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OCHIAI(宝石・めがね)II

▼作業中の落合克典さん
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 宝石・めがねの「OCHIAI」(店主:落合克典さん)に足を運んだ。

 先日、出来上がった新しいメガネの微調整とパッドの交換である。パッドの交換は、筆者が汗かきで、取材中となると、ナイアガラの滝のように噴き出すので、パッドがずれ落ちない素材にすることで、今回の交換となった。

 店主曰く、「テンプルは欧米人のように長いので、後ろで内側に巻くように微調整しています。これからは、激しく動いてもずれ落ちることはないでしょう。また、メガネは日頃からメンテナンスをしておかないと、汚れが付きます。特に私たちは、どんなに高級なメガネをされていても、まず、パッドの汚れに目が行きますね。」と。

 なるほど、オフィスに帰って、手持ちのメガネを手当たり次第にチェックすると、以前、よく使っていたものは、パッドに濁りが出ていた。古くなった車で、手入れを怠った黄ばんだライトのようである。毎日、メガネレンズ洗浄用のスプレーを掛けては拭いていたが、それだけでは、全体のクリーニングには至っていないことがよく理解できた。

 極端な話、中性洗剤でメガネ全体を洗って、水で濯ぎ、やわらかなティッシュで拭き取るのが一番良いと思われる。しかし、定期的にメガネ専門店に足を運び、超音波で隅々の汚れを浮かして、レンズを磨いてもらった方が、先ず間違はない。

 メガネは身体の一部である感覚。多くの人が、腕時計や服、宝石にはお金を掛けても、メガネは安物で十分と言う人も居る。しかし、店主の話を聞いて、メガネはそれなりに、自分の身の丈よりも少々ランク上のメガネを愛用した方が良さそうな気がしてならない。

 今回、ドイツ製のマイキータの丸メガネを拝見させて頂いた。ビートルズのジョン・レノンや、アップル元CEOのスティーブ・ジョブズが愛用していた形に近いものである。マイキータのメガネを手にすると、ほとんど重さを感じず、フェザーのようなメガネフレームだった。ドイツ人らしい、計算尽くされた中に、自由な発想を盛り込んだメガネに思えた。・・・なかなか魅力的なブランドである。

 筆者が十数年足を運んでいたメガネ専門店には悪いけれども、駐車場もなく、高額なブランド物ばかりを薦められては、正直なところ、メガネライフを楽しむような気持ちにはなれなかった。毎回、10万円を超えるメガネばかりだったので、お付き合いもこの辺で止めても宜しかろうと思い、今回、山鹿市にある「OCHIAI」に切り替えることにした。

 確かに、アラン・ミクリやテオ、レスザンヒューマン、9999、トニーセイム等、素晴らしいメガネばかりだけれども、今回のように職人気質ある店主のアドバイスがなければ、客がメガネに合わせる格好となり、納得できるメガネを入手することは不可能に近い。メガネは人のイメージを変え、人はメガネを年々変えて行く。自分自身にフィットするメガネは、手当たり次第に試着して決めるよりも、店主とじっくりと話をしていると、自然と最適なメガネが現れてくるのではなかろうか。

 蛇足ではあるけれども、カメラ撮影では裸眼が良い。しかし、視力が低下し、乱視が酷くなると、どうしてもメガネを装着してファインダーを覗く事になってしまう。だから、筆者にとって、メガネはカメラやパソコンと一体化する、最重要かつ必要不可欠なアイテムの一つとなっている。

 さて・・・今回、大胆にもブルーフレームとテンプルのメガネをゲットして、新たなメガネライフが始まった・・・。


▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/7/25 12:00 am
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