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野鳥オオバンのアルビノ

▼オオバンのアルビノ
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 浮島(熊本県嘉島町)の湧水池に、真っ白なオオバンのアルビノ(突然変異)が飛来していた。

 オオバン と言えば、体は真っ黒で、目が赤く、くちばしと額が白という、ちょっと強面の野鳥である。兎に角、足がでかい。足を見ると、恐竜の子孫であると誰しも思うほどである。

 ところが、今回遭遇した真っ白なオオバン 。遠目で見ると人面鳥のように見えて、とても大人しそうである。英語では鳴き声から名前を「coot」と呼ぶ。日頃は、潜りが上手なオオバン が採ってきた水草を、ヒドリガモなどが横取りするくらいだから、シェアの心を持った生真面目な鳥なのだろうと。

 浮島は熊本県内でも湧水池として有名なところ。この湧水池には、多くの野鳥たちが飛来するので、野鳥観察には最高の場所と言える。ただ、遊水池が八景水谷と比較して広いので、望遠鏡持参で野鳥観察されることをお勧めする次第。


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▼オオバン
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  • posted by Chikao Nishida at 2019/1/17 12:00 am

負けず嫌いのカイツブリ・・・

▼浮島のカイツブリ
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 「ピリュルルルルルルルルル・・・♪」と独特な鳴き声のカイツブリ。体はちっこいが、その声は池全体に放射状に鳴り響く。すこぶる気が強く、自分よりでかい鳥などが来ても、危険と感じれば、攻撃に転ずるほどである。

 ここは熊本県嘉島町にある浮島湧水池。バン、オオバン 、ヒドリガモ、マガモ、ヨシガモ、カワウ、シラサギ、アオサギなど、多くの鳥たちとの共存の場であり、互いにテリトリーはあるものの、カイツブリが激昂するところを見たことはない。

 オオバン やバンが潜って水草をハムハムしていると、横からヒドリガモたちが横取りに来る。この諍いのパターンはしばしば見られ、バンたちがいないと、鴨も潜って水草を食いちぎる。何となくコソ泥のようなヒドリガモなので、筆者的には好きになれない。

 今日のカイツブリはとてもアクティブだった。更に、普段は間近で見ることができないのだが、釣り人が一人も居ないので、結構手前まで来たのだろうと。それでも直ぐに潜り、ペンギンのように水中を泳ぐので、あっという間に、十数メートル先に浮上する。追いかけるにはちょいと大変な被写体でもある。

 カイツブリの動きを見ているだけで楽しいものだが、目つきや風貌を見ると、ちょっとチビマフィア的で滑稽な鳥に見えて仕方がない。


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▼浮島のカワウ
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  • posted by Chikao Nishida at 2019/1/8 12:00 am

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