ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » 熊本県山鹿市

奇岩『不動岩』・・・大岩石が突き立つ、不思議な光景。

fudoiwa-20221123-1


 熊本県北部に位置し、八百年の歴史ある温泉と芝居小屋 八千代座、そして古墳の街の山鹿市(人口約5万人)。筆者の生まれ故郷ながら、すこぶる魅力ある田舎として自慢している。

 市内中心部より北東方面に、周囲のなだらかな山々とは異なり、大岩石が突き立ったものが見える。それが、奇岩『不動岩』である。

 農道沿いにある金刀比羅神社鳥居から1.5km。徒歩30分ほどで、『不動岩』の大岩石の根元に到達する。

 『不動岩』の周囲は蜜柑畑。大岩石の根元には駐車場が完備され自家用車で行けるが、幅広の大型車はオススメしない。時折、カラスが蜜柑を突き食い漁ることもあり、とても空気が旨い山である。

 『不動岩』の大岩石の根本からは、空気が澄んでいる日には、南西方面に熊本市に位置する金峰山も微かに見えることもある。但し、午後を過ぎると逆光気味になるので、午前中の方が遠景を楽しめるのではなかろうか。

 一汗かいたら、山鹿市街地へ戻り『さくら湯』にでも浸かれば、この世は天国。八百年の歴史を誇る天然温泉は、思いの外、泉質が素晴らしく、九州でも一位、二位を争うほど、屈指の温泉地として人気がある。

※岩の高さは約80m、根回りは100m。

fudoiwa-20221123-2


fudoiwa-20221123-3


fudoiwa-20221123-4


fudoiwa-20221123-5


fudoiwa-20221123-6


fudoiwa-20221123-7


fudoiwa-20221123-8


fudoiwa-20221123-9



             

  • posted by Chikao Nishida at 2022/11/23 12:00 am

山鹿豊前街道絵巻(壱)・・・有働自轉車

a-bikeshop


 800年の歴史を誇る湯の町・山鹿市(熊本県)。江戸時代からこの地のメインストリートとして栄えた豊前街道が通っている。その菊池川寄りに『有働自轉車』という大きな看板が目に入ったので、訪ねてみることに。

 同店は、90年の歴史ある山鹿名物の自転車屋さんである。初めてお会いしたにも関わらず、ウェルカムの状態にて、お茶やお菓子をご馳走になり、山鹿市内やその周辺について話が尽きず、数時間お邪魔してしまった。

 今回は、『有働自轉車』連載の初回となるが、先ずは、店内の奥にとてもレアなる『ママチャリ』が見えたので、そのご紹介をしたい。

 写真下が、昭和の香り一杯のレアなる『ママチャリ』だ。左ハンドル側にベルがあり、小さな回転式のダイナモ(発電機)と豆電球が装着された前照灯が付いている。聞けば、60年くらい昔の『ママチャリ』だと言う。

 現代の自転車はピンキリだが、この当時の『ママチャリ』としては、ゴージャスなものであったに違いない。フレームに書かれたメーカー名を見ると、『Kawamura High Stainless Cycle』とある。

 聞き覚えがないので、Googleで調べてみると、『カワムラサイクル公式サイト』が抽出された。現在は、福祉に力を入れ、多種多様な車椅子の製造販売を行っているようである。しかし、同社が60年近く前に製造した『ママチャリ』が、この湯の町・山鹿の同店片隅に現役でいるのには驚いた。

 流石に『ものづくり日本』と言われるように、60年近く昔の『ママチャリ』のギラギラ光り輝く金属部分が何とも言えない。ベルは錆もなく、これまたギラギラと黒光り。ベルの手前レバーをスライドすると、チリン♪チリン♪と、可愛い音を奏でてくれた。

 この『ママチャリ』の周囲をぐるぐる回りながら眺めていると、何とも懐かしい自転車特有のダイナモが気になって堪らない。ダイナモは、手動で左斜めに倒し、自転車を走らせると、ダイナモ上部が回転し発電する仕掛けとなっており、発電された電気で前照灯の豆電球がフワッと灯るのである。

 ブレーキも、ハンドル両脇に太めの金棒が突き出ている。下り坂をこの『ママチャリ』で走りながらブレーキを掛けると、キ〜キ〜キ〜♪と鳥肌が立つような摩擦音が聞こえて来るに違いない。

 サドルは女性用なので横広く、その下には結構太めのバネが取り付けてあった。タイヤは流石に劣化気味にて、ひび割れが目立つが、中はチューブ式なので、平均的な体重の方であれば、安全に乗れそうだ。

 とてもレアなる『ママチャリ』を拝見させてもらい、すこぶる楽しかった。値段がいくらだったのか聞き忘れたが、当時の自転車はかなり高級高額であったと考えられる。勿論、現代の自転車でも100万円を超えるパーツ組み立て式のものもあるので、昔も良いお値段であったろうと。

 次回の『有働自轉車』第二弾は、年末の餅つきの様子を予定している。

▼有働自轉車(有働サイクル)
〒861-0501 熊本県山鹿市山鹿1777
TEL 0968-43-2417

bike2022-13


bike2022-14


bike2022-5


bike2022-3


bike2022-6


bike2022-16


bike2022-9


bike2022-10


mochitsuki200171225-2



▼記事のPDFファイル無料ダウンロード
https://www.dandl.co.jp/club/2022udo-cycle.pdfLink

2022udo-cycle-1


2022udo-cycle-2


----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/17 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp