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至福のフカヒレ姿煮・・・

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 写真上は、フカヒレ姿煮湯麺(熊本ホテルキャッスル 四川料理 桃花源)である。今にも丼の中に飛び込み、フカヒレをリスのように頬張りたい気持ちになってしまう。艶といい、ボリュームといい、濃厚で優しい極上のフカヒレであることが分かる。

 写真下は、上のフカヒレを遥かに超える、フロリダ産の弩級フカヒレ姿煮。繊維の細やかさといい、上下唇がくっつくほどの瀞みに驚いたことを思い出す。筆者の中国料理の履歴の中で、同ホテル元総料理長の善家繁氏作のフカヒレ姿煮は群を抜いている。

 あくまでも私見ではあるが、同氏の右手に出るシェフはいないほど、その料理の繊細さ、国内における四川料理の歴史を刻むと言っても過言ではない。更に、同氏が手掛けた国内最後の「満漢全席」は、筆者の食文化の情熱に火を付けたのだった。


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文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2019/7/29 02:48 pm

虎の生殖器の写真・・・

▼虎の生殖器の乾物
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 2004年に、国内最後の満漢全席を主催したことがあった。振り返れば、15年も時が経った訳だが、つい昨日のように当時の宴の様子が浮かび上がって来る。当時、熊本ホテルキャッスルの常務取締役兼総料理長の善家繁さんから声が掛かり、間髪を容れず、主催を決めた。

 その他食材については、熊の掌、フロリダ産の高級フカヒレ、子豚、アラ、大きな干し鮑、虎の生殖器、血燕などなど、珍味のオンパレードとなった。中でも、超大型の干し鮑はほとんど入手できないほど希少価値の高いものであった。

 熊の掌については、その調理法を学びたいと、東京や北海道からシェフが数名訪れ、毛を毟り、爪を取り去り、骨を抜き、煮崩れをしないように骨の替りにグリーンアスパラを挿入し、8時間ほど煮込んだものだった。

 前置きが長くなったが、今年の1月にテレビ東京番組「巷の噺」にて、筆者保有の虎の生殖器の写真を使いたいとの打診があり、快く応じた。数年前のTBS番組「クリームシチューの満漢全席」に続き、テレビ番組で使用されるのは二回目となる。撮影して15年ほど経つので、画質は大したものではないが、データ管理が悪く、この1枚しか残っていないので、慌ててクラウドに保管した次第。

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  • posted by Chikao Nishida at 2019/3/18 02:45 am

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