ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » 自分磨き

やるか、否か!?

800_0997


 立ち話の中で、「真面目すぎる」と言われてしまった。この世は、いい加減な人間ばかりなので、その辺はさらっと聞き流して、別に立腹する必要はないという意見だ。筆者への思い遣りを持った警告であろうと・・・。

 しかし、ちょっと待て。いい加減な人間が多いから、多数派優位として、いい加減なグレーゾーンが正当化されるのかと、少々違和感を持った。融通が利かないような真面目とは思ってはいないが、筋を通すことだけは人として大切なことだと常々考えている。

 よって、「口約束も契約なり」で、今まで生きてきた。

 ところが、そこにリップサービス、社交辞令という言葉で、大切な約束事を灰色に塗りつぶして良いのだろうか?リップサービスや社交辞令の存在価値は何のため?と首を傾げてしまう。

 何事も、常に「やるか、否か!」。1か0である。1と思っていても動かない、0と思っていても動かない。しっかりと意思表示をすべき場面で、1と0の間に中間思考というアバウトな言葉を遣って、だらだらとすることが、はて、理想的なことなのだろうか。

 そこには人間の狡さがあると考える次第。1と言って失敗すると、責任を取らねばならぬとか・・・。0と言って動かねば、後々消極論者として批判されるとか・・・。結局、責任回避、責任転嫁を最優先として、殻に閉じこもり、自己防衛に走ってしまうだけの話である。

 「如水(水の如し)」という言葉の響きが心地よい。

 人と接するに、甘酒のようにベタベタ状態ではなく、さらりと水のように接するのが理想とされる。また、水は入れられる器によって形状は変幻自在。さらに、水は高いところから低いところに流れてゆく。・・・自然体が一番だと私は考える。

 今回、地域おこしをテーマに、いろんな策を考え、実動に至ったけれども、「真面目すぎる」という安直な言葉で言われる筋合いはない。「やるか、否か!」の時に、「やる」ためのリスクもしっかりと考えて、決断した。「否」の場合、今まで費やしてきた時間と労力が無駄になることも頭を掠めた。

 グレーゾンを好む人は、多分に、「真面目=堅苦しい」、「いい加減=気楽」という考え方だろうが、何事も真剣勝負。・・・真剣勝負は確かに真面目ではあるが、そこにはウィットあり、論戦あり、そして協調、歩み寄りありなのだ。

 日頃からリップサービス、社交辞令だけでのご挨拶をしている方に、逆にご質問したいと思う。どこに「本音」があるのだろうか。日本人の一番悪い癖は、「本音と建前」。決して、グローバルに通用するものではない。世直しをするには、「本音」は必須だが、「建前」や「腹芸」、「根回し」などは時代錯誤である。

 何か問題が生じると、前東京都知事のような集団リンチ的なことを公然と報道する。如何にも正義を貫くかのような動きであったけれども、知事の辞職直後に都議11名の2000万円の出張費が浮上している。シャレにもならない。

 マスコミもジャーナリズムをなくしてしまった。偏りすぎたイデオロギーを視聴者に強いているだけの話である。視聴率だけを意識した報道内容の犠牲になった前都知事。・・・初手から「深謝と辞意」を申し出ておけば、このように無駄な電波を使う必要もなかったろうに。

 その場合も、「やったか、否か!」である。グレーゾーンを用いるから、丸裸にされた訳で、しっかりと責任の所在を明示しておけば、週刊誌的な大騒動にならずとも、人としての美しい引き際があったのではなかろうかと・・・。

 勉学も地域おこしも、趣味も恋愛も人付き合いも・・・すべて、「やるか、否か!」なのである。


D60_2026



◎先見塾公式サイト
 http://www.senkenjyuku.com/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2016/7/1 12:00 am

先見塾熊本が開催・・・

▼マンツーマンで、試験問題の解答を行っている様子

senken1


 本日の先見塾(熊本)は、筆記試験とグルメ研究の二部構成。(昼食付き)

 試験内容は、先般行なった先見塾天草と同じもので、そう簡単ではなかったようだ。特に、英訳はイディオムを中心としており、また、熊本城に関する問題は、ロゼッタストーンBlogニュースやフェイスブックなどを読んでおかないと、なかなか正解が難しくなっている。

 ランチは、勿論、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏にて、気合の入ったシェフの料理がテーブルにサーブされた。一見、先見塾は堅苦しそうに見えるが、喫煙しても、アルコール以外であれば何を飲んでも構わない。グルメに重きをおいており、至福の極みなる料理を食しながら、ホテル文化&食文化が学べるように、工夫している。

 気楽に遊び感覚で、戦略的な発想やITノウハウなどを学ぶ先見塾。来週は、同塾熊本と天草の合同勉強会も予定している。現在、同塾博多も準備中なので、お申し込みがあれば、県外でも積極的に足を運び、講演やレクチャーを行いたいと考えている次第。


▼第1回試験問題(4ページ、制限時間 1時間)※以下写真は問題1、4ページ
senken3


senken4


▼本日のランチ(カワハギをメインにしたゴージャスなもの)
senken2


▼グルメ研究は、小冊子「如水 III」を使用
IMG_0035


senken5



◎先見塾公式サイト
 http://www.senkenjyuku.com/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2016/6/9 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp