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キャンセル料は払うべき!

▼写真はイメージ
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 ホテルやレストランなどのキャンセル料はどうなっているの?ちゃんと払っているの?・・・というような、素朴な疑問が頭に浮かんだ。

 調べてみると、旅行エージェントでは以下の通り、しっかりとキャンセル料を明記し、請求する体制が整っている。しかし、エージェントは全国各地の宿やホテルの部屋を長期に借り押さえをして集客する訳だが、結構、宿泊施設に対するドタキャンも多く、それに対するキャンセル料は「次に必ず穴を埋めますから!」程度で、有りもしない人参をぶら下げて、逃げてしまう所もあると言う。

◎国内旅行における取消料(主催旅行)

1)旅行開始日の前日から起算して遡って20日目(日帰り旅行は10日目)に当たる日以降に解除する場合
 ※旅行代金の20%
2)旅行開始日の前日から起算して遡って7日目に当たる日以降に解除する場合
 ※旅行代金の30%
3)旅行開始日の前日に解除する場合
 ※旅行代金の40%
4)旅行開始当日に解除する場合
 ※旅行代金の50%
5)旅行開始後の解除又は連絡なしの不参加の場合
 ※旅行代金の100%

 また、宿泊施設や食事処のキャンセル料は、一般的に以下のように常識となっているはずだが、個人客に対して、施設側がしっかりと請求し、キャンセル料を取れているかと言うと、そうでもない。

 されど、新鮮な食材を取り扱う場合は、高額な仕入れというリスクが生じる訳で、ドタキャンを無償でニコニコと承諾するのは、決して美徳であるとは思えない。それは、単に客を甘やかすことになり、日頃からドタキャンへの罪悪感も無くなり、商行為を初手から軽視している環境を作り出してしまうだけの話となる。

◎国内宿やホテル宿泊 キャンセル料

1)7日〜4日前 
 ※宿泊料金の20%
2)3日〜2日前
 ※宿泊料金の50%
3)1日前
 ※宿泊料金の80%
4)当日
 ※宿泊料金の100%
5)連絡なしのキャンセル
 ※宿泊料金の100%

◎レストラン・食事処 キャンセル料

1)予約日の前日~3日前
 ※予約した飲食代金総額の30%〜50%
2)予約日の当日
 ※予約した金額の50%~100%

 消費者の一人として物申させていただければ、「キャンセル料は必ず支払わねばならぬ!」ということである。ドタキャンが多方面にどれほど迷惑を掛けるのか、それも、宿に食材を卸す業者さんでも、当日朝から「観光客が来ないので!」と言われたら、その日の売り上げはゼロとなる。

 旅行エージェントの場合も、ギリギリのところで数十室のドタキャンをすれば、その宿の資金繰りが急変し、危うくなり、健全経営に火を付けることになり兼ねない。

 「キャンセル料」に対する認識の高さは、民度の高さとも言える。やはり、施設側もお客側も、互いの思い遣りと、信頼関係を維持するには、「キャンセル料」は支払って当たり前のこと。支払わずして逃げ去るのは、初手から旅行をする資格もなければ、美味しい料理を食べる資格もない。ただ、民度の低い消費者として、社会的に見下されるだけの話となる。

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  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/30 12:00 am

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