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市房山の連山縦走の大失態・・・

▼市房山山頂(標高1721m)

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 写真上は新聞社時代、若き頃の筆者(30歳)。市房山(標高1721m)の山頂に立った時の写真である。(この写真撮影後の縦走中に災難が・・・)

 当時の水上村(熊本県球磨地方)の丸太小屋を午前8時に出発し、市房山を含む7つほどの連山を縦走し、戻ってきたのは午後4時。市房山の山頂にて昼食及び休憩した以外は、ずっと動きっぱなしの難儀な登山・・・実は、筆者にとっては、1700mを超える山々の初縦走だった。

 大失態は、縦走途中に10mとほど岩をよじ登ぼる時に起きた。垂直に聳え立つ岩に、スパイダーマンのように貼りつき、やっと岩の上のエッジに手が伸びたと思った瞬間、枝らしき感触があったので、それをギュッと掴んだのである。

 手袋を外して素手で登っていたので、枝とイメージした物が、なんと狐の糞?ではないか。指の間に、ニュルッと生暖かい物が・・・。咄嗟に左手で体を支え、右手を何度も振って、その糞をパタパタと振り落としたのだった。

 しかし、部下が岩の下方をよじ登っていたことを、完全に忘れていた筆者がいた。当然の如く、真下に糞がポロポロと落ちて行く。部下は、それを避けようとして足を滑らし、3mほどの高さから地面(土)に落ちてしまった。

 運良く、大怪我ではないが、落ちた瞬間に無理な体勢にて両手で体を支え、右手薬指の指先を痛めたようだ。後日病院へ行き、レントゲンを撮ると、右手薬指の指先の骨に、縦ヒビが入っていたことが判明した。さぞ痛かったに違いない。

 岩をよじ登るのは楽しいが、掴む前に、それが何なのかをしっかりと確認すべきであった。また、下方から登ってくる人間も確認しながら、慎重に登らなければ、二人とも滑落して大事故に繋がる可能性が高くなる。・・・猛省のしっぱなしとなった。


▼写真下はイメージ
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文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2019/12/6 01:26 am
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