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小さな自然、秋の主張・・・

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 或る高台の一角に、柿の木が植わっていた。柿の実は数個しかないが、沈み行く太陽に向かって、確かに、秋の主張をしている様子。

 一番高いところにある柿の実を見ると、一つは鳥が半分近く突いた跡がある。渋柿か甘柿か分からないけれども、鳥たちの食事処の一つとして、時折、この柿の木に立ち寄っているようだ。

 それから撮影を続けていると、昼間は夏のように強い陽射しだったが、そよそよと涼しい秋風が吹き上げてきた。その時、鳶のつがいが風に乗り、微動だにせず、上空に浮いていた。高さは20メートルほど上だったと思うが、近くで野生の鳶を見るのは何年ぶりだろうか。ピンと美しい羽を広げた状態で、グライダーのように飛び去った。

 今回は超望遠レンズを持参してなかったので、残念がらが鳶のつがいの編隊飛行の撮影を断念したけれども、身近に小さな自然があることに驚き、また、すこぶる嬉しくなり、子供の頃を思い出した次第。

 鳶のつがいが飛び去ると同時に、100羽以上いるだろうか、ヒヨドリ軍団がスライムのように、投網のように、自由自在に形を変えながら、上空を過っていった。十数秒と僅かな時間で目視することができた。これもまた、超望遠レンズがなかったので、撮影を諦めた。

 灼熱の夏から、じわじわと涼しい秋から寒い冬へと季節が移り変わって行く。野生動物たちにとっては、食糧難のつらい時期に入る手前だが、彼らは既に季節の変化をキャッチして、厳しい季節に向けて色んな準備をしているのだろうと、勝手ながら、近場にある野生の世界を妄想したのだった。

 空は雲ひとつない、鮮やかに青一色、空気も澄んでいた。政令都市である熊本市であるが、あちらこちらに、このような自然がたくさん残っていることに「感謝!」である。

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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2015/10/7 12:00 am

そろそろ、ジビエの季節。

▼鴨胸肉とフォアグラ フランボワーズビネガー風味のソース
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 熊本ホテルキャッスル11階にあるフレンチレストラン、「トゥール・ド・シャトー」。フランス語で、天守閣という意味だ。

 時折、思い出した頃に足を運ぶ同レストランだが、「日々変化、日々進化。」する若手の料理長がいる。私のお気に入りシェフの一人でもある。

 今日は立ち寄る予定でもなく、単に小腹が空いたので、気付いたら、そのレストランのテーブルに座っていた。実は、頭の中は「壽し匠 都壽し」の握り寿司を頬張りたい気分だった。しかし、同店まで行くには電車通りを渡り、酒場通りまで行かねばならず、結局は、同ホテルのフレンチレストランへ足を向けたのだった。

 小腹が空いた程度なので、チーズの盛り合わせ程度で良かったものの、9月に一新されたメニューを眺めている内に、「鴨胸肉とフォアグラ フランボワーズビネガー風味のソース(木苺、きのこ2種、銀杏、栗、その他野菜)」が目に留まった。

 目に留まれば、当然のように、既に頭の中は握り寿司から鴨胸肉とフォアグラに入れ替わってしまった。・・・繊細なソースの仕上がりが抜群で、立体的で緻密な食材の組み合わせによるグラデーションの味わいは、料理長のレベルの高さが伺い知れる。

 よって、そのソースがあまりにも勿体無いので、パンを頼み、皿の上を綺麗に掃除するまで、舐め回すように、拘りのソースを楽しませていただいた。・・・やはり、フレンチの醍醐味は、繊細なソースなのかと・・・。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/10/6 12:58 am

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