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何とも言えぬ幸せそうな顔!

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 楽しい晩餐会の終盤に、英国からの友人へ、京都の知人からの贈り物を差し上げた。目の前で開封して欲しいと言うと、三人が嬉しそうに各々のプレゼントの袋を開き始めた。何とも言えぬ幸せそうな顔を見ると、こちら方がより幸せな気分になってしまう。

 十数年ぶりの再会だったが、今回の晩餐会は、お互いに思い出に残る至福の極みとなったに違いない。そろそろ帰国の途につく頃だが、次回は、こちらから英国を訪れ、元気な友人家族の顔を見たいと・・・プラン開始だ!

 日本文化にすこぶる関心を持ってくれる海外の方々は、一つ一つのリアクションが違う。日本は世界に誇る歴史と伝統、そして奥深い文化の香りと大自然に包まれた国だが、気づいていないのは、もしかすると我々日本人だけなのかも知れない。

 
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  • posted by Chikao Nishida at 2018/4/9 08:05 pm

仕覆・・・これ、必見!!(2)

▼苓北町富岡で獲れた桧扇貝(ヒオウギガイ)に金箔を貼ったもの

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 一昨日取材したのは、「えん庵袋物教室」を主宰している中野八重子さん。18世紀頃・・・江戸時代の小袖などの布(きれ)を使って、ハマグリを包みこんだり、茶筒などの器などを、如何にも誂えた洋服のように包み込み飾り付ける袋物。・・・所謂、「仕覆(しふく)」である。

 当時の殿様やお姫様が着用していた、絢爛豪華な着物の布を使い、色んな器や道具を包みこんでしまう。そこに、一針、一針を刺し、その道具箱が心地良く座るように包み込むのだ。・・・中には貝殻、雛人形、そして、現代のタブレットの袋まであった。

 展示会場の中央部には、手鏡用の布を貼り付けた、変わり屏風が立ててあった。・・・中野さんによれば、その屏風の表具師さんは女性で、現在、海外で活躍していると言う。

 僅かな時間だったけれども、多種多様の袋物を拝見していると、古き良き時代の日本は・・・侘び寂びというよりも、絢爛豪華なファッション感覚を持つ、モガモボの大正ロマンの時代よりも、お洒落だったのでないかと・・・。その証拠に、武田信玄は胴着の中に、幻の染め「辻が花」を着ていたと伝えられる。現代なら、ゼニアやベルサーチ、アルマーニを、殿様がオーダーメイドで着用しているようなものだ。

 冗談はさて置き、18世紀頃の布をしっかりと見ると・・・気が遠くなるような緻密でアーティスティックな刺繍や、ヴィトンのような市松模様、ミルガイの刺繍などな・・・昔の職人たちの匠の技に感激するばかりか、とんでもない世界を垣間見たものだと・・・カルチャーショックを受けて帰途についた次第。・・・いやはや、「和の文化」は凄い!!!

※仕覆とは、大切な器を保護し裂を鑑賞する袋。


▼昔輸出用に作られた布(逆輸入版)
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▼ハマグリを布で包んだもの
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▼市松模様
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▼手鏡用の袋物布を貼り付けた、変わり屏風。
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▼江戸時代の雛人形と蓋物(中国製)
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▼紐結び(左から、笹、橘、トンボ・・・)
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▼タブレットの袋物
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  • posted by Chikao Nishida at 2015/3/2 02:18 am

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