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中華料理 八仙閣・・・気の毒なほどに、リーズナブルな人気店。

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▼過去記事より引用

 博多の中国料理で名門中の名門と言えば、『八仙閣本店』。月間1万人を超えるお客が食を楽しみ、全国各地に多くのファンを持つ老舗である。

 本日は、ホテルオークラ福岡 広東料理 桃花林の料理長より紹介を受け、取材することになった。サーブされた料理は、以下の通り。ゴージャスな料理の数々が、目の前のテーブルに並べられた。
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<秋田県産森岳『じゅんさい』入り冷製>
涼しげな『じゅんさい』を使った料理。酸味の効いたタレに浮いた『じゅんさい』の食感は、シャキシャキ&トゥルントゥルンと食欲をそそられる。

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<クラゲときゅうり 生春巻き>
食感を楽しむ料理のようだ。上等のクラゲときゅうりの食感合わせ技。スッキリ感が心地良い。
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<うなぎのテリーヌ>
見た目に、鰻の煮凝りのようだが、透明なゼリーに鰻を詰め込んだ、絶品テリーヌ。椎茸と筍の食感が堪らない。
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<焼豚と落花生>
ビールのつまみに最高。落花生は、台湾料理や中国東北地方遼寧省の料理に良く出されるもので、これもまた食欲をそそる。
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<漬物>
食感楽しく、箸休み。
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<チーズのサーモン巻き>
お酒が進む、つまみ感覚の料理。25年ものの老酒を呑みたくなった。
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<鮑とゴーヤ>
贅沢な料理だが、中国料理を何百種類も食べているものの、ゴーヤとの組み合わせは初体験。すこぶる、夏を感じさせられた。
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<フカヒレの姿煮きのこ添え>
すこぶる贅沢な料理である。ふかひれも柔らかく食感よろしく、スープはとても優しい味わいとなっている。
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<アフリカ伊勢海老の四川ソース青菜添え>
アフリカ伊勢海老は初めてだ。やや細身で肉質は柔らかく、さっぱり目の味だ。国産伊勢海老と比べると、足の形状が異なっているようだ。
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<北京ダック>
中国料理の代表格、北京ダック。ダックの皮の部分だけを食べるという実に贅沢な食べ方であるが、台北やその他海外の中国料理店に行くと、皮だけを薄く剥がさず、肉が結構付いている。
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<海鮮三種広東風強火いため>
中国料理の命は「火力」。鉄鍋から炎が立ち上がり、食材が一瞬で調理される。強力な火力で炒められた料理は、とても香ばしく美味である。
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<鱈場蟹(たらばがに)と白身魚の蒸しもの>
目の前に鱈場蟹の足がある。大好物なので、しっかりと味わいながら食ことに。
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<八仙閣オリジナルスープ麺>
麺とスープだけでサーブするには、相当自信があるのだろうと。このスープ麺は、癖になってしまった。
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<デザート 季節のフルーツ盛り合わせ>
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【八仙閣オフィシャルWEBサイト】
https://8000.co.jpLink

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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/20 12:00 am

料理写真は、全て記憶に残る。・・・瞬間的に香りや食感、味、そして笑顔を思い出す。

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▼西田親生の『極上グルメ百選』(※複写転載は厳禁)
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 時折、取材した料理写真の整理をしながら、気に入った写真を適当に選び、『極上グルメ百選』にまとめることがある。

 左上から右へと進むと、1)ザ・リッツ・カールトン東京 『日本料理ひのきざか』の鉄板焼の野菜、2)同じく蝦夷鮑、3)同じく蝦夷鮑の料理、4)熊本ホテルキャッスル 四川料理 桃花源の乾燥アワビのステーキなどと、何処の誰が使った食材で、どのような料理だったかを直ぐに思い出す。

 人間の記憶とは、その時の『美味』の刺激の度合いによって左右されるのかと勝手に思っているが、今では食すことができない料理は、懐かしくもあり、再現して欲しくもあり。

 食すことができない料理とは、料理人が現役を退いた場合、入手できなくなった食材の場合、料理人が他界された場合などが要因となるが、久しぶりに上の『極上グルメ百選』を眺めていると、一瞬にして、当時の会話の流れや、食材の食感、料理の風味などが、一気に頭の中を駆け巡る。

 それが強烈なものとなれば、香りまで脳内を占領してしまい、マウスウォーターが出て、お腹がグルグルと鳴き出してしまうのである。所謂、自業自得なる『食テロ』である。

 この『極上料理百選』の中では、何と言っても、最後の段を埋め尽くす、熊本ホテルキャッスル 四川料理 桃花源、当時の総料理長 善家繁氏が創り出した『満漢全席』であろうか。クライアントさんへのご招待という形式をとったゴージャスな宴であった。熊本県内で、僅か10人のみが食したという、それも、善家繁氏現役最後の超レア料理となっている。

 勿論、上の料理の中で、今でも食せるものは沢山ある。吉兆東京の『鰻重』、札幌の氷雪の門の『タラバ蟹』+『毛蟹』+『花咲蟹』、沖縄那覇の『サーターアンダギー』、ホテルオークラ 広東料理 桃花林の薬膳『壺蒸しスープ』、滋賀県栗東市の『鮒寿司』、熊本ホテルキャッスル トゥール・ド・シャトーのアイスクリーム『ベイクド・アラスカ』などなど。

 しかし、全ての料理人の方々には大変失礼な話だが、「こんなに豪華な料理を沢山食べて来て、一番美味しい料理は何?」と問われると、大切な人と一緒に食す『おにぎり!』と答えてしまう。(鼻の下は伸ばしていない)

 誠に、申し訳ない。

▼脇宮盛久料理長監修の『辛子明太子』のおにぎり(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)
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写真・文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2022/9/18 12:00 am

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