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茶室・・・和の小宇宙

▼茶室

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 一昨日、足を運び入れた茶室。・・・本格的な茶室を訪ねたのは、何年振りだろうか。自分自身が日本人である喜びを再発見する和の空間である。

 一言で、「茶道」と言っても、たいへん奥が深い。和の文化の頂点に立つものと言っても過言ではない。「茶道」のカテゴリーだけ眺めてみても、常日頃から和文化に親しんできている我々も、知らぬことが多すぎる分野である。

 その中でも、茶室は和文化の象徴的存在でもあり、和の小宇宙として奥深さと重みを感じる時空なのだ。

 最近、頓に入り込んでしまいつつある「茶道」。正式に手習をしている訳でもないが、離れの座敷にある茶器セットなどを取り出してみては、「茶道」に関するいろいろなものを探求してみたいという気持ちが湧いてくる。

▼書籍出版事業の準備をしているところ
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2015/9/14 10:26 am

仕覆・・・これ、必見!!(2)

▼苓北町富岡で獲れた桧扇貝(ヒオウギガイ)に金箔を貼ったもの

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 一昨日取材したのは、「えん庵袋物教室」を主宰している中野八重子さん。18世紀頃・・・江戸時代の小袖などの布(きれ)を使って、ハマグリを包みこんだり、茶筒などの器などを、如何にも誂えた洋服のように包み込み飾り付ける袋物。・・・所謂、「仕覆(しふく)」である。

 当時の殿様やお姫様が着用していた、絢爛豪華な着物の布を使い、色んな器や道具を包みこんでしまう。そこに、一針、一針を刺し、その道具箱が心地良く座るように包み込むのだ。・・・中には貝殻、雛人形、そして、現代のタブレットの袋まであった。

 展示会場の中央部には、手鏡用の布を貼り付けた、変わり屏風が立ててあった。・・・中野さんによれば、その屏風の表具師さんは女性で、現在、海外で活躍していると言う。

 僅かな時間だったけれども、多種多様の袋物を拝見していると、古き良き時代の日本は・・・侘び寂びというよりも、絢爛豪華なファッション感覚を持つ、モガモボの大正ロマンの時代よりも、お洒落だったのでないかと・・・。その証拠に、武田信玄は胴着の中に、幻の染め「辻が花」を着ていたと伝えられる。現代なら、ゼニアやベルサーチ、アルマーニを、殿様がオーダーメイドで着用しているようなものだ。

 冗談はさて置き、18世紀頃の布をしっかりと見ると・・・気が遠くなるような緻密でアーティスティックな刺繍や、ヴィトンのような市松模様、ミルガイの刺繍などな・・・昔の職人たちの匠の技に感激するばかりか、とんでもない世界を垣間見たものだと・・・カルチャーショックを受けて帰途についた次第。・・・いやはや、「和の文化」は凄い!!!

※仕覆とは、大切な器を保護し裂を鑑賞する袋。


▼昔輸出用に作られた布(逆輸入版)
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▼ハマグリを布で包んだもの
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▼市松模様
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▼手鏡用の袋物布を貼り付けた、変わり屏風。
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▼江戸時代の雛人形と蓋物(中国製)
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▼紐結び(左から、笹、橘、トンボ・・・)
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▼タブレットの袋物
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  • posted by Chikao Nishida at 2015/3/2 02:18 am

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