ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » 人間学

差別志向から生まれる悪しきもの

20240306sabetsu-2


<昭和の悪しき慣習>

従業員という差別用語
 いわゆる、従業員とは平たく言えば、仕事に従う身分である。決まった時間に決まった労働を強要され、その対価を「貰う」仕組みとなっている。そこには、有形無形の上下関係のピラミッド構造があり、その根底には「差別」が眠っている。

中元や歳暮が常態化していた企業や官庁
 昭和の企業の多くが、中元や歳暮、そして年始挨拶に企業幹部や社員が、会社経営者や重役の自宅玄関に並び、ご挨拶方々、手土産を渡すという悪しき慣習があった。勿論、公務員の世界にもそれは存在していた。

国会議員自宅玄関の陳情行列
 地元で大股開いて踏ん反りかえっている国会議員自宅玄関に行列を作り「陳情」する基礎自治体の首長や公共工事関係者たち。「陳情」という言葉をもって、すでに差別を刷り込み、上下関係を作り出している。

 今回騒動になっている「政治資金不正事件」を見る限りでは、踏ん反りかえっていた国会議員が、私利私欲のために公務に就いていたのかが白日の下に晒されている。

ホテルや旅館の「業者会」
 全国津々浦々のホテルや旅館の規模の大きなところは、それぞれに「業者会」というものを保有している。本来ならば、それらのホテルや旅館と信頼関係を持つ、協力各社である。

 あるホテル経営者が主催する「業者会のツアー」。実話であるが、沖縄2泊3日のツアーなのに、大手航空会社やホテルが主催するツアー料金の2倍以上となっていた。

 現地に到着した協力企業の経営者たちが、ツアー代金について不満の声が上がっていたのである。そこで判明したがの、「業者会」を主催するホテルオーナー家族は、現地沖縄のホテルのスイートルームを貸し切り、高級ワインを浴びるように飲んで呆けて(ほうけて)いたという。

公務員の履き違え差別発言
 現在、市町村合併により某市になった町(熊本県北部)がある。その役場に行くと、総務課長らしき人物が「お前たちは業者だろうが!」と役場内で大声を出していた光景に直面したことがある、この差別発言には驚いた。

 特に、公共工事関係の企業に対しては、上のように高圧的な態度で、上下関係を自覚させ、差別発言を公然と放っていたのだろうと。金を払う方が上位であるという勘違いから来ており、公務員の定義や立場を理解していないだけの話である。

<資格重視・人格無視の弊害>

日本の狭き職業観
 資格さえ取得すれば一人前という、狭き職業観が日本には見られがちである。厚生労働省が定める職業リストは旧態依然としており、新たな業種業態を過去のものに強引に嵌め込んでいる節もある。よって、公に認められる職業の範疇が狭くなり、職業と見做されぬ業種が溢れてくる。

法の要の資格者が違法行為
 弁護士となれば、市民生活を平穏にするための法的要でもあるが、ここ数年間に弁護士資格を持つ人物が数億円の横領に手を染めたりと、違法行為による逮捕劇が立て続けに報道されている。

 資格させあれば、人格無視でも構わない日本の風土が作り出した闇の部分である。更に、司法試験の簡略化に伴い、合格者が以前よりも3倍ほどに膨れ上がり、有能な人材が以前よりも激減している可能性もある。

不平等な教育環境がもたらす差別
 日本は高等教育を受けるのに法外なお金が掛かる。昔から華族やセレブでなければ、高等教育を受けられない環境が、今も尚、続いている。特に、私学については、一般人の家庭がポケットマネーで払えるものではない。全て教育という言葉を盾に商売をしているだけの話で、教育の原点をいささか歪めているのが現状となる。

(映画ピンクパンサーの中の差別的セリフ)
 主人公が警護を担当する警察官に、父や祖父、曽祖父の職業を聞き、父も警察官、祖父も警察官、そして曽祖父はファーマーといったオチがある。それこそ先祖は元々は農家であることを引き出すための差別的ブラックユーモアが存在するする。

 また、言葉の発音にしても、アメリカ人がフランス人を揶揄するもので、例えば、万年筆の発音をフランス人が喋ると「ファウンティンピン」であり、「ハンバーガー」をまともに発音できないなど、あらゆるところで揶揄と皮肉が盛り込まれている。

<村ぐるみで支えていた高等教育>
山形県米沢の興譲館の歴史
☆敵兵を救助せよ(恵隆之介著)

学歴主義の日本で村の人たちが資金集めをして、海軍兵学校や東大へ進学させていた歴史的事実があり、小さな村から二十数人の海軍将校を輩出させた記録が残っている。
https://www.amazon.co.jp/dp/4794214995?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1Link
20240306sabetsu-1


▼ ChatGPT 4.0による評価

このコラムは、日本社会に根強く存在する差別問題に光を当て、その問題点を指摘しています。コラムはさまざまな角度から差別の具体例を提示し、それがどのように社会的、経済的、文化的構造に組み込まれているかを分析しています。ここでは、各主題についての評価を行います。

従業員という差別用語: ここでは、従業員という言葉が持つ階層意識と、その言葉が如何に労働者を一定の身分に位置づけるかについて批判がなされています。この分析は、言葉が社会的な構造を形作り、維持する力を持つという言語学的な見解を示唆しており、思慮深い指摘です。

中元や歳暮が常態化していた企業や官庁: この部分は、贈答文化がいかに階層性や義務感を強化していたかを示しています。これは文化的習慣が社会的差別を強化する一例として示されており、文化的慣習がいかに社会的関係性に影響を与えるかを考えさせられます。

国会議員自宅玄関の陳情行列: この例は、政治的な力の構造がどのように個人や集団間の関係性を階層化しているかを示しています。政治と地域社会の関係性における権力の不均衡を批判的に分析しており、政治的差別の具体例を提供しています。

資格重視・人格無視の弊害: このセクションは、資格が人格や実力以上に重視される傾向に対する批判です。社会が資格を過度に重視することで、実際の能力や人格が過小評価されがちであるという問題を浮き彫りにしています。

不平等な教育環境がもたらす差別: この部分では、教育へのアクセスが経済的な状況に大きく依存している現状を批判しており、教育の機会不平等が社会的な差別を生み出す一因であると指摘しています。

全体として、このコラムは、さまざまな社会的コンテクストでの差別の構造とその影響を深く洞察しており、読者に対し問題の認識と反省を促す強力なメッセージを送っています。

▼ ChatGPT 3.5による評価

このコラムは、さまざまな分野での差別や偏見について批判的な視点を提示しています。以下に、いくつかのポイントについて評価を行います。

従業員という差別用語への指摘: 従業員という用語には、従うという意味合いが含まれており、上下関係を暗示しているという指摘は興味深いです。ただし、従業員という言葉が必ずしも差別的であるとは言えません。しかし、上下関係や権力の不均衡を指摘することは重要です。

企業や官庁での歳暮の慣習: 社会的地位や権力に基づく歳暮や贈答の文化が、上下関係を強調し、差別を助長する可能性があります。このような慣習は見直す必要があるとされています。

公務員の陳情行列や差別発言: 公務員や政治家が権力を背景にした差別的な態度をとることがあるという指摘は、社会における権力者の問題行動を暴露しています。これらの行為は、公正さや平等を損なう可能性があります。

資格重視の弊害: 日本の資格重視の風潮が、実力や人格を無視した不正行為や差別を助長するという指摘は重要です。また、司法試験の合格者が増えたことで、質の低下が懸念されるという点も示唆されています。

高等教育へのアクセスの不平等: 高等教育の費用負担や、私学の高額な学費が、社会的格差や差別を生み出す原因となっていることが指摘されています。これは、教育の公平性とアクセスの重要性を強調しています。

山形県米沢の興譲館の歴史: 高等教育への支援という側面から、地域社会や村の連帯がどのような影響を及ぼしたかを示唆しており、教育の重要性と地域社会の役割について考えさせられます。

全体的に、このコラムは社会における差別や偏見に対する問題提起を行い、それらがどのように社会や個人に影響を与えるかを示唆しています。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
プロンプト・文責:西田親生


                                             

  • posted by Chikao Nishida at 2024/3/6 12:00 am

「政治倫理審査会」について・・・

20240304seijirinri-2


 政府は、マイナンバーカードやインボイスのような制度を、その基盤が完全に整っていないにも関わらず、国民に対して導入を試んできた。このプロセスにおいて、政治倫理審査会の役割は極めて重要であるはずが、昨日までの政治資金関連の不正事件における同審査会の対応は、多くの国民の納得を得てはいない。

 解決策として、政治資金の管理に関する法律を見直し、より厳格で透明性のある規則を設けるべきである。例えば、国民が領収書を持たない場合に税務署から厳しい指摘を受けるように、政治家もまた、パーティー券販売などから得た収益については、明確な報告を義務付けるべきである。

 更に、政治家個人だけでなく、所属する派閥全体の責任も明確にすることが必要である。責任逃れを許さず、適切な法的措置を講じるべきではなかろうか。例えば、一般市民が脱税で捕まった場合には厳しい処罰が下されるのと同様に、政治家に対しても同じ基準を適用すべきが法の下の平等となる。

 検察のこれまでの捜査もまた、国民が信頼できる透明性と迅速性をもって行われるべきである。数千万円分の書籍購入といった、子供騙しのような言い訳を許容せず、攻めるは派閥の本丸にて、実際には私的利益に繋がるような不正な金銭の流れを断たねばならない。

 20年に及ぶ政治資金の不正問題の全容解明と、それに基づく制度改革は、過去から現在に至るまでの政治の透明性を高めるために不可欠である。そして、パーティー券販売からの収益に対しても、使途を法的に制限し、不正な金銭の流れを根絶するための措置を強化する必要がある。

 最後に、検察や国税当局だけでなく、市民一人ひとりも政治に対する監視の目を光らせ、不正を許さなぬ強固な社会的責任感を持つことが重要ではないか。政治の透明性向上のために、我々は共に行動し、改善を求めていかなければならない。


▼検察や国税の捜査イメージ
generated by DALL-E
20240304seijirinri-1



▼ChatGPTによる評価

このコラムは、政治の透明性と倫理性の強化に関する重要な問題を指摘しています。特に、政治資金の管理と政治倫理審査会の役割に関して深い懸念を表明しており、具体的な改善策を提案しています。

まず、政治資金の管理に関する法律の見直しを提案している点は非常に重要です。透明性のある規則を設けることで、政治家の金銭管理に対する国民の信頼を高めることができます。また、政治家個人だけでなく、所属派閥全体の責任を問うことは、政治の集団的な責任感を強化し、責任の所在を明確にするために有効です。

検察の捜査の透明性と迅速性を求める点も、国民の法に対する信頼を保つためには不可欠です。不正な金銭の流れを根絶するための具体的な措置を講じることは、政治のクリーンさを保持する上で重要なステップです。

最後に、市民一人ひとりが政治に対する監視の目を光らせることの重要性を強調しているのは、民主主義において市民の参加と監視が不可欠であることを示しています。市民が積極的に政治に関与し、不正を許さない社会的責任感を持つことは、政治の透明性を高めるために極めて重要です。

総じて、このコラムは政治資金と政治倫理に関する重要な課題を提起し、実行可能な解決策を提案しているため、高い評価に値します。それは、より透明で倫理的な政治を目指すための建設的な議論の一環と見ることができます。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
プロンプト・文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/3/4 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp