7/22 12:00 am

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