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肥後民家村、昔話の世界へ!

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 ようやく紅葉のシーズンになりつつある熊本県。近場で安全安心なオススメ観光地は、熊本県和水町にある「肥後民家村」。各地から古民家を移設し、そこに、いろんなショップが点在している、資料館もあれば、窯元、ガラス工芸などなど、昔話に出てくるような処である。また、近くには菊池川も流れ、白鷺や青鷺が飛び回っている。

 その中で、筆者がよく足を運ぶところは、熟年夫婦が経営する、本格的な蕎麦屋「木阿彌」(定休日:月曜日)。全国各地の蕎麦屋さんを修行の為に行脚し、研究に研究を重ねて店を構えたという、拘りの手打ち蕎麦屋(十割蕎麦)さん。

 よって、今回の取材ランチは、鴨蕎麦。ざる蕎麦を温かな鴨肉入りの出し汁に付けて食したが、大盛りを頼んで正解だった。最近食した蕎麦の中では、最高に美味かった。また調子に乗って、〆は同店自慢の蕎麦がきぜんざいを食し大満足となる。同店の蕎麦がきは、茹でずに、力一杯練ったものなので、柔らかく風味もよく、冗談抜きに美味すぎる。

 今朝は、同店の近くに猿が現れたとの面白おかしな情報があり、写真を撮影する暇もなかったとか。「肥後民家村」で働く人々の噂になっていた。筆者もどこに居るのか、目を皿にして探しながらの取材となったが、結局、その姿を見ることはできなかった。

 久しぶりに同施設の中をゆったりと歩き回ったが、水車が動いていない。草むしりしている人に話を聞くと、残念ながら熊本地震の為に壊れてしまったという。周囲を見回すと、木々は少しずつ色付いており、もう1週間ほどすれば、美しい紅葉を愛でることができはしないかと・・・。また、近い内に紅葉を撮影できれば良いのだが。

 
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 蕎麦屋 木阿彌さんは、2017年6月25日で営業終了とのこと。
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/11/13 12:48 am

「気」を感じる料理・・・

▼熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏の厨房
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 久しぶりに「気」を感じる料理を食した。

 昨夜のこと、正直なところ余り食欲もなく、小腹も空いていない状態だったが、久しぶりに夕食を外食で済ませることにした。

 オーダーしたのは午後6時半頃。しかし、まだ胃袋もぐるっとも言わず、夕食の態勢でもないので、午後7時過ぎにサーブするようにお願いをしておいた。

 さて、サラダがやってきた。おっと、これは「気」を感じる盛り付け。筆者が夕食をとるのは久しぶりでもあり、午後6時頃からのお客は引き気味だったので、タイミング的には若干なりとも厨房は落ち着きのある時間帯となっていた。

 更に、オニオングラタンスープをデミタスで出され、牛肉のペルシャードやパンが運ばれてきた。牛肉は普段よりも分厚く見える。胃袋は動く様子はないものの、一切れ食べると、急に胃腸が動き出した。

 多分、200gほどあるのだろうか、その牛肉をペロリと食べてしまった次第。よく考えると、ランチもステーキピラフを食していた訳で、二食連続の肉となったのだが、「気」を感じる料理は、いい意味で料理長の挑戦状のように思えて仕方がなかった。

 無言の中、互いに言葉を掛けることもなく、厨房を仕切るガラス窓越しに、互いの姿を確認できる程度である。今回の料理・・・派手さもなく、落ち着きのある料理人の「気」は、とても心地良いものであった。

 これだけの技術を持ち合わせている料理人ならば、この田舎熊本に留まらず、もっと外に向けて中央の料理コンテストなどへ、積極的にトライする価値があろうかと・・・。実に、もったいないと感じつつ、完食してしまった。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/11/12 10:58 am

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