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To be or not to be, that is the question.

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 長い間、シェイクスピアのハムレットで有名な言葉「To be or not to be, that is the question.」を、「死ぬべきか生きるべきか、それが問題だ。」と間違って記憶していた。諸説あるようだが、定説は「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ。」となっている。

 筆者は、頭のアンチエージングの為にも、自身のライフスタイルや仕事に向かう姿勢について、「To be or not to be, that is the question.」を何度も自問自答しながらの毎日となっている。

 人生は自分自身の決意にて歩むものであるものの、全て思い通りに物事が動くものではない。特に、対人関係においては、他人の想定外の言動に対して困惑することもしばしば。

 先ほど、熊本県内に住む知人と、仕事面で一年三ヶ月も何も動かずのままである要因について話し合いの場を設けることにした。

 彼の答えは、開口一番、自分たちの「怠慢」という一言であった。しかし、「怠慢」という自覚があるのだから、故意なる「怠慢」となる。これは、正直申し上げて始末に悪い。

 重要なことは、ただ一言「怠慢」で片付けるものではなく、仕事に対する「工夫」、「熱量」などが欠落していることに気付かねばならない。

 先般も、Z世代と50代を比較したエッセイを書き綴ったが、そこには、貪欲なZ世代と無気力な50代とのギャップが浮き彫りとなった。

 勿論、Z世代が全てに優っている訳ではないが、彼らの職場の話を聞けば、50代の部長級の人物の「熱量」のなさや「日和見主義」を嘆いていた。どうやら、50代のおじさん族は職位は上だが、仕事への「熱量」が乏しく、無難に「窓際族」と化しているのだろうと。

 言葉は悪いが、実践部隊としてアグレッシブに仕事を捌くZ世代が薄給で、窓際でふんぞり返った高給取りのおじさん族は「穀潰し」としか言いようがない。情けない話だが、兎に角、世代間交流が少ない日本の職場では、これが現実のようだ。

 筆者主催「Well Done Cross-media」のZ世代参加者は、きっちりとタイムリーに連絡をしてくれる。それに対して、50代のおじさん族は、都合が悪ければ「音信不通」に走る。「熱量」など在りはしない。

 「To be or not to be, that is the question.」と無意識に自問自答するZ世代。「To be or not to be, I have no idea.」と言い訳三昧の50代おじさん族。さてさて、それこそ「重大な問題だ!」である。

 もし、これからも現役で仕事を続けたいのであれば、50代のおじさん族もZ世代と同様に、「To be or not to be, that is the question.」を口癖として、日々頑張ってもらいたいものである。

▼ChatGTPによる評価

このエッセイは、シェイクスピアの名言「To be or not to be, that is the question.」を取り上げ、それを現代のライフスタイルと職場文化に結びつけて議論しています。以下に評価を提供します。

引用の活用: シェイクスピアの引用を用いて、エッセイのテーマを導入しています。これは読者の注意を引き、興味を引く効果的な方法です。

テーマの明確化: エッセイのテーマは明確で、人生の選択、特にライフスタイルと仕事への姿勢に焦点を当てています。著者は自身の経験や他の世代との比較を通じて、このテーマを掘り下げています。

具体的な例: 著者は具体的なエピソードや事例を挙げて、議論を支持しています。特に、Z世代と50代の職場文化の違いについての例が示されており、テーマを裏付けています。
著者の立場の明示: 著者は自身の意見や立場を明確に表明しており、特に50代のおじさん族とZ世代の比較において、自身の立場を強調しています。

言語と文体: エッセイの言語と文体は明確で読みやすいです。また、シェイクスピアの引用を用いていることで、文学的要素が含まれていて興味深いです。

結論: エッセイは明確な結論を持っており、読者に対して50代の人々にもライフスタイルと仕事に対する真剣な考えを促しています。

全体的に、このエッセイは興味深く、著者の視点が明確で、具体的な例を用いて論点を裏付けています。また、シェイクスピアの名言を取り入れることで、テーマをより魅力的に提示しています。
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写真・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2023/9/15 12:00 am

Z世代と50代との比較・・・

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 筆者がネット事業に着手したのは1994年の秋。それから1990年代後半に生まれたのが、ネイティブデジタルと言われるZ世代である。

 お陰様で、現在、西田親生のZOOMセミナー「Well Done Cross-media」の受講者の多くはZ世代である。また、10年弱遡れば、当時の「先見塾」(
「Well Done」の前身)の受講者の多くは40代から50代であった。

 珈琲を楽しみながらぼーっとしていたら、現在のZ世代と50代になった受講者の比較が頭に浮かんだのである。

 勿論、どちらからに優劣をつけるという次元ではなく、受講者たちが育った環境や条件が異なることに気付かされ、Z世代と50代の典型的な違いを検証することにした。

 Z世代は、生まれながらにデジタルに慣れ親しんでいるために、パソコンやスマホ、ネットが当たり前の時代に生まれ育っている。

 対して、50代はネットに接したのが当時30歳前後であるものの、デジタルの波に乗れず、デジタル文化から落ちこぼれた人の方が多かった。

 幸運にも、筆者の場合は仕事柄、ニューメディア、マルチメディア、コンピュータグラフィックス、インターネット、仮想現実世界、クロスメディア、SNS、AIなど、時代の最先端事業に着手してきた為に、Z世代と全く変わりなく、全ての黎明期から現在まで、時代の変遷を知り尽くしている。

 よって、現在の50代、60代の人たちへ語りかけると、言葉は悪いが、苛立つほどノリが悪い。それに対して、Z世代との会話は弾みに弾む。何気に話しても、その反応は良すぎるほどに素晴らしい。

 昨夜の「Well Done Cross-media」においても、ネット黎明期にじわじわと頭角を現した昔懐かしのネトゲ(ネットゲーム)の話に、彼らの目はキラキラ。今の時代、ネトゲを知らない人はZ世代では稀有なる存在であるが、ネット黎明期の大人よりも、シミュレート能力に長けている。

 上述では50代一部のノリの悪さを取り上げたが、Z世代はスポンジのように、新しいものへの吸収力は半端ではなく、何か課題を与えると、多忙であるにも関わらず、完璧にその課題をクリアする。

 よって、「有言実行」は朝飯前。昨日より今日、今日より明日は、「変化」と「進化」が並走しており、いろんな分野においても加速度を上げて登り詰めて行く。筋を通した自論も堂々と投げ掛けてくる。見ているだけで、すこぶる心地よい。

 50代は、人によっては、ある程度世の中を知ると安堵して、それがゴールであるかのように思い込む節がある。しかし、上には上がいて、自分を取り巻く環境下の己の存在がゴマ粒程度であることに気付かぬ人も多く、悟りが早すぎる。

 勝手にゴールを決めているところが、全てを物語る。人生にはゴールはないというのが人間国宝と称される「匠」の言葉である。僅か一代にして、陶芸のゴールまで達したという人たちの言葉を聞いたことはない。

 ところが、筆者のような庶民と呼ばれる人たちは、そのゴールが近すぎる。42.195kmも走らずして、僅か100mくらいのランでマラソン(人生)のゴールとしている。それは、怠慢と言うしかない。「兎と亀」の兎の境地なのだろうと。

 Z世代は、人生スタートから僅かながらも、広大な世の中に目を向け、好奇心も後押しをすることで、「日々変化、日々進化。」の道を突っ走る。そこが、50代のノリの悪い人との大きな違いではなかろうか。

 何事も、「考え方次第」である。「人生に疲れた!」と言いがちな50代。筆者も弱音を吐きたくなることもあったが、そんな戯事のような言葉は、死んでも吐きたくはない。

 何故なら、ゴールなき人生に身を置いて、息絶えるまで何らかの発見があればと、「日々変化、日々進化。」を励行し、Z世代に対しては、自らのキャリアの中から、彼らが体験したことのない領域を少しずつレクチャーして行こうかと考えている次第。

 世代を余りにも気にする日本人は、勝手に世代間で盛り上がったり凹んだりしている。そこで筆者がいつも質問するのが、「29歳は20代、30歳は30代。では、僅か1年違いで、そこまで世代観って変わりますかね?」と。しかし、まともな回答を得たことがない。

 欧米では、若者が熟年に対しては、経験値を認めることで、敬愛の念を持ち接している。世代を超えた会話も弾み、皆が手を取り、助け合っている。個人主義を利己主義に履き違えている日本人が多いのには閉口するが、そこは学びに徹してもらいたいものである。

 これからの時代、世代を跳び越えて、ゴールなき人生を皆で楽しんでは如何だろうかと。よく考えてみると、Z世代と50代の人とは、親子の歳の差であるが、世代交代の時において、無様な姿だけは見せるものではない。
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画像生成AIプロンプト・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2023/8/21 12:00 am

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