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巣立ち前の燕・・・

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 写真の燕の巣は、5月25日に撮影したものである。民家の天井照明にうまい具合に巣を作り、そこで子育てをしているようだ。

 望遠レンズを向けると、親燕の動きが急変し、巣の周囲を何度か飛び回り、警戒しながら餌を与えに来る。燕の子供たちは、遠くから親燕が近づいてくると、顎が外れるほど口を開き、ピーピーと泣き叫ぶ。

 親燕が雛にフィーディングする時間は、あっという間。一瞬にして、雛の口に頭を突っ込み、餌を与えるのである。昼間だが、天井部は暗いので、撮影し辛いが、じっと望遠レンズを左手て支え、その瞬間をじっと待つ。

 何度も何度もシャッターを押していると、じわじわとタイミングが分かってくる。今回、初めて燕の巣の撮影を試みた訳だが、撮影後には顔面汗まみれで、サウナ状態。首に痛みを覚え、ため息つくほど疲れ果てた。

 しかし、近頃の人間は育児放棄をする親も増えていると聞くが、この燕の親子をじっと見ていると、「命」の大切さと「種の保存」を肌に感じるのであった。・・・数日前にこの燕の巣を見に行ったが、巣はもぬけの殻。既に巣立っていたようだ。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/4 01:08 am

些細なことで、不快感を与えることも!

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 些細なことで、不快感を与えることも・・・

 先般、あるレストランへ足を運んだ時のこと。奥のテーブルに席を取ったところ、あとから入って来た親子の客が、「絵本があるところが良いけどね。人が居るから、こっちに座ろう!」と、子供に言い聞かせた母親がいた。「人が居るから・・・」ということが、何の躊躇いもなく言葉に出るところに、その人の育ちの悪さや、子育て方法の間違いが露呈している。

 自分たちは客であって、子連れだから、絵本があるところの席は当然に優遇されても良いではないかと主張しているようだが、それほど絵本のある席がお気に入りであれば、「申し訳ありません。子供が絵本を読みたいので、ちょっと横にある絵本を拝見してもよろしいですか?」と切り出せば、何の問題もない。

 「人が居る」というのは、裏を返せば、本箱が遮蔽されて「邪魔」であることを言いたいのだろうし、その場所は子供のための席だよと、勝手に思い込んでいる節がある。もし、常識的に「本を拝見させてください。」となれば、「どうぞ、どうぞ!」と、喜んで席を離れてでも、子供達に本を選ばせる時間を取ることができる。

 このような些細なことでの失言。暴言までには及ばないけれども、違和感や不快感を他人に与える言葉であることが理解できていないということだ。よって、迷惑を掛けなければ、何でも良いだろうという日頃からの言動となる。物理的に迷惑を掛けたら警察が動き出す。しかし、道徳とは、迷惑の云々の前に、違和感なり不快感なりを可能なかぎり他人に与えないところが、人としての「心配り」なのである。

 その子供も、大人になれば、同じシチュエーションにて、「人が居るから、こちらに来なさい!」と注意を促し、「お客様の邪魔にならないように、こちらで静かにしておきなさい。」とは言わないだろうと思った次第。

 教科書には人間教育として詳細の定めがない「躾」や「道徳」。日頃の自分の生活がスタンダードとなっているので、それが正しいのか否かのチェックは、個人レベルでしかできない。ほとんどの人たちは、日々の暮らしに慣れ親しんでいる為に、それが、他人に違和感なり不快感なりを与えるものであるとは気づかないことになる。

 さて、保育園、幼稚園、小学校、中学校の教育の中で、「心配り」ができる人間として育てるところに、かなり力を注ぐべき時代が来たのではないか。

 ちまたでは、日本人らしい「おもてなし」の心を豪語しているけれども、「躾」や「道徳」の原点に戻り、教育レベルをしっかりと上げる努力を続けないかぎり、よき時代の日本精神文化は子供達に宿らぬことになる。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/8/24 12:00 am

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