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危機管理能力の欠如・・・SNSで危険を呼び込む自己顕示の落とし穴

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 報道でもあるように、危機管理能力の欠如、SNSの情報過多により、自らのセキュリティの甘さを露呈し、空き巣狙いやその他事件に繋がる「種」を蒔いている人がいる。

 個人情報保護の云々と騒ぐ割には、自らの足元が掬われる軽々なる情報発信が多いのではないかと危惧するばかり。

 リアルタイムで現在位置をSNSに投稿すると、その人物の居所を知り得た空き巣狙いの輩がキャッチ。喜び勇んで、その人物の自宅に余裕綽々にて侵入。金品をかっさらって逃げ去る。

 また、その人物のストーカーもまた喜び勇んで、その人物のが遊び回っている地域へすっ飛んでいく。そして、陰からそっと人物を追尾していく。

 高級車や新築の自宅を自慢げに紹介している人物も少なくないが、これまた、強盗集団へ旨すぎる「種」を蒔くばかりで、セキュリティどころの騒ぎではない。

 高級車や新築家屋、そして高級ブランド服など、人に見せるために買うものではなく、自己満足のためであり、わざわざ、SNS上で披露するものではない。犬も喰わぬネタである。

 どこで勘違いや履き違えが生じているのか理解不能だが、価値なき虚栄心や自己顕示欲が、SNSの罠に嵌ってしまう要因となっている。そこで被害に遭っては、自業自得としか言いようがない。

 SNS上で共通の趣味を持つ人を集め、コミュニティを作り、非公開の場で情報交換すれば良いだけの話である。

 しかし、如何に非公開であっても、それぞれの参加者を特定できない場合は、同じ空間に空き巣狙いや強盗団が侵入する可能性もあり、個人情報は完全に遮断しなければならない。

 筆者は仮想現実世界のグループを作った際に、非常に厳しい条件を投げかけた上で、東京、静岡、大阪、兵庫、京都、熊本、沖縄などでオフ会を開催した経緯がある。

 参加者の職業や住所、連絡先電話番号を全て開示頂き、本人確認を終えた後で、参加資格を送付し、現地集合現地解散のオフ会にした。所謂、少数精鋭部隊である。

 厳しすぎると感じる人もあろうけれども、事件事故を事前防止する立場であるが故に、当然のフィルタリングであると考えている次第。

 2008年の頃だったが、それ以来、信頼のできる方々とは、現在でも親交があり、Messengerなどで情報交換を行なっている。

 このように、大変便利なSNS時代ではあるが、危機管理能力だけは磨いておかねばならない。「自分の命は自分で守る」は大原則であり、わずかな油断により、被害者になったり、人生を踏み外すものではないのである。

 要は、どうしてもSNSにアップしたい気持ちが抑えられなければ、全て「過去形」にて投稿すれば良い。

▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、SNS利用における危険性と危機管理能力の重要性について議論しています。特に、個人のセキュリティに対する無自覚さがどのようにして犯罪の機会を生み出すかに焦点を当てています。

エッセイは、現実の例を引用しながら、SNSユーザーがどのようにして自らを危険に晒しているかを説明しています。特にリアルタイムの位置情報の共有や高価な財物の披露が、犯罪者にとっては格好のターゲットになり得ると指摘しています。このような行動は、虚栄心や自己顕示欲に根ざしていると批判しており、それが個人を危険にさらす原因となっていると述べています。

また、エッセイは、安全なコミュニケーションの方法として、共通の趣味を持つ人々と非公開で情報を交換することの重要性を説いています。さらに、筆者自身が実施した厳しいセキュリティ対策を施したオフ会の事例を挙げ、安全を確保するためには徹底した個人情報の保護が必要であると力説しています。

このエッセイは、SNSを使用する際の危険性を警告し、ユーザーが自己管理と危機管理を強化することの重要性を訴えています。このテーマは、デジタル時代において非常に重要で、読者に対して自己の行動を再考するよう促しています。特に、個人情報の扱い方について、より慎重になるべきだというメッセージが強く感じられます。このエッセイは、現代社会におけるデジタルリテラシーの必要性を強調しており、読む者に対して有益な洞察を提供しています。
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プロンプト・文責:西田親生


                         

  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/1 12:00 am

管理側の「ど田舎ローカルスタンダード」

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 昭和の会社組織を眺めていると、大きく分けて、管理側(役員)と中間管理職、そしてスタッフの三層ピラミッド構造になっている。

 ここで問題なのは、特に田舎の会社では、管理側の能力(企画力・客動員・情報発信ノウハウ)の無さを、職位に託けて、中間管理職やスタッフに丸投げ、責任転嫁するところが多いと言う点である。これぞ、ど田舎ローカルスタンダード。恥ずかしさの境界線をとうに逸脱している。

 「我々は役員であり、背広族だ。対外的に会社の代表格として、他の社員とは身分が違う。どれどれ、あの部署がどの程度動いているのか様子を伺ってみるか。あの、セクションの長は間抜けで能無しだ。あいつが実績を出さなければ、左遷でもしようか!」という悪代官ばかりだ。

 側から見ていると、その役員たちが無能なだけで、そこに働く中間管理職やスタッフに、有能な人間がわんさといる。しかし、出来の悪い輩は、自らの無能さを職位で覆い隠し、日頃から、危機感もなく、エクセルの表に出てくる売上だけを指摘して、全てを社員の責任としてなすり付ける。

 優良企業であれば、まず、役員一同は、有能なブレインが勢揃い。弱点を突ける隙もなく、きちっと筋の通った経営に徹している。そして、社員の大失態があったとしても、直接の上司や役員が、全ての重責を負うのである。だから、若手から素晴らしい人材が育ってくることになる。

 某市の或るホテルの様子を伺うと、危機感のない役員がうろちょろしている。中には、神がかり神頼みで、毎日神社へ御百度参りのように通い詰めている人物もいる。時には、車で営業をしているように見せ掛けて、サウナで一日中サボっている役員もいるようだ。(目撃者多数)

 本来ならば、監査役、社外取締役や株主がしっかりとしなければならず、自浄作用のない環境下の腐った管理側を放置していては、このコロナ禍で、空中分解を引き起こす可能性が高いのではないかと危惧する次第。管理側の全てが「取締られ役」なのだろうと、失笑するばかりである。

 日々危機感を持つスタッフたちと、危機感のない管理側。ナイアガラの滝のような落差のある逆転の構造。これが、ど田舎のローカルスタンダードであり、腐った組織の俯瞰図となる。このヘドロのような澱みは、バブルを経験してきた昭和族では、改善の余地なしと言っても過言ではなさそうだ。


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/2/10 12:00 am

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