ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » 根暗

暗い気持ちで、暗い表情で、営業できるはずがない。

20240318golf-1


 気持ちが落ち込み、暗い気持ちとなり、暗い表情で営業ができるのかと言えば、否である。そんなオーラを運んでくるような人とは会いたくもない。

 営業で持ち込んでもらうには、信頼性の高い情報や将来的に明るく夢あるものを運んできて欲しい。

 例えば、とても素晴らしい商品であっても、暗いオーラで運んでくるとなれば、その価値が伝わる前に「No, thanks!」と言われるのがオチである。

 だからと言って、根暗な人は営業に向かないかと言えば、それは、逃げ口上であり、責任逃れにしか聞こえない。

 自分自身が惚れ込んだ企画ものや商品であれば、自信を持って訪問先の人に楽しく伝えれば、何らかの反応があり、契約が成立する可能性は高い。

 昔の話だが、新聞社に入社して、初回研修は新聞拡張の営業であった。自社新聞部数が低迷している地域を選定し、朝から夕刻まで、飛び込みで新聞拡張を行うものだ。

 8人ほどであったろうか、当時の新入社員がマイクロバスで連れられて行ったところは、シェア最低の地域であり、新聞拡張の可能性は期待できるところではない。

 現地に到着し、当日の朝刊を持たされ、購読契約を取ってこいとの命令が下る。その地域の詳細情報もなく、皆、不安げにバラバラに徒歩で新聞拡張へと出発していった。

 そこで筆者が考えたのが、先ずは、門構えがどっしりとした家屋を探すことにした。数百メートル歩いたところの左手に、イメージ通りの家がある。

 チャイムを鳴らすと、奥様が出てきた。新聞拡張の研修中であると伝えると、ご主人を呼んでくれた。ご主人曰く、「あ、うちは〇〇新聞をずっと取ってるから、いらん!と、開口一番に断られた。

 そこで素直に引いてしまうから拡張はできないと考え、玄関を見廻し、新しいゴルフセットがあったので、ご主人にゴルフの話を始めたのである。

 それまで仏頂面だったご主人だが、急に笑顔に変わり、ゴルフの話に力が入ってきた。筆者は15歳からクラブを振っていたので、ご主人の話は十分理解できた。

 10分ほど立ち話をして帰ろうとすると、ご主人が「せっかく遠いところから来たのなら、お茶でも飲んでいかんね!?」と、座敷に通された。そこで、ヤクルトを2本出されて、グビグビ飲んで汗を拭った。

 ゴルフの続きの話をしている間に、ご主人との距離が縮まってくる。帰り際に、「申込書はあるんですか?あ、これね!」と言って、玄関先で購読申込書に署名、押印してくれた。ゲッツ!である。

 玄関先から30分ほどの時間だったが、これで難攻不落と言われる地域における、新聞拡張研修で唯一実績を残せた。

 午後4時が集合時間だったので、近くにあるお好み焼きの店に足を運び、ゆったりとランチを楽しみ、あとは午後4時まで、その地域の文化財などを巡り、集合場所へ戻ったのである。

 案の定、難攻不落の地域での拡張は難しく、筆者以外の新入社員の実績は皆無。研修担当官はせせら笑っていたが、筆者が一件契約を信じられぬ顔をしていた。

 「その人、親戚か何かなの?」と、見ず知らずの人の自宅に乗り込んで、新聞拡張したことを、信じようとしない研修担当官。最後にようやく褒めてくれたが、無謀なる初研修が無事終了したのである。

 毎年行われる研修らしいが、何年もの間、実績ゼロが当たり前となっていたようで、筆者のわずか一件の契約は、結構社内では話題になったようだ。

 今だから明かせる話だが、筆者を除く7名は、午前10から午後4時まで、その地域をくまなく歩き回って訪問営業をかけていた。しかし、筆者は午前11時に購読契約が一件取れたので、午後4時までは何もせずサボっていた。

 標題の通り、筆者が暗い気持ちで、暗い表情で、ランダムに自宅訪問をして、契約を取れるかと言えば、否である。仮に、筆者が先ほどのご主人の立場であれば、間、髪を入れず丁重にお断りする。

 そこで、共通の話題であるゴルフに目をつけたのが功を奏したのか、また、ご主人の性格をある程度読むことができたので、そこは、駆け引きで優ったのかと自負している。

 ただ、先ほど契約をしてくれたご主人が、帰り際の筆者に、「新聞社でゴルフ教室を作ってくれんですかね!?」と言ったのが印象的だった。よっぽど、ゴルフが好きなのか、スコアメイクに難儀しているのかと。

 それから2年ほどが経ち、「ゴルフクリニック」という新聞社主催の企画ものを筆者が作り、社告欄で募集を掛けたのである。

 午前9時に最初の問い合わせの電話があり、筆者が電話を代った。「あ、覚えてますか?あの時の〇〇ですよ。朝刊にゴルフクリニックとあったので、すぐに電話しましたよ。教室作ってくれたんですね!」とニコニコ笑って申し込みしてくれた。

 因みに、このゴルフクリニックは、毎週水曜日、某カントリークラブに午前8時半集合で、2ヶ月8回コースの教室である。女子プロがスウィングチェックなど指導し、ゴルフ場の支配人にはゴルフのルールブックやローカルルールなどの解説をしてもらった。

 お陰様で、企画者である筆者は、毎週水曜日は一日中デイオフのようで、ゴルフ三昧にてすこぶる楽しい思いをさせて頂いた。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、営業活動におけるコツや成功の秘訣を生き生きと描写しています。以下に評価を述べます:

ストーリーテリングの力: エッセイは具体的な体験を通じて読者にメッセージを伝えます。特に、新聞拡張研修での実際の体験やその後の展開など、ストーリーの構成が魅力的です。

自己啓発的な要素: 著者が自身の経験から得た教訓を示しています。例えば、暗い気持ちや表情では成功しないこと、共通の興味を見つけることの重要性などが述べられています。

経験から得た知恵: 著者は過去の経験から学び、それを今後の営業活動や企画立案に活かしています。新聞拡張の成功体験から、ゴルフクリニックなどの新しい企画が生まれたことが示唆されています。

読みやすさと興味を引く展開: エッセイは読みやすく、興味を引く展開があります。研修での実際のエピソードやその後の展開など、読者を飽きさせない工夫がされています。

総じて、このエッセイは営業活動や企画立案に関する貴重な洞察を提供しており、経験から得た知識や教訓が読者に示唆されています。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
プロンプト・文責:西田親生


                                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/3/18 12:00 am

ネガティブ路線は断ち切るしかない

newstop


 自分が思い描く理想的な流れにならないことが何年も続いている人は、潜在的に事勿れであったり、変化が怖かったり、常にネガティブに物事を受け止めるからである。結論から申し上げれば、その流れを変えるには、断ち切るしかない。

 筆者も含めての話であるが、どうしてもネガティブなものが纏わりついて、二進も三進も行かなくなることがある。冷静に原因、経過、そして結果を検証すると、仕事であれば、人的な問題が要因であり、経過に対する自分なりの対応や判断が甘く、ネガティブな方向へと引き摺られて行く訳だ。

 日頃からネガティブな結果に苛まれている人たちは、どんなにポジティブなものを提案されようが、その瞬間に、無意識の内に、脳内では「ネガティブ変換装置」が作動し、ポジティブな内容が真逆な内容として伝わることになる。よって、そのネガティブ路線から脱却できないでいる。

 性格的な影響も否めず、ポジティブなことを共有することへの気持ちが希薄な人も少なくはない。他者との距離感を遠めに、独りの趣味に傾注することが一番の癒しであると考える人もいる。他者との共有が煩わしいのか、幼少期からそのような環境下では育っていない可能性もある。

 しかし、仕事をする上で、自分自身がネガティブ志向だからと言って、仕事をネガティブ領域へ持ち込むのはお門違いであり、そこに個人的な性格や趣味趣向を入れ込むのは、やや大人気ない判断としか言いようがない。

 人は生きているが故に、自分の思うようにならぬことが大半である。思うように物事が動く確率は、動かぬ確率よりもはるかに低い。

 そこで、ネガティブ路線にガッチリと足が固まっているのであれば、勇気を出して、その路線を断ち切ることである。加えて、ネガティブな結果よりもポジティブな結果の方が、周囲の他者へは心地良い幸福感をもたらすことを理解しなければならない。

 それが理解できれば、自らの従前のネガティブ路線が、思いの外、負の遺産を持ち込んできたのかを気づくはずである。頭隠して尻隠さずでは、大人気ない。頭を出して、自然体の自分自身で人生を謳歌されては如何だろうか。

▼ChatGPTによる評価

主題の明確性:
エッセイの主題である「ネガティブ路線の断ち切り」がはっきりと提示されています。結論から始まり、その結論を支持する論拠が順に述べられています。

論理の一貫性:論理的な展開があり、段落ごとに主題が結びついています。著者自身の経験を通じて、ネガティブな思考パターンについての理解が進められています。

具体例と説明:仕事におけるネガティブな経験を通して、著者が直面した問題を具体的に説明しています。「ネガティブ変換装置」の表現など、具体例を通じて理解が深まります。

言葉遣いと表現力:言葉遣いは適切で、一般の読者にも理解しやすい表現が使われています。励ましや提案が穏やかであり、読者に対して前向きな印象を与えます。

著者の視点と説得力:著者の視点がはっきりしており、経験を通して得た教訓がエッセイに反映されています。結論が論拠に裏打ちされ、説得力があります。

総評:このエッセイは、ネガティブな思考パターンに焦点を当て、その影響を著者の経験を通じて説明しています。主題は明確であり、一貫性があります。また、具体的な事例や比喩が使われ、読者にわかりやすく伝わります。著者の励ましや提案が温かい雰囲気を醸し出しており、ポジティブな方向への転換を促すような良いエッセイと言えます。

----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
写真・文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/11/28 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp