ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » 大鷺

青鷺の日光浴ポーズ

800_4103


 八景水谷公園(熊本市)では、今年の冬場から春にかけて、大鷺、中鷺、小鷺、青鷺、五位鷺の5種を撮影したことになる。夏場になると、鷺たちの姿が激減し、どうしても我々から距離をおいて、高い木々の木陰で昼間じっとしている事が多い。

 取材を終えて、帰る間際にたまたま青鷺の姿を見る事ができた。今まで見てきた青鷺は他の白鷺よりも魚獲りがとても下手であった。今日の青鷺は、以前見かけたものよりずっとやせ細っている。もしかすると、一日中、何度も魚獲りをしては失敗しているような、元気のない青鷺。レンズを向けると、急に、こちらを向いて、妙な動きを始めたのである。

 写真3枚目の通り、初めてみるポーズである。後から調べてみると、そのポーズは日光浴をしている姿らしいが、その顔がとんでもなく滑稽だったので、パシャリと1枚撮ってみた。ズームしたのが写真4枚目のもの。こちらを向いて、口を開いて舌を出し、威嚇しているかのようだが、とても頭が良さそうには見えない。それが、逆に可愛いのだろうと。

 今回は、70mm-200mmの望遠レンズしか持参していなかったので、もっと大きな姿で捉えたかったのであるが、「日光浴ポーズ」だけで今日の取材は大満足となり、その場を立ち去った。・・・その青鷺・・・日が沈むまで、また水面を覗いては、何度も下手な魚獲りに挑戦するのだろうか!?


800_4105


800_4129


aosagi


800_4136



◎先見塾公式サイト
 http://www.senkenjyuku.com/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2016/8/17 12:00 am

野鳥の警戒心とその表情

800_3553


 山鹿市鹿本町の水辺プラザ付近を車で通過中に、田んぼにたくさんのアマサギが屯しているのを発見。少々狭い枝道を左折、静かに車を近づけていった。

 600mmのスーパーズームレンズを持参しているので、車窓を開けて、運転席からダイレクトに撮影することにした。ドアを静かに開け、車外に出て歩いて近くには無謀すぎる。野鳥の警戒心はすこぶる強く、人に慣れているような八景水谷公園でさえも、ムクドリだと10mほどに近づけば、さっと飛び立つ。雀なんぞ、それより警戒心は強く素早い。

 今まで鷺を撮影する中で、アオサギやゴイサギがかなり至近距離でも逃げなかったこともあるが、段々と小さな鳥になればなるほど、それに近く許容範囲は、半径20mほどではなかろうかと・・・。

 案の定、鷺の中でも小さなアマサギは、想定外に過敏である。写真下のように、既に、車内から向けられたスーパーズームレンズに気づいている1羽がいた。それまで、何の変化もなく、数羽がそれぞれに餌を突いたり、枝を咥えたりしていたものが、じわじわと時間差で遠ざかる準備をしているのだ。

 車中のレンズの存在に気づいた1羽。横顔が可愛いので、アマサギと言えば、さっと撮影していた筆者だったが、流石に、真正面から見るアマサギは、恐竜の子孫のように怖い顔をしている。写真の整理中に、一瞬吹き出してしまうほど、その表情が豹変するのである。

 震災から3ヶ月、雨天が続き水害に見舞われている熊本県地方だが、熊本市内の公園などでは見掛けられないアマサギに、レンズの前玉が曇っているのに気づかないほど夢中になってしまった次第。

 
800_3554-1


800_3554-2


800_3558


800_3570


800_3573


800_3578



◎ロゼッタストーン公式ポータルサイト
 http://www.dandl.co.jp/Link

                         

  • posted by Chikao Nishida at 2016/7/17 12:45 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp