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震災から2ヶ月経った熊本城(3)

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 戌亥櫓の惨状を今は見たくなかったので、左に折れて、加藤神社や宇土櫓へと足を運んだ。しかし、またもや眼前に広がってきたのは、熊本地震の爪痕ばかりだ。

 加藤神社鳥居左の狛犬は一度落ちたようで、頭部が欠けていた。同神社の左石垣もゴロゴロと転がっていた。4月14日、そして16日。この地も予想ははるかに超えた揺れがあったに違いない。

 また鳥居から出て、宇土櫓を覗いてみた。以前、「宇土櫓は、健在なり!」と記事で書いたものの、よく見ると、健全であると安直に言えない状況であった。宇土櫓は熊本城の櫓の中では、20メートルほどの石垣の上に建っている。確か、一番高い石垣であったと記憶してる。

 確かに宇土櫓は最小限の被害状況であるには違いないが、右手の塀は全て崩壊していた。ハリボテのベニヤで作られた映画のセットのように、ペチャンコとなっている。望遠を最大にセットして、宇土櫓後方に見える大天守や小天守の被害状況を見ることに・・・。

 これは色々と語るよりも、写真をそのままご覧いただければ、その被害の大きさが実寸大でお届けできるものかと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/6/18 12:00 am

震災から2ヶ月経った熊本城(2)

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 瓦礫の山と化した、十八間櫓と五間櫓。ゴロゴロと芝生を埋め尽くし、以前の姿がどうだったのか思い出せないほどの惨状である。・・・棒安坂左手前には、崩れた石垣の石たちが整然と並んでいた。いよいよ復旧に向けて、動き出したのかと、期待が膨らんだ。

 それでも、その坂を登りながら周囲を見渡せば、あらゆる石垣が歪み、膨らみ、浮き出した部分がやけに目立つのだった。あの重厚で安定した末広がりの石組みも、震度6や7に襲われると、木っ端微塵となってしまう。どれほどの力なのか、想像を絶する次第。

 茶臼山を覆い尽くす、9万年前の火砕流の堆積物。そのふわふわとした隙間だらけの不安定な地層の上に、熊本城の櫓や塀などが建っている。ミルフィーユのケーキを横から見たような、スカスカの堆積層なのだろうと・・・。

 先般、修復したばかりの泰勝寺の石垣が、完成2日後に被災し、また、崩れ去っているのを見てしまった。数ヶ月掛けて積み上げた石垣が、数ヶ月前の哀れな姿に再び戻ってしまったのだ。

 これでは、イタチごっこ。これから何十年かかるか分からないが、熊本城全体の復旧には、今後の大地震や台風対策など、十分なシミュレーションが行われない限り、泰勝寺の石垣と同じことになってしまう。実に厄介なものであるようだ。

 真夏のような炎天下。急な坂を上り詰めると、戌亥櫓(最後の写真)の可哀想な姿が眼前に現れた・・・。

 
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/6/17 12:00 am

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