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「にしん蕎麦」を食べずして、京都へ行ったと言えない!

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 「にしん蕎麦を食べずして、京都へ行ったとは言えませんよ!」と、唐突に個人タクシードライバーが呟いた。ちょうど、10年ほど前の話である。タクシードライバーは京都検定2級を取得している、観光案内のエキスパートである。

 言われる通りに、その日のランチはタクシードライバーが紹介した「晦庵 屋河道屋」へ行くことにした。同店は江戸時代から続く、生そばの老舗である。数奇屋造りの店内は静かで、まったりとした時の流れを感じる、まさしく京の香りである。

 今まで何度か「にしん蕎麦」を食したことはあったが、同店の「にしん」はとても旨い。「にしん」特有の臭さがない。次の取材の関係で、ゆったりとした時間を楽しむことができず、不発に終わらぬよう、テイクアウトを注文し、同店を発った。

 昔を思い起こせば、京都取材となると、そのタクシードライバーに何度もお世話になった。子供の頃に映画のエキストラにもなったという、好奇心旺盛のタックシードライバー。筆者の京都への興味がどんどん増幅していったのは、このドライバーのお陰であった。

 先般、久しぶりにそのドライバーへ電話をしたのである。「もう歳も歳なので、ここらで退役しますわ!」と言って、個人タクシーの人生を終えたらしい。とても寂しく、残念に感じたが、退役の理由は「体力の衰え」だと言っていた。

 非常に勿体ない感じだが、「高齢者の交通事故」の報道が絶えない昨今、プロのドライバーとしての懸命なる判断であると思った次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2019/7/16 12:08 pm

ドーンと、スペアリブ。

▼ボリューム満点のスペアリブ
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 ドーンと、スペアリブ。熊本ホテルキャッスル 九曜杏のグランドメニューの中では、インパクトある料理に属する。

 これは何回お目にかかったか数え切れないほど、胃袋に入り込んだ感があるが、夏場でヘタれた体にはもってこいの料理。

 見るからに、ボリューム満点。骨つきの分厚い肉をナイフで削ぎ落とす時に、大きな肉片がゴロッと皿の上に転がる。

 じっくりと煮込んであるので、とても柔らか仕上げになっており、モグモグしていると、じわじわと肉の味が濃くなってくる。

 以前、ローマのルーフトップにて骨つきの岩塩焼きを楽しんだことがあったが、このスペアリブの方が断然旨い。

 また、写真下の「ダブル卵の天丼」はリーズナブルな上に、とても「心」がホッとする料理である。是非、お試しあれ!!!

 
▼和食のリーズナブルな変わりメニュー:ダブル卵の天丼
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文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2019/7/15 06:53 pm

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