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Nikon党として最後まで続けるか、Leicaの世界に入るか!?

cameras2022


 幼い頃は、父のカメラを眺めていて、触れたくても触れられない。モノクロフィルムを現像している部屋には入れてくれない。貸してくれるのは、ミノルタの小さなフィルムカメラだけだった。

 父は、Leica党であり、モノクローム大好きで、現像機まで買い込み、現像室まで作ってしまった。当時、部屋の中から薄暗いが赤い電球がチラチラ見えたことを思い出す。

 社会人となり、初めてフィルムカメラを購入しようと物色していたが、Leicaの値札を見て腰を抜かし、NikonとCanonを比べ、結局、Nikonのフィルムカメラを購入することにした。

 それから現在に至るまで、Nikon党として、ずっとNikonのカメラを取材のお伴としている。

 途中、何度か浮気をして、Canon E0S 5D Mark IIを1台、Leicaのコンパクトカメラを3台ほどゲットしたことがあった。結局、起業後はNikon F4に始まり、それからNikon D1、D800、D800E、Df、D600、D750、D500、D850、Z7と、日々の取材のお伴をしてくれた。

 レンズは、それぞれに癖もあり、Nikkor、Sigma、Tamron、そしてCarl Zeissなど20本ほど揃えていた。しかし、現在は壊れたり間引きしたりで、10本程度しか残っていない。

 カメラで一番のお気に入りは、Dfであった。残念ながら、その愛機も壊れてしまい、修理費を見積もってもらったところ、十九万円ほど掛かると言うので、修理を断念した。今や、Dfは中古市場で値段が上がり、すごいことになっている。勿体無いことをしたものだ。

 D800は結構使いこなしたカメラで、Dfの次に好きなカメラだったが、これもまたミラー部分など複雑に故障し、シャッターが下りなくなった。これもまたDfと同様に修理費が高いので、今では飾り物になっている。

 Nikonで撮影した写真で気に入っているのは、独特な緑色の美しさである。勿論、レンズの特性によって左右されるので、一概には言えないが、花々の描写は素晴らしいと、自分なりに感じている。

 「どんなカメラが欲しい?」と聞かれれば、諄いようだがNikon Dfであろうか。「どんなレンズが欲しい?」と聞かれれば、24mm-105mmのズームレンズと、俗称お姉ちゃんレンズの85mmレンズである。

※姉ちゃんレンズ=女性の人物像を撮影するのに、美人に撮れるレンズ。85mmは歪みが少なく、ある程度の離れた距離にて撮影するので、モデルとなる人物に圧が掛からず、自然な表情が撮影できるレンズ。

 撮影するのは大好きだが、撮影されるのは苦手である。最近、季節柄、素敵な被写体を見つけるのに苦労していたけれども、『お散歩カメラ』にて、遭遇の一瞬間を撮影するのは堪らない。

 ただ、シャッタ一つにしても、気が散って粗雑に扱うと、微妙にシャッターブレを起こし、折角の写真がダメダメになるので、最近、初心に戻り、しっかりとカメラやレンズを支え、一つ一つを丁寧に撮影するように心掛けている次第。

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写真・文責:西田親生

                               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/6 12:00 am

時代とともに、カメラも腕も進化!?

▼2003年撮影(ベネチア/LEICAコンデジ)
2003


 日頃から写真の整理はしているつもりでも、10年分ともなると、なかなか一挙にできるものではない。

 今回は、2003年頃から現在までの写真の中で、重複しているものや、似通ったものなどの中から不要なものを整理しながら、ランダムに、その年に撮影した写真を抜粋した次第。

 写真上は、11年ほど前にイタリア縦断(ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、ピサ、ローマ、アンツィオ・・)した時に、ベネチアでゴンドラの上から撮影したものだ。流石に11年前となると、画素も小さく、色彩も浅い感じを受ける。しかし、これまた流石にドイツ製のLEICAのコンデジである。思ったよりもイタリアのイメージが出ているようだ。

▼2008年撮影(京都/LEICA2代目コンデジ)

2008


 2枚目の写真は、同じくLEICAの2代目のコンデジを使って、京都散策の時に撮影したデザートである。接写に弱いLEICAだったが、色彩はいい感じである。若干、周囲がガラス張りで、あちらこちらからムラのある逆光が射し込んで来たようで、撮影しやすかったとは言えない。

▼2010年撮影(博多/CANON EOS 5D MARK II)
2010


 3枚目の写真は、2010年のものだ。2009年の年末に購入したCANON EOS 5D MARK IIでの撮影。本体もレンズも結構な値段(40万円ほど)だったので、大切に大切に使ったことを思い出す。このカメラは、正直言って、現在でも立派に通用する一眼レフカメラである。二千数百万画素でフルサイズという、当時では向かうところ敵なしで、プロカメラマンも使っているものだ。

▼2014年撮影(熊本/NIKON Df)
2014


 最後の写真は、2014年。つい最近、熊本ホテルキャッスルにて撮影した料理である。分厚いステーキと周囲の野菜の彩りを優しく捉えてみた。最新鋭のNIKON Df(昨年11月に入手)を使用し、接写に強いマクロレンズNIKKOR 60mmを装着してみた。

 今回、何を申し上げたかったのかと言うと、筆者も熟年に達した男性。単なる「おじさん」であるが、カメラの進化に伴い、何とか腕の方も、手前味噌になるが、少しずつ進化していると自負している。

 カメラという趣味は一生モノと言うけれども、まさしく、筆者が更に歳を重ねて老人となろうが、それでもスキルを上げて行ける楽しみがあるのだろうと・・・。カメラは、その仕様や役割、そしてレンズとの相性などが理解できるようになると、ぐんとスキルが上がる時期がある。普通の人は、その手前で諦めるから、写真が上手く撮れないと止めてしまうのである。

 諦めない!諦めない!・・・熟年男性が日々進化できるのだから、誰だって、上手くなるはずなのだ!!!


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  • posted by Chikao Nishida at 2014/12/4 04:46 am

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