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八景水谷のマリリン・モンロー

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 八景水谷といえば、白鷺遊水池とニックネームを付けたくなるほど、白鷺の独壇場である。

 白鷺は自分の縄張りを決めていて、鴨や鳩などがうろついていると、さっと縄張りに戻り、追い払う。時には、大きな両翼を広げて威嚇しながら、他の野鳥軍団の中央に降り立つこともある。

 その激しい気性と濁声から連想できぬほどの美しさは、白鷺の魅力の一つでもあるが、魚を狙う舞いは独特。鶴の舞に勝るとも劣らなぬ優雅さだ。また、春になると飾り羽が生えてきて、羽繕いをする姿をよく見かけるのである。

 今回も、岩の上にちょこんと乗って、随分長い間羽繕いに専念していた。右足は上げっぱなしで、フラミンゴのようなスタンディングポーズ。風に吹かれる純白の羽が逆光気味にうっすらと透けるところが、シャッターチャンスとなる。

 しかし、遊水池をぐるりと回って白鷺の背後に行けば、2本の真っ白な線が見えた。運動場で石灰でリレーコースを引いたようになっていて、それが糞であることを知れば、誰しも被写体として写したくないもの。よって、真紅の椿の花の撮影で、お口直しとした。


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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/3/27 12:00 am

八景水谷のカワセミ・・・

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 レーザービームのように、低空飛行をするカワセミ(ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属)。長時間、カワセミを待ち続け、三脚を立てて撮影に臨む方々も多いけれども、筆者は性格的に、偶然目の前で出逢った被写体を撮り切るのを好むので、普段、カワセミを撮影するのは皆無に近い。

 今回、いつも白鷺が陣取る枝に、何やら青い小さな点が見えたので、そろそろと近づいてみた。カワセミだ。歩きながら、カメラの設定を連写モードに切り替え、レンズをカワセミに向けた。

 カワセミは警戒心が強いので、急に近づいたり、足音を立てたり、シャッター音が大きかったりすると、さっと飛び去ってしまう。今日のカワセミも同様に、シャッターを切っていると、じわじわと他所へ飛び立つ準備をしているように見えた。もう少し近づき、大きく撮影したいと思った瞬間、案の定、飛び去った。

 くちばしの上下の色が同じものがオス、くちばし下が赤いのはメス。今回はオスのカワセミである。撮影された映像を確認すると、とても愛らしい姿をしている。三頭身に短足、体の割に頭やくちばしが大きく、愛玩動物の条件を全て満たしている。カワセミ、ルリビタキ、ハチドリなどの小さな青い鳥は、珍しくもあり魅力的な被写体である。

 ハチドリは撮影したことがないけれども、昨年、泰勝寺でルリビタキに出逢った時は、すこぶる嬉しかった。当時、超望遠レンズを持ち合わせていなかったので、しっかりと撮影できなかった。いつの日か青い鳥シリーズに挑戦してみようかと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/3/26 12:15 am

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