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新型コロナウイルス感染に歯止めを!!!

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 現在、日々急増しつつある新型コロナウイルス感染者。従来のように、単なる呼び掛けでは、致死をもたらすウイルスの危険性を国民に伝えることは不可能だ。増えたり減ったり平行線だったり、感染者数の表やグラフを見せたとしても、「危機管理能力」に欠ける人たちは馬耳東風となるだけの話。

 会社や施設で感染者が出た場合を考えてみよう。危機管理システムがしっかりしている会社や施設では、Mindnodeのようなアプリを使用し、感染発生確認時点で、緻密な相関図を作成し、原因追及を行い、あらゆる角度から感染経路や他の感染可能性について徹底的にシミュレートしている。

 陽性となった人を調査する上で、「犯人捜し」を得意とし、隠蔽ありきの調査方法では、感染者が正直に感染経路について自己申告することはあり得ない。よって、皆の命を救う為に、感染者を責めるのではなく、「命の危険性」を皆で共有し、総力を挙げて感染経路解明に向けて動かねばならない。

 これを経営陣のみの共有情報として閉ざしていると、社員へ「不安」、「不信」を提供するだけで、何の解決にも至らず、万が一、クラスターでも生じようものなら、その会社や施設のみならず、node(結び目)の枝がメデューサの頭(蛇)のように複雑に伸び、他の施設にとっても脅威となり、信頼を失墜してしまう。

 最近危惧しているのは、ワクチンを接種すると感染しないと思い込んでいる人が結構多い事である。ワクチンを接種したとしても、感染しないという保障は皆無。民間療法感覚にて、油断してあちこちを徘徊していると、nodeが更に伸びて行き、鼠算に拍車が掛かり、感染者激増に歯止めが効かなくなる。

 子供たちでも理解できる「数の論理」。しかし、それが理解もシミュレートもできない、稚拙で無知な大人が多いから、感染者数激減の期待はできない。会社でクラスターが生じれば、自動的に、帰宅後の家族への感染が懸念される。もし、子どもが感染すれば、更に日々通う学校での感染の危険性が生じることになる。

 感染した社員が、感染を知らずして出向先で仕事をすれば、これもまた、出向先のスタッフやアルバイトにどんどん感染して行くことになるのだが、そのシミュレーションもできない会社役員や施設担当者が多いことに驚くばかりである。冒頭に言う、高度な「危機管理能力」の必要性を自覚してもらいたいものだ。

 レストランでも同じことが言える。行政からの指導があるにも関わらず、マスクレスのルール違反に対して注意を促すことができな施設が圧倒的に多い。「言ったら、二度と来ないと怒る客がいるので!」と言い訳をするが、そんな客は二度と来なくても、その施設にとってはネガティブ要因にはなり得ない。

 そんな客を放置しているから、クラスターが生じることになり、注意喚起をできなければ、ルールを厳守するお客に対して、すこぶる非礼な接遇となる。結果的に、ルールを守る上客が激減し、同時に客の質が低くなり、店内の雰囲気も売り上げも最低レベルへと落ち込んでしまう。

 筆者は、上述のような「危機管理能力」に欠ける行為を「蛮行」と呼ぶ。「ワクチン接種している若者を送り込むから大丈夫!」と思い込む知恵の無さには閉口するばかり。では、「重篤に陥らない若者だから、ウイルスに感染しないのか!?」と物申したい。更に、PCR検査で陰性であっても、その時点で「陰性」である訳で、数日後に「陽性」となる場合も多々あることを、頭に入れておいて欲しいものである。

 万が一、新型コロナウイルス感染者が社内で出た場合、公的施設として閉鎖せず、強行オープンするのであれば、そこに携わるスタッフ全員のPCR検査を徹底すべきである。それは、皆の命を守ることになるのだから・・・。


▼免疫力を付ける為に、バランスの良い食事を!!!
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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/9 12:00 am

利己主義者が國を滅ぼす・・・

▼鞠智城跡(国指定史跡)

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 久しぶりに、山鹿市から菊池市に跨る鞠智城跡へ足を運んだ。約1300年前の古城が復元されており、広大な敷地を散策していると、そこは古代へワープするパワースポットのように思えてならない。

 歩いている内に、頭を過ったのは、最近の新型コロナウイルス(デルタ株)感染の脅威であった。ファインダーを覗いて、被写体に集中していても、頭の中のどこかで「不安」だったり「憤り」だったりが増幅して来るのだ。

 感染の首謀者として浮上するのが、利己主義者の存在である。人命を尊び、モラルある行動を採れる人は、感染の仕組みを十分理解しており、原因結果のシミュレートができる人である。ところが、この利己主義者たちは真逆を走る。

 鞠智城跡へ行く途中に立ち寄った八景水谷公園。家族連れが多く、携帯ボムボートや魚掬いの網などを何本も持ち込み、湧水池へ向かう家族が殆どだ。「釣り禁止」、「遊泳禁止」が看板に明記してあるにも関わらず、湧水池の所有者のような顔をしての登場だ。

 夏休みで、避暑地として同園を選ぶのは勝手であるが、公共のルールは厳守すべきである。何故できないのかを子供たちに教えてやる必要がある。親が揃ってルールを破るならば、背中を見て育つ子供たちも、大人になって同じ愚行を繰り返す。

 個人主義を履き違えて、利己主義を正当化し、周囲に迷惑を掛ける人たち。第二次世界大戦当時のヒトラーもムッソリーニも東條英機も、エゴイズムの塊だ。思い通りに世の中を動かそうとする、狂人ばかりである。だから、國が滅びてしまった。

 新型コロナウイルス感染についても、このような利己主義者が屯して規律を乱すから、感染拡大が止まらない。政府が、自治体が優しい言葉を遣って啓発していることに、耳を傾けぬ者ばかり。我が国が崩壊しても構わないと思っているのだろうと・・・。

 熊本県内でも、クラスターがあちこちで発生している。「東京オリンピックのお祭りが許されており、自粛強制ではないし、罰則もないのだから、皆で遊びまわってどこが悪い!飲んでも、俺たちの勝手だろ!」程度の民度低き人間の屁理屈である。

 毒ガスや細菌兵器で、尊い人命を虫けら以下に扱い、実験を楽しんでいる政治屋や科学者がわんさと居る。狂人が1トン爆弾を背負って、その辺を徘徊しているようなものである。歴史は繰り返され、利己主義者が急増すればするほど、國が滅び行く。

 今回のように、國を憂う気持ちが高ぶったことは、久しぶりであるが、本気で、國を救い、人命を救いたいのであれば、感染拡大に繋がる蛮行は全て取り止めるべきである。僅か数杯のビールを飲まなくても餓死することはないが、感染したら死ぬ可能性が大となる。

 宴会好きの人の気持ちも分からないではない。ただ、利己主義者が減ることもなく、どんどん増えるばかりとなれば、コロナ禍が収束することは絶対にない。永久的に、感染したら隔離、隔離されたら不自由な生活を余儀なくされ、死者が増えて行く・・・。

 気づきのない人は、出世もしないが、良き友人にも恵まれず、民度の低きところを露呈して、赤恥をかいたまま最期を迎えるに違いない。愚行、蛮行の繰り返しばかりでは、住み心地の良い国での共存共栄なんぞ、夢のまた夢となってしまう。

 このコロナ禍の時期であるからこそ、我が国を、更に、世界を救うために、一人一人が真摯に聞く耳を持ち、モラルを重視し、人生における恥ずべき愚行、蛮行に気付くべき時ではなかろうかと。
 


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  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/7 12:00 am

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