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火の用心、火の用心。

fire



 寒さが募る年末にもなると、あちこちで火災発生のニュース。・・・極寒の中、炎は心の芯まで温めてくれるものだが、一つ間違ってしまうと、自分の財産も想い出も全て無くしてしまう火災の元となる。

 他界した父と、灰皿の件で何度も口論となった事があった。それは、父の自宅にある大きめの深い灰皿に、いつも燃やした跡があったのだ。どんなに本人が目の前で監視していようが、絶対に灰皿の小さな紙くずや吸い殻を燃やすなと、かなり強い口調で注意をしたのだった。

 本人はその時は「わかった、わかった!」と苦笑いをしていたが、数日後に様子を伺うと、また灰皿の中を燃やしている。・・・とうとう角が何本も生えてしまった筆者は、「お父さんに認知が始まったのかどうか分からんけれども、この家屋敷、更に何軒もの家屋敷を火事で全てを無くしても構わないと思うのならば、勝手に燃やせば良い!」と言ったのだった。

 それから数日後、また心配になり覗き込んだのだった。・・・灰皿に燃やした跡は無かったものの、庭の中央で何かを燃やした形跡があった。・・・これは筆者の推測の域を脱し得ないのだが、多分、家から出たゴミを少しでも少なくしようとしているんだろうと。台所の裏には野菜などの生ゴミで作る堆肥製造器のようなものがある。・・・高齢者の独り住まいで、その高齢者の苦肉の策であろうが・・・、どういう理由であろうが、灰皿の中身を燃やすことは許せない。

 高齢者の独り住まいが火災となり、尊い命を失う方も沢山居る。・・・ちょっとした心の緩みが、大事故、大火災に繋がるんだろうと・・・火災のニュースを見る度に、訳の分からぬ父の火遊びを思い出すのだ。・・・火を操るようになり人は進化した。しかし、このような小さな火で命を失うのは、如何なものかと・・・。

 火の用心、火の用心。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/12/10 12:43 am

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