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ヌマガエルの目・・・

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 今までヤマアカガエルと思っていたら、どうもヌマガエルのようだ。以前、熊本県北部で撮影した、苔の上に構えるヌマガエル。久しぶりに写真の整理をしていて、ピョンと飛び出て来た1枚。

 実際、「触ってみろ!」と言われると、何となくヌルヌルしているようで、素手で触れたくはない。しかし、顔つきを見ていると、大人しそうで、すこぶる可愛さだけが伝わってくる。

 静かに、じわじわと90mmのマクロレンズを寄せて行くと、ピタッと止まって、こちらの様子を伺っている。すぐにも逃げそうではないが、その瞬間の写真をトリミングし、眼球に写っているものを確かめてみた。

 思った通り、筆者自身が写っていたようである。背中に細い白線があるヌマガエル。近寄ると、皮膚は恐竜みたいに凹凸が多い。両生類の代表者であるカエルだが、なかなか味わいのある小動物だと再確認した次第。

 ふと、カエルに関する言葉を思い浮かべてみた。昔の電報などで「アスカエル」や、故事ことわざでは「井の中の蛙大海を知らず」、「蛙鳴蝉噪」、「蛙の子は蛙」、「蛙の面に水」などなど、いろんな比喩的表現が残されている。

 「金は天下の回り物」の世の中であれば良いものをと、要らぬ言葉も浮かんで来た。・・・回れば、きっと自分のところへ蛙に違いない。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/11/27 02:00 am

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