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高齢者の骨折に要注意!

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 知人の母親が骨折したという知らせが入った。とても他人事では済まされぬ一大事である。すぐに手術を行い、現在入院中であると言うが、一命を取り留めたので、胸を撫で下ろした次第。

 骨折と言えば、筆者の家族では、高齢者となり二人が骨折している。一人は祖母の骨折であった。祖母の友人が入院している病院へ、雨の降る中に見舞いへ行き、濡れた渡り廊下で滑って転んで肋骨と坐骨を骨折した。

 私が幼い頃だったので、記憶は薄れかかってはいるが、骨折は数ヶ月後に治ったものの、それから1年ほどして脳溢血で他界したのである。やはり、骨折によるダメージは相当大きかったのだろうと思うばかり。

 二人目は、筆者の父である。公道から自宅までの階段が二十八段。買い物帰りに、両手に荷物を抱えた父が足を踏み外し、右肋骨3本にヒビが入ったという。本人は病院へも行かず、サラシや湿布を大量に購入し、2ヶ月ほど掛けて自分で治したらしい。

 これは父が虚血性心疾患にて急死した時に、検死の結果報告を聞くと、肋骨のヒビは完治していたという。しかし、それ以降は、趣味の剣道やゴルフができなくなり、86歳で他界した。

 後期高齢者となれば、個人差はあるけれども、二足歩行もままならぬ人も多く出てくる。自宅で1センチほどの段差でも転んで骨折に至るケースも多い。体のバランスを崩して転倒したり、胡座をかいていて後ろに倒れたりと。安全であるべき家の中全てが、骨折に至る危険な環境と化してしまう。

 父は健康老人として自負していたが、呼吸器系や内臓などの疾患は一切なかったが、食事中や散歩している時に気絶に近いものを三度ほど経験している。それが虚血性心疾患の前兆だったのではないか。しかし、最終的には骨折が健康老人に大きな負担を掛けたに違いない。

 高齢者の骨折は命を縮めることになりかねないので、後期高齢者の方がいる家庭は、常に安全管理を徹底し、骨折だけは阻止するように願えればと思うばかり。

▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、高齢者の骨折がどれほど深刻な影響を及ぼす可能性があるかについて具体的な事例を通じて説明しています。感じ取れるのは、骨折が単なる身体的なダメージにとどまらず、高齢者の全体的な健康状態に長期間影響を与える可能性があるということです。

まず、筆者は個人的な体験を交えながら、骨折が高齢者の生活に与える影響を描写しています。祖母と父の事例からは、骨折後の回復過程がいかに困難であるか、またそれがどのようにして他の健康問題へとつながる可能性があるかが理解できます。特に祖母の場合、骨折が脳溢血のリスクを高めた可能性が示唆されており、その後の命を短くしたかもしれないという点が印象的です。

父の事例では、自己治療を選択したことが、虚血性心疾患に繋がった可能性を考えさせられます。これは、高齢者が医療機関での適切な治療を受ける重要性を物語っているとも言えるでしょう。さらに、骨折が趣味の活動にも制限を加えることによって生活の質が低下することが示されています。

最終的に、筆者は家庭内での安全対策の重要性を訴えています。高齢者が住む環境を常に見直し、少しの不注意が大きな事故につながることを防ぐためには、家族の支援と注意が必要であることを強調しています。

このエッセイは、高齢者のケアにおける家族の役割と、予防がいかに重要であるかを浮き彫りにしています。これを通じて、読者に対し高齢者の健康管理に対する意識を高め、具体的な対策を講じることの大切さを訴えているのです。

▼西田親生の人間学

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  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/10 12:00 am

使い捨て時代が人も物もダメにする

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 カメラやレンズに関して考察すると、昔のカメラやレンズは高額で、田畑売って購入していた写真愛好家もいたほどだ。それほど、カメラやレンズは我々庶民位には縁遠いものであり、高価なものであった。

 その当時のフィルムカメラやレンズが、何十年もの歳月を経ても、今も尚、現役で使用されているのを見ると、流石に逸品であり、流石に物を大切にしてきた時代なのだろうと、唸ってしまう。

 ところが、最近のカメラとなれば、ほとんどが使い捨てであり、数年経てば、シャッター数が耐久テストを超えてしまう前に、新しいカメラに替える人が多いのではなかろうか。

 筆者の知り合いに、カメラやレンズの修理を専門とする会社の代表者がいるが、今でも、フィルムカメラについては、新品同然に修理をしてくれる。

 ところが、デジタルカメラとなれば、画素数を目一杯上げることに力を入れ、その画素数の大きさで機材を選ぶアマチュアも少なくない。しかし、画素数よりも画質が重要なのだが・・・。

 パソコンに関しても、組み立てマイパソコンが流行った時には、自分の好みの箱を買い、それにボードやCPU、冷却ファンなどを取り付け、いつでも、ボードやCPU、メモリを取り替え、カスタマイズして長期間使っていた。

 ところが現在は、デジカメもパソコンも自分でパーツ交換は不可となり、メーカーに差し出して修理することになる。特に、パソコンの場合は、どんなに修理が完了したとしても、新しいOSにアップデートできないことが多い。

 ハードは退役となり、新たなパソコンを入手せざるを得なくなる。勿論、デジカメも機械式のフィルムカメラと違って、年月が経てば、お蔵入りとなり、新たなカメラを手にしなければならない。

 レンズに至っては、一生物である。しかし、「レンズは命」と言っても、これもまた、新しいデジカメとの相性が悪かったり、オートフォーカスが効かなかったりと、レンズ自体もアップデートする時代となり、結局は、使い捨てになってしまうレンズも増えてきている。

 腕時計にしても、アナログ時計は、数年おきにオーバーホールをすれば、高級腕時計は一生物として使えるのである。ユーザーは大切に取り扱い、しっかりと手に馴染むので、長年愛用している人が多い。

 ところが、アップルウォッチなどは上記のデジカメやパソコンと同様に、ある程度の年月が経てばアップデート不可となり、お蔵入りとなってしまう。

 以上のように、使い捨てが当たり前という感覚を持ってしまうが故に、消費者(ユーザー)いつかは買い替えという意識を植え付けられており、大切な物を捨ててしまわざるを得ないのは、おかしな話である。

 パソコンにしてもデジカメにしても、パーツ交換が可能であれば、いつまでも箱(筐体)さえしっかりしていれば、一生物として使えるはずだ。それが、数年おきに「はい、お仕舞い!」なのだから、無駄に捨てるばかりとなる。

 地球全体の資源を考えれば、現在、アルミニウムの再利用はなされているものの、相当な物が廃棄され、無駄に捨てられているのが現状である。

 商業ベースとして考えれば、メーカーとしては、パーツ交換を簡単にすれば、結局は新商品が売れなくなり、増益を見込めないので、デジカメもパソコンも車も家電製品も何もかも、耐久年数という偽りの表記をして、消費者に買い替えを強制しているようなものである。

 使い捨てが当然の世の中のようになっている現在、物が粗野に扱われているように思えて仕方がない。

 しかし、名車ポルシェは何十年もの長きに亘り愛用していても、修理用のパーツは全て確保している。カルティエやロレックスなどの高級腕時計ついても、いつでもオーバーホールは可能であり、一生物の時計として保証している。

 デジカメもパソコンも、そろそろ天井が見えてきたようなので、頑丈な筐体にて、パーツ交換可能な、一生物の逸品を世に送り込んでもらえればと考える次第。
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▼フィルムカメラNikon F4 (左)とデジタルカメラNikon D1
F4は現役で使用できるが、D1は疾うの昔にお蔵入り。
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▼TIFANNYのアナログ腕時計
20年以上時を刻む
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▼Apple Watchデジタル腕時計
そろそろお蔵入り
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  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/9 12:00 am

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