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　周囲の近しい人たちを見ていると、皆、正直者ばかりである。時には、挙動不審者が往来することもあるが、周囲の皆は真っ直ぐ胸張って生きている。

　社会人となって、オフィシャルでもプライベートでも、誰しも這うように辛い思いをしたことがあるはずだ。それが、悍しい人間社会と言うもの。

　よって、自分の身は自分で守る必要がある。法の無知では、洒落にならない。経営者や幹部であれば、少なくとも業務に関する法知識は必須となる。

　ビジネス上のトラブルの要因の一つ・・・唐突な「契約解除」がルール違反であること、「口約束も契約なり」が通用しない人間の存在である。

　都合が悪いと、宴の席であったので「リップサービス」と言い切る人間もいる。「言ったつもりではなかった！」と逃げる人間もいる。

　契約内容を見ずに押印し、「そんなつもりではなかった！」と、掌を返す人間もいる。「頼んだつもりはなかった！」と難癖つける人間もいる。

　これは経験談であるが、上述のような大人気ない言葉を発して逃げる人間は、大抵の場合、眼に落ち着きなく、ギョロギョロと怪しい動きをする。

　己の思考回路の異常さに気づかず、保身の為に、想定外の動きに出る。思い通りに行かねば、パニクって法律事務所へ駆け込み、事実関係を掏り替える。

　信義則など有り得ない状況にて、只々、根拠なき持論を展開し、段々と自ら墓穴を掘るベクトルにて暴走してしまう。己にとって最悪の結末となる訳だ。

　しかし、心ない人間の「罠」に嵌まるものではない。自分の身を守るためには、「MEMO」が最大の武器となり、鉄壁の「物証」を創り出す。

　もし、パワハラなどで困っている人は、日記をオススメする。いつ、どこで、誰が、どのような事・・・を、時系列にしっかりと書き留めておかねばならない。

　また、請け負った仕事について難癖がつくような可能性がある場合は、仕事の実績を「物証」として、大切に保管することをオススメする。

　「物証」無くして、難癖相手と戦うことはできない。法治国家であるが故に、正論を突き通し、己を守るには、それが賢明な戦法である訳だ。

　虚言、欺罔が存在する荒んだ世の中ではあるけれども、「正当」はしっかりと守られるべきであり、「不正」を罷り通してはならない。

　最近、腹の底から信用できる人間とは、百人に一人ほどの確率ではなかろうかと、思うばかり。大変残念なことだが、それが現実である。

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難癖を常套手段とする人間   契約解除はルール違反   不正を見抜くには法知識を身につける   メモは最強の物証   債務不履行   不正行為   欺罔   虚言   罠   詐欺  

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　あなたは、濡れ衣を着せられた事はありませんか！？心ない人物の虚言による「濡れ衣」は、気持ちも悪いし、迷惑千万。そのまま通り過ぎれば汚点になるだけで、徹底抗戦にて、「濡れ衣」だけは早期に払拭しなければならない。

　つい最近のことだが、とんでもない濡れ衣を着せられてしまった。某経営者からの頼まれ事に、毎日集中して約束事を履行してきた１年間。ところが寝耳に水の如く、「頼まれた事」が「勝手にやった事」にすり替えられていた。

　更に、頼んできた経営者は、「頼んだつもりはないし、言ったつもりもない。」と、部下たちへ吹聴して回ったと言う。事の真相を知る部下へは陰湿なメール攻撃にて異動。重要証拠を握る部下と第三者を切り離す作戦のようだ。

　更に更に、真相解説の書簡を送るも、コンプラ委員会（担当窓口）が「受取拒否」をする始末。何も悪さをしていないのであれば、堂々と書簡を受け取り、しっかりと対応するのが企業モラルではなかろうかと、首を傾げてしまう。

　新聞社を経て起業し、そろそろ３０年が経つ。過去において、自ら投函した書簡を「受取拒否」された事がないので、非常に新鮮でもあり、稚拙極まりない反応に、驚きの色を隠しきれない。それがサービス業であれば、尚更のこと。

　「濡れ衣」を着せる人間は、自分自身に疾しい事があり、失職の危険性があるからこそ、必死に「虚言」を連発するに違いない。ただ、その虚言により、どれほど周囲に迷惑を掛けるのか、その程度のシミュレートもできないのである。

　遅かれ早かれ、論理思考が狂った虚言者は、「粛清」されるのは必至。自らを「悪代官」と称する虚言者の、これまでに言い訳がましく発していた「自粛して謹慎いたします」も、同様に「虚言」に過ぎなかったことも、付記しておきたい。

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機密情報漏洩   人格欠落した経営者   濡れ衣は徹底的に払拭せよ   嘘の上に嘘の上塗り   濡れ衣を着せる輩   虚言   恐怖政治   セクハラ   パワハラ