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小さなBARを訪ねて・・・

coffee



 昨日、豪華焼肉店に招待され、その流れで、久し振りに夜のパトロールへ。・・・勿論、夜の倶楽部活動ではないが、男二人、夜のパトロール最後に店は、何と筆者のサテライトオフィスから直ぐ目と鼻の先にある、小さなBARだった。

 日頃から何度も目にした「」の字の看板。「和酒Bar K.MIYAMOTO」という店に入ったのだった。細い道沿いにポツンと民家を改造したBARで、中を覗くと、小洒落なカウンターとテーブル席が1つ。既に、3人の男性客がテーブル席で語り合っていた。

 カウンター席に着くや否や、我々は珈琲を頼んだ。しかし、珈琲は客が可愛い手動のミルを使ってコーヒー豆を挽かねばならない。「DO IT YOURSELF !」って事だ。友人が豆を挽き、筆者はフラットな紙フィルターを折りたたんで(折り紙の要領)、ドリップ珈琲の準備完了。・・・ちなみに、その豆は、マスターの知人がキリマンジャロ登頂成功の手土産で貰った珈琲豆らしい。

 カウンター周囲は真っ暗で、小さなダウンライトが数本、テーブルの表面を照らしているだけだ。このBARは、酒を浴びるような癖の悪い酔っ払いが集う処ではなさそうで、なかなか居心地良い感じを受けた。

 マスターと話し込んでいると、急に30年前の私の記憶が紐解かれ行った。その頃、筆者は新聞社に勤務しており、当時、筆者が企画したものへ、「OK」の一つ返事をしてくれた地場大手企業の会社員だったことを思い出した。その企業のお陰で、筆者は全国コンピュータメーカーの全国講師をする事になり(新聞社の許可を得て)、軽井沢プリンスホテル全国大会、東京の銀座や虎ノ門パストラル、京都、滋賀、佐賀、長崎、熊本などで開催された講演会の講師として招聘されたのだ。当時、筆者がまだ若輩者で28歳の頃の話・・・。

 思い起こすと、ざっと4分の1世紀が過ぎた事への懐かしさと、当時怖いもの知らずで、全国あちこち走り回った頃の自分自身を思い出したのだった。実に素敵な想い出だ。・・・当時、色々と世話をして頂いた方々の話をすると、今は皆リタイアされていて、60代半ばから80代後半となっている。・・・マスターとの会話の中で、いやはや、時の経つのは矢の如しだと、しみじみと感じた。・・・本当に感謝しなければならない方々は、会話に出てきた、現在会えない人ばかりなのかと、自分自身の非礼振りに少々苛立ちを持ってしまった。

 人は大変世話になった方には、その時、ピンポイントで深く感謝の意を表しているには違いない。しかし、時間が経てば経つほど、疎遠となった方々へは、なかなか連絡も取れず、勝手に想い出の箱の中に仕舞い込んでしまうのかも知れない。実に非礼極まりない事である。・・・今の時代を流れるように生きていれば良いという考えるならば、実に気が楽な話だが、どう考えても、どう思い起こしても、良心の呵責に苛まれてしまった筆者であった。

 しかし、この夜は・・・同店のマスターの自然体で且つ丁重な言葉の響きが、印象深かった。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/10/9 08:47 pm

「焼肉 すどう」で舌鼓。

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 昨日、台風24号接近を横目に、某社社長から「焼肉 すどう」に招待された。

 なかなか熊本県内には「旨い!」と言える焼肉に出会ったことがなかったが、以前から同店の良い評判も聞いており、たまたま、日頃通っている熊本ホテルキャッスル1階より、ダイレクトに見ていた店でもある。

 メニューは特別注文らしく、色んな極上牛の部位を料理長が選んで、部位毎の食べ比べを楽しんだ。新潟出身の研究熱心な若手料理人だが、奥さんは筆者の故郷と隣町のしゃきしゃきした爽やかな人物で、お二人が放つオーラがが心地良かった。

 感想はと言えば・・・肉のレベルが高く、テーブルで炭火焼きをする白煙が全て天上へと吸い込まれ、衣服に臭いが纏わり付く事が全くなかった点が、実に印象的であった。

 最後に、同店オリジナルのスープカレーもサーブされ、大食いではなく、極上の美味しいものを少しずつ楽しめるという、大人の焼肉店として、是非お薦めしたい。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/10/9 01:22 am

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